映画・テレビ

映画 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」感想

平日の夕方の回ですけどお客さんそこそこ入っていて、2週間の上映だったのが延長されたのもうなずけます。やっぱりマイケル・ジャクソンはカリスマですね。最近はスキャンダルのゴシップしか聞かなくて、お笑いのネタのような扱いでしたけど、エンターテイナーとしてのMJの凄さが伝わってくる映画でした。

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かなり音楽中心でまとめられていたので私はよかったと思います。むしろ、途中ではさまれるダンサーやスタッフのインタービューなかった方がもっと曲のテンポに乗れるのに、とか思ってしまいました。逆にもっと舞台裏を見たい!と思った方にはもの足りないかもしれませんね。

白のスーツがカッコいいSmooth Criminalや、映像技術の進歩でダークさを増したThriller、大自然の美しさに心が洗われるEarth Song(だと思う、あまり曲名覚えていなくて)など、実際のライブで映し出される映像もクオリティが高く、ステージアクションも大掛かりで、かかっている曲も耳にした事のある曲が多くてやはりMJは偉大だなぁと感じさせられました。BadとかThey don't care about usとか好きな曲が流れると体が動いてしまいます。

精力的に演出の指示を出すMJの姿を見ていると、本当にお亡くなりになったのか、とまで思えてしまうぐらいエネルギッシュなんですよね。Man in the mirrorが終わって、エンドロールが始まりThis is itがかかる頃にはなんというか泣けてきました。こんな映像を見せられて、彼が亡くなったなんて信じられません。

音楽が好きなら観に行って損のない映画ですが、映画館で出るとき女の子2人組が「途中で寝てた」「Thrillerくらいしか知らないでしょ」とかいう会話しているのを聞いて多少はMJの曲を知らないと楽しめないかも、とも思いました。

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映画 「サマーウォーズ」感想

サマーウォーズを見てしまいました。またアニメ映画です。いや、実写では最近見たいと思うものがなくて。で、感想なんですが、なんと言うかすごくハリウッド的なのですね。そりゃ、舞台は日本の古い旧家で、本家の分家のというような大家族の家であったり、要所要所で花札がもちいられてたりと表面上は日本的ですが、物語の展開が日本映画ではないのです。

サマーウォーズ オリジナル・サウンドトラック

すべての情報管理をオズというヴァーチャルな世界に依存するという近未来が一応舞台です。そのOZがシステムダウンしその元凶に立ち向かっていく、一つ解決したらまた難題が発生し、最終的にはそれに打ち勝つという展開。辛いことや、悲しいことを有難がる日本人的マインドは其処にはありません。もちろん作中辛いこと、悲しいことは起こります。しかしそれを乗り越え、仲間と協力して強敵を乗り越えるところに喜びを見出すという感じで、見終わった後ヤッターと叫びたくなる、元気になれる映画です。

個人的には『時をかける少女』の方が好きですが、アニメにしては大作的な作品をこうも堂々と作り上げる細田守監督の手腕はどうやら本物のようですね。

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映画 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」感想

この映画の売りは、やはりハリー・ロン、そしてハーマイオニー達にまた会える!です。6作目の今回はストーリーが非常にまとまっていて見やすかったと思います。シリーズの中でも一番わかりやすいのではないでしょうか。

その分原作ファンには物足りないところがあったかもしれませんし、映画ファンには、次回作のつなぎかよ!と残念に思われた方もおられるかも。次回作のハリー・ポッター 死の秘宝 前編・後編とあわせて、最終章3部作の1部目として見たらよくまとまっていて見やすいという感じ。

 映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』オリジナル・サウンドトラック

やっぱりハリー・ポッターのメインテーマが流れるとワクワクしてきます。で、私は原作読んでいるはずなんですけどほとんど覚えていないsweat01今回のキーパーソン、スラグホーン教授?誰だっけ状態で、鳥頭な私には意外と楽しめました。私は原作読んだとき、今回のタイトルである謎のプリンス(邦題。作中では半純潔のプリンス)は誰なんだということで頭がいっぱいだったもので、この教授に関してはすっかり抜け落ちていた模様。このスラグホーン教授のが握っている秘密にヴォルデモート卿攻略の鍵がありそうで、それを探索するところに物語の焦点が絞られたつくりになっています。

もう一つの焦点がドラコ・マルフォイの動きですね。ヴォルデモート卿からある使命を託されます。宣伝でもあるとおりホグワーツは恋の季節到来なのですが、それがドラコの悶々として沈んだ表情を浮き立たせてくれるんです。ドラゴの今回の映画での最後の行為は、確か物語最後にかかってくるんですよね。

その分、タイトルの「謎の(半純潔の)プリンス」の秘密については意外とあっさりと描かれ過ぎのような気がしました。あと楽しむところは、ラベンダーに言い寄られてふやけるロンとそれを嫉妬するハーマイオニーでしょうか。ハーマイオニー、綺麗になりましたね。1作目の勉強できるのを鼻にかけたちょっぴり小生意気で可愛らしかったころが懐かしい。

やっぱりスネイプ先生が渋いんですよ(あの声はたまらん)。今回出番は少なめでしたが。邦訳のせいで「我輩」などという変な一人称使うへんなおじさんになってしまいましたが、ある意味作中ダンブルドアの次に強いのは彼ですよ。彼の活躍に期待しつつ。

えーっと、ハリー・ポッター好きだけど6巻で長すぎて挫折してしまった人にはお勧めですsweat01

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映画 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 観劇2回目感想

(ネタバレ有り)

今度は良い席で見るために、平日のレイトショー2時間前の18時に大急ぎにチケット買いに行きました。おかげでかなり真ん中に近い席で見ることが出来てました。2回目でも震えて来るような作画と怒涛の展開で、鑑賞中何度も溜息が出ますよ。

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エヴァンゲリオン仮設5号機と新キャラクター、真希波・マリ・イラストリアスを冒頭に持ってきて、いきなり戦闘シーンで始めるあたりでもうすごいです。しかも演出は手抜きなし。始めてみる方だけでなく、過去にエヴァを見続けてきた方々にも激しい衝撃と若干の戸惑いを与えます。しかもエヴァンゲリオン対使徒という構図も初見の方になんとなくわからせてくれますしね。それに続くのはアスカと2号機登場。空中を自由落下しながら使徒を倒すところはエウレカセブンやマクロスへのあてつけかのごとく浮遊感が演出されています。日本最高峰のアニメはエヴァだと言わんばかりです。

2回目観て今までのエヴァと違って各キャラクターがぐんと人間らしくなったのを感じます。特にゲンドウは過去の作品では、自分の子供であるシンジに対してそういった関係性がまったく感じられなかったのが、仕事(補完計画?)オンリーで子供と接するのが苦手な父親にちゃんと見えるんです。これが観ていて気持ちよかったところ。過去のエヴァのゲンドウのシンジに対する態度は酷かった。月へ視察中(?)中のゲンドウが使徒撃滅の報告をするミサトに、初号機パイロットに変わってくれと言い、シンジに直接、よくやったな、と声をかけるところがすごくよかった。

相変わらず思わせぶりなキーワードで見ている者を幻惑させてくれます。いきなり「煉獄エリア」とか「アケロン」とか耳慣れない単語が出てきたり、加持がゲンドウのもとに持ってきたのが「ネブガドネザルの鍵」だったり、月面で建造中のエヴァをMark06といい6号機といわないところとかとか。今回の加持さんはいきなり冒頭のエヴァ5号機と使徒との戦闘が起こるように工作活動していたみたいで今回の加持さんの役割も今後が気になるところ。まぁ庵野監督って見せ方の人だから、そのシーンが面白いと思ったらその謎が回収できようが出来まいが色々な単語を放り込んできてるんでしょうけど。

そういえば月面でエヴァMark.06が建造されているので思い出しましたが、大昔なんの本か雑誌に載っていたのか覚えていませんが、まだTVシリーズが放映中だったころ、スポンサーさんへプレゼンする企画書のようなものを読んだ記憶が・・・1話から26話を短くこの話はこんなエピソードします、というのが書いてあって確か最終回では使徒の基地が月にあってエヴァンゲリオンが乗り込んでいって倒して大団円、のようなことが書いてあった気がするのですが。私の記憶違いだったのでしょうか。大昔のことですから記憶違いかも。知ってる方おられないかなぁ。今回のシリーズではエヴァンゲリオン軍団が月へ侵攻するかもって少し思っちゃいました。

前の記事にも書きましたが今回はアスカが非常に良いです。エヴァ3号機の起動実験に斜面をケーブルカーでのぼって行くところ。携帯電話でミサトと通話しながらプラグスーツを着込んでいくところ、もう涙が出てきました。色々な方のブログを観させていただいて、今回のアスカの描き方に賛否があるようです。シンジと綾波がいい感じの仲になっていってアスカが恋愛(なんでしょうか?)面でおいていかれた感じがするのでしょうか。第10使徒との決戦という重要な見せ場をマリに持っていかれたせいでしょうか。ただキャラクターの厚みはすごくでて、恋愛面(?)では脇に廻ったかもしれませんが、「破」の主役は彼女だといっても過言はないと思うくらいキャラクター作りこまれています。名前が式波・アスカ・ラングレーに変更されたのは前シリーズとは違うアスカにしたかったからかもしれませんね。実は前シリーズまでアスカあまり好きではなかったのですが、今回のアスカのキャラはよく描けていると思います。サービスシーンも多いですしね。

TVシリーズと違って2時間しかない中で、三号機にアスカを乗せたのは正解だったと思います。トウジの話を描いて、さらにこのあとアスカの精神汚染の話をを入れるとかなり尺が伸びますから。シンジとアスカのユニゾンがなくてがっかりしておられる方もおられて申し訳ないですが、これは3体のエヴァで第8使徒を受け止めるところに集約しちゃったのね。アスカの良いシーンがカットされている、というのはわかるんですけど、2時間の映画としては、最後の第10使徒戦までぐいぐい話が盛り上がりますからこれでよかったのかも。

いっぽうそのシンジと綾波ですが、綾波がすごく人間らしくなりました。もう「ポカポカする」というセリフで持っていかれた人も多いのでは。この綾波がゲンドウとシンジが仲良くしてもらいたいから食事会を開こうとするなんて誰が想像したことか。前シリーズでは碇君はお父さんのことをわかろうとしたの?とただなじるだけだったのに、自らなれない包丁で食事会のため、料理の練習で指を絆創膏だらけにする姿はカワイイです。そしてシンジも今回は自ら第10使徒に取り込まれた綾波を取り返そうとするんですよね。なんて泣けるクライマックスなんでしょう。綾波を返せーですよ。そんなセリフをあのシンジ君から聞けるなんて。ここ本当に泣けました。

今回は使徒のデザインも完全に一新されていました!第7使徒・・・湖に針のような細い足でATフィールドを張りながら歩いてきます。顔は第4使徒(TVでは第3使徒サキエル)なんですけど完全にオリジナルです。第8使徒はあの宇宙から落下してきてエヴァ三体で受け止める奴です。でも宇宙にいるときは球体なんですよね。落下して展開するとTVシリーズでの第10使徒サハキエルのようになるのですがCGで全然違う感じに仕上がっています。第9使徒はエヴァ3号機に侵食するやつ(TV:第13使徒バルディエル)、そしてTVシリーズではあの第14使徒ゼルエルに当たる超攻撃タイプな第10使徒。かろうじて第10使徒が前作と似ているかな。そして冒頭に登場したのは永久表土に凍結してあった第3使徒らしいです。これも完全にオリジナル。いやぁ、すごいすごい。

今回の「破」はすごすぎてまだまだ書き留めておきたいことが多いのですがひとまずはこれで。次回作はいつになるんでしょうね。今度は「気持ち良い」終わり方をしてほしいものです。

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映画 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 感想

(少しネタバレになっているかも)結論から言うと私はすごい感動しました。これだけ情報封鎖されているわけですから、なにを書いてもネタバレになってしまいますよね。というわけで次の段からネタバレも含んでいるだろう感想です。エヴァンゲリオン、じゃなくてヱヴァンゲリヲンというのも入力しずらい!それにしても平日だというのに満員はすごい!(映画の日だったからか?)

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画の情報量が非常に多く、1度見ただけでは堪能できないなと、細かいところは見るのはあきらめてしまいました。冒頭からエヴァンゲリオン仮設5号機の目も留まらない活躍に度肝を抜かれたのに始まり、第三新東京市の描きこみやら、使徒のデザインやら、凄かったとしか。もう一度観に行かなくてはなりませんね。

私的には今回は「序」が前作のリメイクっぽくてTVシリーズの総集編的な感じが否めないのに比べて、「破」はこれだけでまとまった一話のように感じられて見やすかったです。「料理を作る」のがポイントなんですよ。シンジくんのお弁当から始まって、綾波やアスカ達までもが料理を覚えようとする、しかも綾波はシンジくんの為に、料理を練習してあることを実施しようとします。今回の綾波はすごく人間らしいです。私には「エヴァ」って何回見てもやっぱり絶望というか、孤独感というか、観終わってあぁ楽しかったでは終われないもどかしさの残る作品なんですが、今回の登場人物の振る舞いを見て、「エヴァ」自体が長い月日がたってある意味大人になったのかなと少し期待を持ってしまいました。

今までのエヴァのキャラクターってみんな他人と接点を持とうとしない一人ぼっちって感じがしてそこが観ていて苦しくなるのですが、今回は綾波が、そしてあのアスカでさえも他人とつながろうと努力しだすんです、それだけでも嬉しかったです。(ゲンドウですらそう見えます。)特に今回は、前作まではシンジくん以上にコンプレックスの塊で自壊してしまうはずのアスカがすごくいいです。、空から降下しながら戦闘する2号機もカッコいいです。そして「破」では3号機の起動実験にアスカが志願します。今までのアスカだったら、自分がエヴァを一番使えるからとか、自分の為に、とかいった理由で乗るんでしょうけど、今回は綾波のある計画の為に志願するんですから。「そっか、わたし、笑えるんだ」というセリフにもう泣けてきました。この先の展開が予想がつくだけに足が震えてきましたよ。

シンジ、アスカ、綾波の関係にあまり絡んでこないという点では新キャラ、マリについては残念ながら、いなくても物語的に成立しちゃうのでは?というポジションだったような気がします。ただ見せ場は結構あって戦闘シーンでは彼女が一番目立っているかも。死んでいないので彼女の謎も含めて(なんでそんな裏技知ってるのとか)次回の活躍が待たれるところ。ただどうしても声が坂本真綾さんなんで嫌いになれないんです。トップ2のラルクを思い出してしまう。

あと綾波の「私が死んでもかわりがいるから」というあのセリフに対する今回のシンジくんの切り返しも泣けますね。シンジくんからあんなセリフが聞けるとは。ここはすごい感動です。ところがエヴァという作品自体は、抜け出せない無限ループから少しづつ抜け出そうともがいている感じがして胸が締め付けられます。なんでこう感じるかというと、ラストにあのカヲルくんが意味深なセリフで全部持っていっちゃうからです。しかし今回私はアスカに持っていかれました。(今回のアスカの描き方には賛否あるようですが、私は今回のアスカが好きです。)予告編ではアスカがチラッと映りますので死んで(もしくは再起不能になって)いないことを祈りつつ・・・そのうちもう一回観に行きます!

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映画 「交響詩篇エウレカセブン:ポケットが虹でいっぱい」 感想

なんとか公開が終了する前に観に行けました。話には聞いていたけれど、ストーリーがTVシリーズと違うだけでなく各キャラクターの立ち位置まで大胆に変更されていて果たして楽しめるだろうか?と不安いっぱいの鑑賞でした。

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ドミニクが幼少時代のレントンとエウレカの先生として登場したところはオリジナルカットでよかったのですが、テレビシリーズのカットが使われているのにストーリーやキャラクターが違うのにはやはり違和感を感じてしまいました。どうせなら完全オリジナルでやってほしい!

でも途中から気にならなくなります。レントンとエウレカの恋の物語であることはTVシリーズとなんら変わりがありませんでした。私にはTVシリーズも実は「スカブコーラル」とか「サマーオブラブ」とか結局良くわかりませんでしたが、それが「イマージュ」に変わったところで大して気になりません。劇場版でも「ドーハの悲劇」がなんなのかとかホランド達が目指した「ネヴァーランド」とは何なのか、それと「イマージュ」との関連などなど相変わらずよくわからないところだらけでした。(私がアホなのかもしれません・・・)あまり書くとネタバレになるのでこれくらいに。

TVシリーズから大幅に配役が変えられたキャラ、すでに死んでいるキャラ、登場すらしなかったキャラと色々ありますが、エウレカー君が好きだーというセリフのためにある映画です。もうそれだけで満足でした。いまどきこんなストレートな恋愛するアニメってないなー。ちょっとくさいけどやっぱりこういうストレートなの観ていて気持ちがいいです。他のキャラに愛着のある方には申し訳ないです。でもTVシリーズでも人気のあったキャラは比較的いい役をゲットしていたのではないでしょうか。

オリジナルカットも結構あったし、TVシリーズのカットと作画の差異が少ない作画だったのでその辺は満足。(Zガンダムみたいに新作カットとTVシリーズのカットのキャラの顔が違いすぎるということがなくてよかったです)そして久しぶりにニルバーシュの空中戦が見れてすっきりしました。TVシリーズを始めてみたとき、リフボードにロボットが乗っかって空中戦するという新しさに触れた感動が甦ってきました。BONESは本当に空を飛ぶアニメがうまいです。あの浮遊感は映画でも健在です。この空中戦だけでも見る価値はあります!というわけでアニメ好きなら見ておいて損のない映画ですね。

エンディングで使われているイラストが幻想的で綺麗です!DVD買ってもう一度鑑賞したい。

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映画 「天使と悪魔」感想

つい先日、「ローマ教皇歴代史」(P.G.マクスウェル・スチュアート 創元社)を読みました。購入したときは、歴代ローマ教皇263名網羅しているということと、カラーが多くて装丁が気に入ったので購入したと思ったのですが。面白くなかったのでしょう、ほとんど読まずにおいてありました。最近本を処分しようと整理していたらこれが出てきたので、せっかくなので一通り目を通したわけですが。ヨハネス23世が「ヨハネスという名前は一番多いんだ、みんな在位が短かったけど」とギャグをいったら本人も就任してから5年くらいでお亡くなりになっちゃったというところが妙に心に残りました・・・

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前作「ダ・ヴィンチ・コード」の映画もみましたが、謎解きの過程が今ひとつ良くわからなかったので、ミステリーは私には向かないと感じていました。「天使と悪魔」の映画化を聞いたときも、観に行かないだろうと思っていたのですが。前述の書物が出てきたおかげで見に行く気になりました。小説は未読です。

物語が、前教皇がなくなって新教皇を選出するコンクラーベが映像化されていることが観にいこうとおもった一番の理由。こういうところは文章よりも映像の方が百万倍も強いです。ヴァチカン宮殿や、サン・ピエトロ広場、コンクラーベの様子や、ど派手なスイス・ガード、サンタンジェロ城などなど楽しませてもらいました。

かって存在したイルミナティという秘密結社が教皇庁に牙をむき、次期教皇有力候補の枢機卿4人が誘拐されるところから、お決まりのラングトン教授に事件解決のご依頼が来るというストーリーです。物語は「ダ・ヴィンチ・コード」よりわかりやすかったのですが、その分、謎解きとしては不満足だった方も多いかもしれません。しかも反物質爆弾なる非現実的な物まで出てきて、そんなアホな!という感は否めないかも。そしてロン・ハワード監督なんで、やはり色っぽさというか艶やかさはほとんどないですね。私にとっては前作よりもわかりやすいという点で楽しめました。映画として舞台がローマ市街に限定されている分まとまりがよく前作よりも見やすい気がします。オビ・ワンも頑張ってたしね。彼は前教皇のカメルレンゴ(前教皇の秘書長官?)、パトリック・マッケンナ役でした。

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↓ちなみに前述の本はこの本。もう少し勉強してから資料として読めば面白かったと思う。

ローマ教皇歴代誌 ローマ教皇歴代誌

著者:高橋 正男,P.G. マックスウェル‐スチュアート
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映画 「鴨川ホルモー」感想

小説が面白かったので、それがどのように映像化されているか気になって結局見てしまいました。「ホルモー」にかかわってしまった安倍の青春ストーリーとしては小説の方が良かったと思います。あとから思い返すとと楠木ふみってずっと安倍のこと好きだったんだ、と匂わす描写を小説ではしているのですが、映画ではその辺はあっさりしてます。この監督はコメディー色を強くしたかったみたいですね。それでも「ホルモー」なる摩訶不思議なものを映像化したものとしては結構見れました。小説ですごく感動したって言う人はキャラクターの演じ方に少し違和感を感じるかもしれません。過度に期待を持って見なければ楽しめる映画だったのではないでしょうか。

やっぱり一番受けていたのは高村(濱田岳)ですねぇ。おいしいキャラですよ。ホルモーで負けて髪の毛をそってしまった高村は次の瞬間きれいに信長風の曲げを結ってるんですから。首につけたシャンプーハットが信長風バテレンコスチューム見たいで。

栗山千明演じる楠木ふみも予告編では微妙だなぁと思っていたのですが、実際演技見て、意外とかわいいなと感じてしまいました。それだけに上回生になって新人勧誘している楠木ふみはヘアスタイルをロングにして普通の女の子みたいになってしまったのは変わり過ぎじゃないかと思います。せめてヘアースタイルは凡ちゃんカットを少しアレンジしたくらいにしてほしかった。

主人公安倍を演じる山田孝之さんは・・・電車男のときの演技だったような気が。べたべたの京大生ということでこういう演技にしたんでしょうか、もうちょっと爽やかにやってほしかったです。長髪でわめいていると一瞬ハイキングウォーキングの人に見えます。

四条烏丸交差点の会のシーンはかっこよかったよ。安倍たち新入生の前にいつもとは違う青の着流しで菅原(荒川良々)たち上回生が降りてくるところとか、四条烏丸交差点で白、赤、青、黒の各大学の着流しが居並ぶシーンは意外ときれいに撮られていました。

ホルモーの戦闘シーンも、映像化のためか、オニ語にポーズがついていてオニ達の動きにあわせて指揮する人もいっしょに動くので意外と迫力ありました。後半は原作と違い京都市内をオニ達を連れて駆け回るのはこれは映画にするうえで成功だったのでは。

逆にあまり好きでなかったのは余計なギャグ(?)が多いかなというところ。ホルモーの解説者が出てくるのは私的にはやりすぎかなと思います。またクライマックスの京都上空に現れる巨大なオニのところでも石橋蓮司演じるべろべろばあ店長がくさすぎて少しがっかり。ここはもっとシリアスにやってほしかった。

とにかく気楽に見ると楽しめる映画です。

主な登場人物

<京都大学青龍会一回生>
安倍明  山田孝之
楠木ふみ  栗山千明
高村幸一  濱田岳
芦屋満  石田卓也
早良京子  芦名星
三好慶一  斉藤祥太
三好賢一  斉藤啓太
坂上麻人  梅林亮太
紀野友之  藤間宇宙
松永秀夫  渡部豪太

<京都大学青龍会上回生>
菅原真  荒川良々
竜造寺富子  三村恭代

<京都大学青龍会OB>
鈴鬼玄斎  パパイヤ鈴木
安倍清  石橋蓮司

<京都産業大学玄武組>
清森平  和田正人

<立命館大学白虎隊>
柿本赤人  趙珉和
細川珠美  大谷英子

<龍谷大学フェニックス>
立花美伽  佐藤めぐみ

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鴨川ホルモー (1) (角川コミックス・エース (KCA216-1)) 鴨川ホルモー (2) (角川コミックス・エース 216-2) 鴨川ホルモー (3)

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映画 「鴨川ホルモー」は面白いのでしょうか

鴨川ホルモー 鴨川ホルモー

著者:万城目 学
販売元:産業編集センター
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小説は評判をまったく知らず、前知識なしで読みましたので、いい意味で期待を裏切られました。

ドラマ化された「鹿男あおによし」も見れなかったんで、万城目さんの作品はまったく前知識なしでした。

なんて爽やかでちょっぴり切ない青春小説なんだー!

京都に興味があるので、京都を舞台にした小説ということで、映画化もされるというタイミングもあったので読んだのですけどね。最初のうちは、式鬼を使ってゲームをするとかのホルモーそのものや、登場人物が京都にまつわる歴史上の人物の名前をしているところに興味があったのですけどね。

映画も面白そうなのですけど、配役がちょっと不安です。

鴨川ホルモーといえば楠木ふみを避けて通るわけには行きません。映画では栗山千明さんが演じているんですけど・・・美人過ぎやしませんか?早良京子よりも美人じゃないですか。栗山さんが嫌いなわけじゃないのですけど・・・楠木ふみってもっとかわいらしい感じの子をイメージしていたもので、そこで感情移入できるかどうかが不安です。予告編見る限りでは栗山さんじゃないよーって感じなので。

京都大学青龍会大四百九十九代会長菅原真を荒川良々さんでくるとは。まったく想像していなかった役者さんです。(彼はイメージと違うけどこれはこれで面白いかも)

でも京都を舞台にした映画なので見に行きたいなぁと思ってるのですが・・・まだわかりません。吉田神社行った事あるんですけど・・・あそこでレナウン娘をおどるんですね。

プリンセス・トヨトミ プリンセス・トヨトミ

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ホルモー六景 ホルモー六景

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映画 「レッドクリフ PartⅡ 字幕版」感想

レッドクリフ早く見たかったのですけど、少し我慢してTOHOシネマズデイの今日まで待ちました。シネマズデイだったからでしょうか、平日とはいえお客さんの入りも多かったです。

 レッドクリフ   2 フォト&ストーリー

とにかく大迫力の軍勢は大スクリーンで見てこそだと思いますので、それだけで映画館で見る価値はあると思います。今回の見所はもちろん水上船での火責めでしょうね。

孔明が10万本の矢を集めるシーンや周瑜の奥さんの小喬さんが曹操の陣へ行くシーンとか、テレビのコマーシャルや番宣でかなり流れていたので、赤壁の会戦が開かれるまで少し退屈した感はあります。

私的にその間を持たしてくれたのが、孫権の妹、尚香とサッカー(蹴鞠?)が上手で曹操に千人隊長に昇格してもらった叔材との交流です。一国の太守の妹が敵陣にスパイに入るのもどうかと思いますが、前半はこの二人のやり取りが物語を引っ張ってくれました。それだけに後半この二人が戦場で再会するところはぐっと来ます。この二人に殊勲賞をおくりたい。(逆に三国志ファンには不要に感じるかもしれませんが)

映画としてわかりやすくする為に、曹操を極悪非道の人物として描くのかと思いきや、病気の兵士を励ますシーンとかあったりして、その辺は曹操ファンに配慮したのかなと、という感じを受けました。

戦争シーンは前回以上に大規模に行われましたが、その分、各武将たちの活躍はPartⅠのほうが良かったかな。まぁ乱戦になっていましたのでそれは仕方がないですね。それにしても盾を巧みに使った攻城戦はビジュアル的にもカッコいいです。このあたりはさすがです。

三国志でも人気のある武将や、そのエピソードが結構カットされてたり、変更されていたりするそうなのですが、その辺は三国志ファンにとってはどうなんでしょう。黄蓋(この人北大路欣也に似てません?)が敵陣に潜入するためにわざと鞭打ちの刑にされるという「苦肉の策」がなんと周瑜によって却下されていたとは。この辺は孔明が10万本の矢を集め、周瑜が策略で敵の武将を暗殺する。そしてお互いの策を見抜いていて、信頼しあっているという描かれ方で、映画的に見やすかったと思います。

というわけで中盤少し退屈しましたが、孔明と周瑜の硬い友情が描かれていて、戦闘シーンはとにかく迫力はあります。映画館でみて損はない映画だと思いました。三国志なんて絶対映画にすると面白くないよーと思っていましたが、映画として楽しめるように演出されているところはさすがジョン・ウーです。

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映画 「少年メリケンサック」 感想

久しぶりに映画でもみたいなぁと思ったときに、あおいちゃんが出てるのでこの映画見てきました。結論は面白かったです。

見た人のレビュー読んでると、おもしろかったと書いている人と最悪って書いている人といて、なんて両極端な映画なんだと思いましたが、パンクにもクドカンにも思い入れなしに見たのが良かったのかもしれません。音楽を扱う映画って難しいですよね。でもそこは映画ですから、音楽の部分は割引してみればなかなか良くできていると思いますよ。

ロードムービーっぽいテイストに、兄弟の確執が絡んだむちゃくちゃなバンドをレコード会社の契約社員かんな(宮崎あおい)が悪戦苦闘しながら引っ張っていくお話です。(よね?)

アキオ演じる佐藤浩市は下ワードを連発してくれます。TV対策ですかね、放送できんよ!

そんな兄に複雑な思いを持つハルオ(木村祐一)はいい味出してます。今回の無軌道なストーリーを締めているのはこの人の演技です。

私が見に行ったとき、一番受けていたのはジミー(田口トモロヲ)でした。

そしてそんな親父達の中であおいちゃん結構なじんでるんですよ。賛否両論あるようですが、糞まみれになったり、バカップルを演じてたり、酔っ払いやってるあおいちゃんがやっぱりかわいいんです。

パンクはほとんど聴きませんが、劇中ライブのわりにライブの臨場感は良かったと思います。(とくに青年時代のシーン、峯田和伸さん(若かりしジミー)かっこよかった。)

この映画を見てよかった!と思える私は、中年の悲哀を感じ取れる年齢になってしまったんだなぁとつくづく実感、下ネタ、やおならで結構いやだっていう人いるみたいだけど、それすら共感してしまう!

そしてTELYA演じる田辺誠一が意外とかっこいいです!そして笑えます。

で、けっこうニューヨークマラソン(農薬飲ませろ?)が耳に残っちゃって、今CD買おうか悩んでます。

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篤姫 第46回 「慶喜救出」 感想

ここしばらく竜馬さん、小松さんの、のだめコンビの活躍でそれなりに面白かったんですけど、その分今ひとつ影の薄かったあおいちゃんだったんで、ひさびさにきちっと威厳を見せてくれてスッキリしました!

徳川慶喜(平岳大)は大久保(原田泰造)や西郷(小澤征悦)らのかかげる錦の御旗をみて江戸に逃げ帰っちゃいます。実際彼にどういう思惑があったのかはわかりませんが、トップが逃げ帰っちゃ家来はたまりませんよね。

そんな慶喜に勝(北大路欣也)は天璋院(宮崎あおい)に会うことを進言。慶喜は天璋院を敵方薩摩からの、しかも分家の出ということで軽んじているいるんですね、そんな人になぜ天璋院に会ったほうがいいのか説明しても無駄ということなんでしょうね、会ってみては、としか言えないと。

自らの首を差し出して・・・という慶喜に奇麗事を言うなと叱る天璋院がすごくカッコいい!確かにそんなこと今更なんですよね。そしてそんなことすれば、自分達が助かりたいために当主を裏切ったと後世から言われると天璋院は言います。慶喜の言動って結構パフォーマンス的なところがあって、そんな慶喜を諌め、それでも慶喜は徳川家の当主で家族なのだからと守ろうとする天璋院には見ていて気持ちのいいものがあります。

かたや小松帯刀(瑛太)は薩摩と徳川の戦争を止めたい一心で不自由な足を引きずって京に上ろうとします。竜馬さんの想いを受け継ごうとする帯刀はお近さん(ともさかりえ)と別れの挨拶をします。これが最後になるのでしょうか・・・でもあれだけなよなよした尚五郎が最後の最後ですっかり凛々しくなりましたね。

そして予告編ではあの幾島(松坂慶子)が登場しておられました。もう出ないと思っていたのですがなんだかんだいって、物語の前半を引っ張ってきた人ですから久しぶり見れてなんだか嬉しいです!次回「大奥の使者」篤姫の最後の戦いがいよいよ始まりますね!

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映画 「レッドクリフ Part I 字幕版」感想

ジョン・ウー監督の制作費100億円の大作、そしてお話は「三国志」というわけで、他に大作っぽいのがあまりないので見てきました。三国志も実はあまりよく覚えていないのでわかるかな?と不安もありましたが。

戦記物なんで期待はあまりしないようにして見に行きました。得てしてこういう映画って戦いだけで終わりそうでしょ。しかも「Part I」って、途中で終わるのか!という感じなので期待半分にして見てきましたよ。

最初に三国時代の簡単な説明が入りましたが、知っている人には無駄のような気がしますし、知らない人にはこれだけでは良くわからないだろうから、入れなくても良かったのでは?さらに武将が登場するたびに武将名が大きく入るのは、私的にはちょっとペケかな。そんなに覚えられないし、文字が大きすぎて画面を損ねてるよー。(最近の字幕ってやたら大きいですね?)

全体的にいうと、もともとひとつだった話を、Part I、Part IIと区切ったからでしょうか、前半の劉軍の逃避行にくらべて後半がもりあがらないような気が。一応山場として八卦の陣での戦いを持ってきたんでしょうが・・・やはり見終って、盛り上げといてここで終わりかよーって思ってしまったのが残念。

超雲です、良かったのは!周瑜よりも活躍していたのでは!飛んできた槍を取って戦ったりとか、赤ちゃん抱いて敵の剣をしのいだりと大活躍です。劉備軍が曹操軍から撤退するところから物語が始まるのでなおさらカッコいいんです。

関羽なんか一人で曹操軍の中に取り残されて槍で押さえられるんですが、それを全部払いのけて一騎悠然と曹操軍を去っていきます。張飛なんかもいかにも張飛っポイ人がやっててわかりやすかったです。

さすがに主人公の周瑜が目立たんと思ったのか、赤壁の前哨戦で自ら兵を率いて八卦の陣の中に飛び込んで傷を負いながらも活躍をなされていました。

中には某ゲームかといわんばかりの個々の有名武将の一騎当千ぶりに受け入れられない人もいるかもしれませんが、これぐらいやらないと映画として見れないと思いますんで、アクションについては満足しています。

金城武や中村獅童を出すのは日本市場を狙ってだな、とうがった見方をしていましたが、演技派のお二人のおかげで違和感なく見れましたし、金城さんの飄々とした演技は孔明ってこんな感じなんでしょうねと思わしてくれました。獅童さんは無骨な役ということでうまいこと中国語しゃべらなくていい役にされていて、獅童さんの存在感が発揮されていましたよ。

すごい期待して見に行くとがっかりするかもしれませんが、久しぶりになんか大作映画でも見たいなーくらいな気持ちで見に行けば十分楽しめる映画でした。

・・・・スローモーション結構あります。二丁拳銃ならぬ二刀流もあって、おまけに鳩もでてきます。ジョン・ウー監督わかってらっしゃる、参りました。

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いかにも「中国」というようなフレーズが入ってるところがどことなくハリウッド映画の音楽っぽくていいよ

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篤姫 第41回 「薩長同盟」 感想

今回はタイトルどおり薩長同盟が中心にお話が進みました。大奥では観行院(若村麻由美)がお倒れになりました。大河はもうすぐお亡くなりになりそうな人は一話くらい前で必ず体調を悪くするのでわかりやすいですね。あと長州征伐に赴く家茂様(松田翔太)は、跡取りを御三卿田安家の亀之助を跡継ぎにしたいと天璋院(宮崎あおい)に継げたところがポイントかな。で、あくまでも戦わないことを目標にする家持様に対して、慶喜(平岳大)は長州追討を主張、朝廷に働きかけたりと、いろいろ策謀するんですね。

いつの間にか成長をとげ一皮も二皮も向けてしまった小松帯刀(瑛太)、はまず長州討伐に賛成しない久光(山口祐一郎)に長州と手を結んではどうかと提案、いつの間にこんな軍師的なお方になられたの?

帯刀は西郷(小澤征悦)や大久保(原田泰造)、そして坂本竜馬(玉木宏)とその方策を考え、竜馬のアドバイスで相手のほしがっているもの、武器を贈り、その代わり兵糧米をもらうという経済面から結びつきを強めていくことに決定!

さらに英国商人グラバーと武器輸入交渉。真ん中にどかっと控え、片言の英語でおまけまでつけさせて銃の購入話をまとめちゃいます。

竜馬さん率いる元海軍操練所の面々には亀山社中の拠点となる長崎の屋敷をあてがうなど家老としてかなりの裁量権も持っている模様。

しかも京都(だと思う)のお屋敷には女手がなくて不便だとお琴さん(原田夏希)をおいちゃうなど、女性関係も忘れていません。もちろんドラマではお琴さんの方から押しかけてきて、西郷たち周りがよかよかと進めていったように描かれていましたけどね。

いっぽう、薩長同盟では怒って帰ろうとする桂小五郎をなだめて、薩摩側から話を持ち出すようにアドバイスし、同盟を締結させた立役者の坂本竜馬は幕吏に襲われ、ピストル片手に立て回ったりと見せ場が増えてきました!しばらくは小松、坂本軸で物語が進みそうです。

というわけでここ数話は天璋院があまり活躍できない状況が続きますが、病にふせる観行院のために都の雅楽隊を呼び寄せたりと、心配りは忘れません。次回は「息子の死」。いよいよ家茂様がお亡くなりになられるようです。そういえばもう10月入っていますし、大河もゴールに向かってお話を進めないとね。大奥炎上のお話もなかったし、和宮との確執もかなりソフトに抑えられているし、大河だから仕方ないか、と思いつつこれからラストに向かって天璋院が徳川家を残すために奮闘するさまを期待しています。

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篤姫 第40回 「息子の出陣」 感想

西郷(小澤征悦)が戻って来ました。久光(山口祐一郎)に睨まれていた西郷でしたが、京都での活動歴も長い彼がいないと京や江戸で何もできないことを悟った模様。でも久光様のお姿は今回登場しませんでした。最近雄一郎様の半笑いのような苦虫を噛み潰した表情がないとなんだか寂しい。

で、西郷復帰の祝いの席が設けられるのですが、そこで帯刀(瑛太)は芸妓の琴春(原田夏希)に出逢います。若くして御家老の帯刀にモーションかける琴春に帯刀様、どうするのでしょうね!その後蛤御門の変で長州勢を撃退した跡の祝宴では気を利かせた薩摩の面々席を立っちゃいます。

その琴春に帯刀は囲碁はできますかとたずねちゃいます。あぁ、また囲碁かよ!でもこの琴春さん、囲碁を覚えかねない勢いですよ!どうするんですかぁ帯刀さまー。

大奥では和宮(堀北真希)の妊娠騒動が起こりました。結果的にはあやまりだったみたいですが、ドラマではこういうエピソードを交えながら天璋院(宮崎あおい)と和宮一派の融和を描いていきたいみたいです。滝山(稲森いずみ)が天璋院と観行院(若村麻由美)が対面している場で調度いい機会だからと家茂(松田翔太)に側室を持ってもらってはという意見具申しますが、天璋院はせっかくいい感じになっている家茂と和宮の間に水を差す、ときっぱりと却下。和宮の母勧行院も少しずつ天璋院に心を開いている模様。こうなると最後で胸をおさえてうずくまる勧行院はもうすぐ退場?なんですかね。

勝麟太郎(北大路欣也)が開設した海軍操練所は蛤御門の変の影響で閉鎖に追い込まれることに。そこで塾生を路頭に迷わせないように勝が思い立った案は薩摩に頼めないかということ。これで小松帯刀と坂本竜馬(玉木宏)の親交が始まるわけですね。

帯刀は早くしてお亡くなりになってしまったので、幕末史では影が薄いキャラだけどこの人がいなかったら西郷や大久保も活躍できなかっただろうし、竜馬の新政府構想の中でも薩摩側の筆頭に上げられていた人だしね。それにしてもお近さんはどうするんだっ、て実際は側室もいたらしいし、子供は側室からうまれたらしいしね。いやぁ今回は帯刀浮気(?)ストーリーとしてたのしめました。

で大奥では家茂様がカメラ(フォトガラファといっていたらしい)を持ち出して和宮や天璋院と記念撮影・・・てそりゃ家茂様お亡くなりの伏線じゃないですか!長州征伐で家茂が出陣するという事だし、大奥では来週が最後かもですね。たしか帰ってこれなったんですよね。次回「薩長同盟」。またまた主要キャラが退場していきそうな感じになってきましたね。

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篤姫 第38回 「姑の心嫁の心」 感想

生麦事件でイギリス人を切った真意を測りかねていた天璋院(宮崎あおい)は小松帯刀(瑛太)からの書状で、攘夷ではなく事故だったことを知り、幕府も薩摩とともに謝罪すべきだという。でも賠償金は25万両!老中達は払わないといってるようですが・・・

でせっかく江戸まで来た久光(山口祐一郎)でしたが、京都では長州藩が実権を握り、国許に帰る籠の中で歯軋りををするのでした。歯軋りの表情もなかなか素敵な雄一郎さんでした。

京都からは相変わらず、攘夷を促す勅使が。攘夷は無理だと考える家茂(松田翔太)と天璋院。天璋院は例のごとく自ら京都に行くと言い出します!(大奥の人が外に出るなんてできるの?とか思っちゃいましたが。)

天璋院に感化された家茂、自ら上洛して天皇に攘夷は無理だとわかってもらおうと決意。和宮(堀北真希)を板ばさみの立場に追い込みたくないという気持ちもあったのですが、これが和宮と天璋院の間を不和にすることに!

帯刀はついに家老職に昇進。島津忠敬(岡田義徳)とお幸(樋口可南子)がお祝いに。その場に実父・肝付兼善(榎木孝明)が酔っ払って登場。よほど嬉しかったんですね。帯刀くんもいつの間にか立派になって・・・というか立場が人を立派にしていくんですね。

坂本竜馬(玉木宏)は勝麟太郎を斬りに勝邸に来訪、あっというまに説得されてしまいました。玉木宏の今後の活躍を期待しましょう。でその勝麟太郎は家茂の上洛は海路をと推進しますが天璋院の陸路じゃ、にあえなく却下。

和宮は家茂の上洛に心配の様子。もう夫婦としてすっかり打ち解けたようで。ところが天璋院が上洛の決意をさせてくれた、ということを聞いて天璋院を恨むようになってしまいました。家茂にお守りを、と仏様を入れる袋を縫っているところに今回は和宮がやってきて、今回の上洛で何かあったら天璋院を恨むと言いにくるのでした。

次回「薩摩燃ゆる」。次回は薩摩が中心の話しになりそうです。竜馬さんもちらっと予告に映りましたが。しばらくは大奥内の話よりも激動の幕末史のお話が中心になりそう。

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篤姫 第37回 「友情と決別」 感想

久光(山口祐一郎)が勅使を伴って江戸にやってきました。勅使は将軍の上洛、雄藩の幕政への参加、松平春嶽(矢島健一)と一橋慶喜(平岳大)の幕府要職への就任を迫ります。

最初老中達はまったく取り合おうとしませんでしたが、業を煮やした久光、大久保(原田泰造)に何とかしろと命じますが、なんと、会談の席のふすま越しに刀で老中を脅すというもの。

同席した小松帯刀(瑛太)は他の方法がなかったのかとまたまた弱気になっちゃいます。対照的に大久保さんはますます腹が座ってきましたね。

実際には刀で脅したかんでしょうかね?まぁ兵を率いて江戸に来ているわけですから間接的には脅していたわけですが。そりゃふすまの向こうから刀の抜く音が聞こえたら、老中の人たちもうなずかざるを得ませんね・・・

天璋院(宮崎あおい)はなんとか久光と会おうとしますが、滝山が将軍の命日のお参りという大奥を出るいい方法を示唆し会見が実現。ここは久光の不気味さが良かったですね。お互い理解しあえず物別れとなりました。ここで天璋院は随伴していた小松と再会、でも声をかけれるはずもなく・・・立ち去る天璋院はちょっとたてわきのほうを見ますがそのまま去って行っちゃいます。

小松帯刀は松平春嶽のもとで勝海舟(北大路欣也)と出逢います。刀で脅す方法に疑問を持っていた帯刀は海舟に薩摩の力で脅すやり方は下のやり方だといわれ、そう思うと正直に答え海舟に好印象を与えた模様。今回は帯刀大幅にレベルアップの回ですね。力より心で説得するのが上策だと教えられました。

そして用事の済んだ久光が帰国する道中で、あの歴史的大事件、生麦事件が起こりましたとさ、というところですがドラマ篤姫では天璋院が将軍(松田翔太)におねがいして、小松帯刀と再会を果たしてしまうという見せ場を用意していました!そしてお約束の囲碁が持ち込まれ、久々の再会を満喫したようです。天璋院は尚五郎さんが小松家の跡を継ぎお近さんと結婚したのを知らなかったんですね。囲碁をしながら会話する二人のシーンがなかったら歴史のお勉強で面白くなかったなって終わるところでした。でもこの二人の関係を友情っていうのは無理があるなぁ・・・これは愛ですよ。

次回「姑の心嫁の心」。坂本竜馬(玉木宏)行動開始?

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篤姫 第36回 「薩摩か徳川か」 感想

斉彬の意思を継ぐとする久光(山口祐一郎)が幕政改革を掲げて上洛するということで、天璋院(宮崎あおい)が立場的に大奥内で疑いの目で見られるという回でした。

というわけで、今回は薩摩側にウエイトが置かれていたかな?という回でした。歴史的なところでは、久光が兵一千を率いて上洛。また西郷隆盛(小澤征悦)は下関で待機の命にそむいて大阪へ、そして有馬新七(的場浩司)ら尊王攘夷派が寺田屋での突出の計画をするが、久光の命により処断されてしまうという事件、が起こりました。幕末物がなかなか視聴率取れないのはこういう細かい事件が多くてわかりにくいことですよね。何で同じ藩なのにとか、よく見ておかないと話がわからなくなってしまう所。確かに幕末好きでないとこれをメインでやられるとしんどいよね。志士たちってみんな衣装地味だしね。

一応ドラマ中では天璋院と有馬さんは昔の知り合いなんで、寺田屋の事件で有馬さんが命を落としたことを知り悲しむ天璋院が描かれていました。

小松帯刀(瑛太)はこの事件でまたもや気持ちが折れかけ、江戸に行かないとか言い出しますが、大久保さん(原田泰造)の言葉で即立ち直り。

そして薩摩が朝廷の勅旨をともして江戸に来るというので、天璋院に疑いがかけられます。

直接攻撃に出るのが本寿院(高畑淳子)。特に一橋慶喜(平岳大)を将軍後見職にというところに反応したみたい。無理ないか・・・天璋院には相変わらずきつい!

京の町が戦争になったら薩摩のせいでっせ、と嫌味攻撃の庭田嗣子(中村メイコ)と観行院(若村麻由美)。中村メイコさんはともかく、若村麻由美さん、きれいな人がこういう役をやるとホントに嫌の役になりますね、頑張ってください。

そして家茂(松田翔太)も天璋院に何故いまさら慶喜を・・・と疑問を投げかけます。

その言葉の中に家茂でさえ、私を疑っていると思った天璋院、泣く泣く薩摩から持参したものを庭で焼き始めます!重野(中嶋朋子)は幾島からもらった桜島の掛け軸のところで、これは幾島さまの・・・といったん止めようとしますが、どんどん燃やそうとする天璋院。

そこに家茂が登場、少しでも母上様を疑って申し訳ありませんと誤りにきて、どうやら幾島の掛け軸は守られたみたい。

というわけでやっぱりクライマックスは天璋院が締めないとね!

と、ここまで書いて和宮(堀北真希)についてぜんぜん触れてないのに気付きました。私の中で今ひとつ影の薄い和宮(役柄的に皇妹なので活発にできないのはわかりますが)。一応家茂と少しずつ仲良くなっていってるところとか描かれていますが。最後の天璋院が自分の故郷の物を燃やすところをじっと見ている和宮、こういうところの演技って大変でしょうね。真希ちゃん頑張ってください。次回「友情と決別」。また篤姫と尚五郎の再会ですね。

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篤姫 第35回 「疑惑の懐剣」 感想

家茂(松田翔太)がお渡りの際、和宮(堀北真希)の懐に懐剣を隠しているのを見たとのうわさに滝山(稲森いずみ)大忙しの巻でした。

そのうわさにドラマでは天璋院(篤姫)自ら疑惑を晴らそうと、和宮と二人だけで会い、なんと実力行使で和宮の胸元に隠しているものをとろうとしました。まぁこの次期天璋院はあまり見せ場ないですもんね。はやく堪忍袋の緒が切れた天璋院が見たい。

薩摩編では西郷隆盛(小澤征悦)が久光(山口祐一郎)に目通りし、兄の意思をついで上洛するという久光に対し、無謀だといい、挙句の果てに「ジゴロ」(田舎もの)と直に行っちゃいます。直接行ったかどうかはわかりませんが、実際西郷は久光に対してその程度の評価しかしてなかったし、久光って藩主の父であって藩主ではないし、官位もない、大名達との交わりもないので西郷のいうのはもっともなんですけどね。

山口さん、一応偉い人の役なんで表情をなるべく出さないように、それでも怒りがあふれ出すという演技お疲れ様です。煙管を折るところも良かったですが、そのあとで帯刀(瑛太)に今和泉家に自分の五男を養子にいれ忠敬(岡田義徳)に隠居させ旨、伝えろと命ずるところよかったです。

それを今和泉家に伝えに来た帯刀。忠敬さんせっかく当主になれたのに無念ですね。帯刀には気楽になったとうそぶきますが、立ち木打ちで無念さをぶつけておられました。

お幸(樋口可南子)は薩摩が武器をもって上洛したら、篤姫の立場は・・・と娘の心配。また帯刀の妻お近(ともさかりえ)も久しぶり登場、ちかじか出立する夫の心配をするのでした。

天璋院は家茂に、和宮に攘夷は無理だと話をしなさいと命じます。話さないと伝わりませんよ、というこのドラマの天璋院ならではの指示。おかげで、仏間で徳川のご先祖様に手を合わさなかった和宮が次のお渡りの翌日手を合わすようになりましたと、少しづつ分かり合っていく様が描かれました。

そして久光の上洛、さらに最後の最後でやっと坂本竜馬(玉木宏)が登場。うーん男前ですけど竜馬って感じは・・・これからしていくんでしょうね。次回「薩摩か徳川か」。

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篤姫 第34回 「公家と武家」 感想

いつの間にか江戸の清水邸まで到着していた和宮(堀北真希)ご一行でした。そりゃ和宮の行列なんかを映像化しようとしたら予算ぶっ飛んじゃいますものね。

いとことで言うと今回は少し退屈だったかなぁ・・・と。もちろんまだまだ序の口ですからこれから嫁姑バトルも激化してくるんでしょうが。

★和宮が天璋院(宮崎あおい)と対面するとき、天璋院が上座しかも敷物ありで、和宮には敷物がなかった。ここではちょっと天璋院が上座でしかも宮様に敷物がないと躊躇するシーンがありますが、ちょっと天璋院をよい子ちゃんに描きすぎではと思いました。実話はどうか知りませんが。

★そして有名な、贈り物の宛名に様なしの「天璋院へ」と記されているところ。

★お茶を持っていた女中が江戸の道具類を馬鹿にされる。(用意した調度類は片付けられる。)

ぐらいでしょうか、これからのバトルに期待。

あと期待できるのが典侍庭田嗣子(中村メイコ)。いい憎まれ役ですね!好感の持てる憎まれ役です!これに対して観行院(若村麻由美)は好感の持てない憎まれ役でした。これからの和宮編が面白くなるかはこの二人(特に庭田嗣子)にかかってます!

例によってこのドラマの天璋院篤姫は直接行動の人。先の対面での無礼を謝ると同時に徳川家を支えていく家族になるのだから、その指導もしていくと言いたい事ははっきり言ってくれます。そして横からごちゃごちゃいう庭田嗣子に控えろっとびしっといいながらも髪形が良いとほめごろしするところは良かったかな。

それにしてもこのころの幕閣はホント弱腰ですね。天璋院が老中安藤対馬守が天皇から将軍に誓約書を出すように言われて将軍直筆の誓約書を出す羽目になったところで、老中たちの気骨のなさをとがめます。この幕府の弱腰さが結局大奥で「すべては御所風に」と和宮の取り巻き達を付け上がらせてるんですからね。

その老中安藤も坂下門にて水戸の攘夷志士達によって遭難するのは軽く流れちゃいましたが、今回の話で一応歴史的なところといえばそこだけですかね。あっ、そういえば西郷(小澤征悦)が赦免されたことも歴史的事項のひとつですかね。

とりあえず和宮はいい子ちゃんに描かれてあまり面白みがなさそうなのでやはり庭田嗣子に期待ですかね!そして薩摩では小松帯刀(瑛太)がこのままでは亡き斉彬が描いていた薩摩の幕政参加の機会が失われると久光(山口祐一郎)に進言、そしてそうならないために西郷が必要だと説得します。西郷と久光の軋轢も多分これから描かれていくのでしょう。次回「疑惑の懐剣」。

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篤姫 第33回 「皇女和宮」 感想

薩摩から帰国してはどうかという文が届き、懐かしい故郷へ想いを募らせる天璋院(宮崎あおい)。重野(中嶋朋子)なんかはその時はお供しますと和気あいあいだが、滝山(稲森いずみ)がどうやらこれは老中の安藤対馬守信正や久世広周たちが、和宮を降下させるために、宮様よりも位の低い天璋院に遠慮してもらおうと薩摩に働きかけたのが事実だと伝えます。

これでなき家定さま(堺雅人)との約束である徳川家を守るということを思いだし毅然とした態度をとる天璋院。だんだん頼もしくなってきましたね!滝山も重野も天璋院の人となりにすっかり心服しているようでなんだか嬉しい。

それにしても降嫁してもらうために数年のうちに攘夷実行するなどというできもしない約束までさされて先の御台所を追い出そう間でするほど弱腰になる幕府に対して、天璋院の毅然とした態度は(まぁ表の政治を知らないからといわれるかもしれないけど)やっぱり心強いですね!幕府としての誇りを持てと叱咤するあおいちゃんカッコいいです。

和宮編の冒頭として、歴史を追った形なので1話のドラマとしてみたらちょっと散漫な感じがしてあまり楽しめませんでした。

薩摩では、井伊の首を取り自害した有村次左衛門の兄、有村雄助が薩摩へ帰るも切腹を命じられ、憤る誠忠組を抑えるために小松帯刀(瑛太)が久光(山口祐一郎)に働きかけ、ついに誠忠組の代表として大久保(原田泰造)が久光にお目通り。

和宮グループでは和宮(堀北真希)、その母観行院(若村麻由美)、そして典侍庭田嗣子(中村メイコ)らが登場、あくまでも降嫁はいやだ、そして降嫁しても御所のしきたりは変えぬと今後の波乱の種をまいてくれました。

歴史上の有名人岩倉具視は片岡鶴太郎ですか・・・も登場、公武合体推進派として天皇(東儀秀樹)を説得。

天璋院の薩摩へ帰るという話に絡んで、懐かしさを出すためかお幸(樋口可南子)や島津多忠敬(岡田義徳)やお近さん(ともさかりえ)までが出てきて(今和泉家では当主がなくなって忠敬に代替わりしたみたいでしたが)・・・うーん集中力が切れた。

これまで、堺雅人や中村梅雀、草刈正雄や松坂慶子らがそれぞれ持ち味を活かしたいい役作りをしてくれたので、今回からの公家組はどうかな?とくに堀北真希どうかなーなんて不安と期待を込めてこれからを待ちましょう。次回「公家と武家」。

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篤姫 第32回 「桜田門外の変」 感想

安政七年(1860年)3月3日、ついにその時がやってきました!雪が静かに降る中、大奥ではひな祭りで華やいでいるときに、水戸・薩摩の浪士たちに襲撃されました。

今回の大河の井伊直弼(中村梅雀)、敵役としてはとてもよかったので、また一人濃いキャラがいなくなって寂しいです。「恐れ入り奉りますー」は不気味ですごくよかったので!

濃いキャラといえばもう一人、幾島(松坂慶子)も今回で大奥を去るとの事で、そちが嫌いじゃった、手を焼きましたのやり取りも今日で見納め。井伊と幾島が去ることでまたドラマの雰囲気がガラリと変わりそうですが、和宮編は面白くなるだろうか、期待と不安入り混じってるというところですね。幾島は最後に斉彬(高橋英樹)から預かっていた桜島の掛け軸を渡しました。

かわって新しいキャラとして勝麟太郎(北大路欣也)が登場、咸臨丸の話を聞きたいという家茂さま(松田翔太)にくっついて天璋院(宮崎あおい)も臨席しますが、これがよくしゃべる!飾らない人となりの人物にしたかったのでしょうが、北大路欣也さん貫禄ありすぎですよ!私の勝海舟のイメージとちょっとあわない・・・かも!

そして尚五郎改め帯刀(瑛太)の天璋院篤姫への想いはなんとジョン万次郎が伝えることに!好いちょりましたか、と例のお守りをみて微笑みます。そばには桜島の掛け軸が。好きでいてくれたのに、薩摩本家に養子に行くことになった自分に余計な思いをさせまいと黙っていた尚五郎さんの気持ちが素直に嬉しく感じられるようになった天璋院は思い出の良さというものをしみじみかみ締めます。こういうちょっとした笑顔はさすがにあおいちゃんですね。すごくかわいいです。

その小松帯刀は薩摩で、安政の大獄に怒る藩士たちが脱藩、突出しようとするのを食い止めようと頑張っておられました。藩士たちの動きを久光(山口祐一郎)に伝え、藩主直々の書状を得て、無事突出を抑えました。

勝、万次郎から献上されたミシンでハンカチ(?)を縫う天璋院。何でも日本で一番最初にミシンを使ったそうですが、その天璋院のもとに重野(中嶋朋子)が調べていた井伊の処罰者リストが届き、天璋院は井伊に会う決心をします。

井伊暗殺の前の最後のお茶席でした。天璋院は井伊の点てたお茶が以外においしくてびっくり!井伊さんは大老になる前は茶道が得意だったんでしょうか?末期の茶という感じで桜田門外の変へ盛り上げていきます。

桜田門外の変の演出はなかなかよかったんじゃないでしょうか?(ベタですか?)ちょうどひな祭りということで大奥では雛人形を飾って天璋院はじめ女中たちの華やいだ笑顔。かたや雪の中籠で登城しようとする井伊直弼。その手には天璋院がミシンで縫ったハンカチが。この二つがシーンが交差して進み、最後に滝山(稲森いずみ)が大老の襲撃を伝えにきます。

前半は少し説明くさくてだれましたけど、お茶の席あたりからは結構楽しめました。次回「皇女和宮」。いよいよ大奥嫁姑バトル編に突入ですね。

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スカイクロラ The Sky Crawlers (映画) 感想

よくも、悪くも、押井守監督って感じでした。淡々と物語が進んでいくので、映画的な盛り上がりを期待する人は、少し退屈するかも。

「キルドレ」とか、世界観とか、は搭乗人物のセリフやら立ち位置で描かれているので、もうそういう世界があるのが前提で、そこに生きる人の心情を見てくださいという感じでした。それで結構「間」をとった演出するんですけど、実写だったら、静止自体が役者さんの「演技」だったりするけど、アニメだとただの「静止画」になっちゃうから・・・私はその辺が少し退屈でした(苦笑)。

「キルドレ」とは17歳くらいから年をとらない存在らしんだけど、「大人にならない」という言葉がよく出てきます。これは単に肉体的なことを言っているのでしょうが、そもそも「大人」って何なのか考えさせられました。「大人」ってなるってどういうことか・・・

もちろん空中戦のシーンは凄く迫力があります。でもそれがクライマックスとしての扱いではないので、やっぱりその世界に生きる人々の心情を描いた映画として見たほうがいいです。そういう意味では「日本映画」って感じでした。

ちなみに繰り返される毎日の生活に疲れ、たまに映画で息抜きを・・・と思って観た私は負の方向にシンクロしてしまい落ち込みましたとさ。

エンドロールは最後まで見てください。最後に映像あります。

評価は真っ二つ意分かれる映画だと思います。

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篤姫 第31回 「さらば幾島」 感想

井伊の安政の大獄はいよいよ天璋院の養父である近衛家にまで及び、近衛家の老女村岡がついに捕らえられる。長年苦楽をともにしてきた天璋院と幾島は村岡を救えるのでしょうか。

悲しい別れを経てきましたが今回はついに幾島(松坂慶子)との別れの時が近づいてきました。落飾した天璋院が自分の打ち掛けを侍女たちに形見分けするところから始まりますが、婚礼の時の白の打ち掛けがキーアイテムとして話をしめていましたね!

侍女が婚礼のときの打ち掛けに目を留めたときに久しぶりのハッスル幾島が見れました。幾島にとってもこの着物は想いが多く詰まったものなんですね。

それにしても家茂公(松田翔太)が凛々しすぎ!これで天璋院(宮崎あおい)の義理の息子だなんて・・・なんかちょっとドキドキします。まぁ歴史物だしNHKだからそんなことないでしょうが。

見ていて少し嬉しくなるのが天璋院に的確なアドバイスをする新しい年寄重野(中嶋朋子)と最近天璋院を支持してくれるようになった滝山(稲森いずみ)の存在。心強いですね。

そしてついに召し取られた村岡(星由里子)。婚礼のときは母役をしてくれた人をこのままにできない天璋院。しかし、天璋院が表立った行動をとればますます井伊(中村梅雀)につけ込まれる、となったときに思いついたのがあの打ち掛け!

そして天璋院と同じ事を考えていてすでに白の打ち掛けを用意させていた幾島。もうこの二人の長年の阿吽の呼吸に今回は感動しました!村岡はこの打掛を着て(つまり徳川家の後ろ盾があるのだという無言の圧力を取り調べの人にかけるわけですね)詮議を切り抜けます。

今回のことをあとから知った家茂。確かに今回のことは天璋院と近衛家の私的な問題なので将軍自らが事を起こすことはできないけど、なやみは打ち明けてほしいと天璋院にいう家茂、そうでないと、自分も悩んだりしたときに母上に相談できないじゃないかと・・・

徳川の女として生きている天璋院、そういう天璋院に従うようになった滝山や重野の存在をみて、また近衛家や島津家に恩がありすぎる自分はいつかは天璋院の足手まといになるだろうと考え、ついに幾島は天璋院のもとを去りたいとはっきり言います。

この白の打掛を幾島にもって行かそうとする天璋院。天璋院にとっても、幾島にとっても思い入れの深いこの品がいままでの二人の絆を伝えてくれます。そしてもう一度この打掛を羽織ってみてほしいと頼む幾島・・・本当にこの二人はいいパートナーでした。いままで幾島のことあんまり気にせずに見てましたが、ほんとに影のように付き添っていたというか、いなくなると思うと急にさびしくなりました(涙)

薩摩では先代藩主斉興が死去。大久保(原田泰造)は小松帯刀(瑛太)に忠教(後の久光、山口祐一郎)という人物にについていっていいのかを再確認。そして帯刀は忠教に大久保という有能な人物がいると伝えます。薩摩もついに動き出しましたね!薩摩を動かす組織ができつつありますよ!権力の中にいないとどんなにがんばりたいと思っても何もできないことを身をもって知った大久保は仲間たちが安政の大獄に憤ってても冷静、強くなりましたね。

今回は村岡の件で天璋院と幾島が最後のベストタッグを組んでのお話でなかなかよかったです。と思っていたらもう次回は井伊暗殺ですかー!!次回「桜田門外の変」。大奥の外は本当に激動の幕末ですね。勝海舟をあんないかつい人がするなんてーとか思っちゃいましたが。

 

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篤姫 第30回 「将軍の母」 感想

夫、家定を失った篤姫改め天璋院にとって生きていく「希望」が必要。そう、「希望」がなければたとえ生きていたとしてもつらいですよね。将軍の後見役になることで希望を見出そうとする天璋院。しかし井伊直弼はあくまでも天璋院をないがしろにするようです。

それにしても慶福改め家茂(松田翔太)は凛々しいですよね。天璋院(宮崎あおい)のほうが年上に見えなかったりして。まるで娘後のようなと天璋院のことを言いますが、天璋院が縁側でつまずいたとき、はじめて「母上」と呼ぶことができます。それはなき家定が大切にしたいと思うようになった「家族」となった瞬間。家定が守りたいものができたという「家族」。家定も「家族」を最後の「希望」として最後まで人生を生き抜いたことでしょう。そして今度は天璋院が「家族」を「希望」にすることで最後まで徳川家を守でしょう。

「家族」ではないのでしょうが長年苦楽をともにしてきた幾島が表使の重野(中嶋朋子)を天璋院付きの年寄りにして自分は、慶喜を次期将軍にできなかった責任をとり大奥を退こうとします。幾島も天璋院の家定に対する思いを知りつつも、薩摩の命を果たそうと苦労したことと思います。

小松帯刀(瑛太)も少しずつですが貫禄が出てきましたね。立場が人を作るというか。しかし時世は井伊直弼(中村梅雀)の安政の大獄で反幕府派の大粛清が始まり、西郷(小澤征悦と月照(高橋長英)にも捕縛の手が。薩摩では隠居していた島津斉興(長門裕之)が実権を握り、島津忠教(山口祐一郎)に西郷と月照の助命を願い出てもなんともなりません。しかし結局は小松家を継ぎ、また幕末維新の原動力となる下級藩士とも交流のある帯刀がいなければ薩摩は維新の中核藩になれなかったかも知れないわけですから、もう少し耐え忍んでください。

次回はいよいよ幾島が天璋院の元を去る日が来るみたいです。次回「さらば幾島」。

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篤姫 第29回 「天璋院篤姫」 感想

とうとう家定がお亡くなりになってしまいました。大事なひとがいなくなった喪失感で篤姫は一と話す気力もない状態。ただ、義母本寿院とおしがの方には幕府の決まりで公式発表があるまで知らされていない状態。篤姫の気持ちは・・・

さすがに家定(堺雅人)を愛していたもう一人、おしがの方(鶴田真由)は何かあったと気づいたようで聞きたいことがあると篤姫(宮崎あおい)のところに来て自分で作ったボウロを差し出しますが。ボウロで家定といっしょに食べたときのことを思い出す篤姫はおしがの方が家定のことを聞きにきたのだとわかって真実を告げます。おしがの方は何故家定の体調のことを慮ってやれなかったのだと篤姫を責めます。

篤姫は家定の死を知らない本寿院(高畑淳子)にも知らせにいきます。妻である自分ですら1ヶ月も知らされなかって悲しい思いをしているので、ここはやっぱり黙っていられないでしょうね。そして真相を知った本寿院、篤姫が毒殺したのだと、活花の花を篤姫に次々とたたきつけます。仕舞には肘掛までも投げつけようとする本寿院、その場に来た滝山(稲森いずみ)が止めようとするも、篤姫は止めなくていいと、本寿院の悲しみによる仕打ちをあえて受けようとするんです。

幾島(松坂慶子)は落飾まで篤姫の身の回りの世話は自分がすると、そばのものを下がらせるんですが、篤姫の髪を梳く幾島のシーンが印象的でした。これからも側にいてくれるよねっていう篤姫の質問に答えずに姫様の髪を梳いているこの時間が幸せだという幾島。もうすぐこの二人の別れも訪れるんですね・・・

そしていよいよ篤姫の落飾の日が訪れ、これからは天璋院と呼ばれることになります。おなじく落飾したおしがの方は大奥を去ることになりますが、篤姫に、家定に愛されて、しかもまだ涙している篤姫が贅沢だといいます。

おしがの言葉にいつまでも悲嘆にくれていてはいけないと井伊直弼(中村梅雀)に会うことを決めます。そして、新将軍家茂(松田翔太)の後見役をしてほしいという家定の遺言を果たそうとするも井伊はそんな話は聞いていないと、しらばっくれます。

京都から、水戸へ送られた密書が井伊の手に渡り、いよいよ安政の大獄がスタートですね。次回「将軍の母」。ついにいままで苦楽をともにしてきた幾島との別れもありそうで、篤姫もこれからがいよいよ苦難のときです。がんばれー

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篤姫 第28回 「ふたつの遺言」 感想

父斉彬と夫家定の死。あまりにも重いこの二つのことを受け止めなくてはならない篤姫。しかも家定の死が知らされたのは1ヶ月もあとのこと。同じ江戸城内にいながら会いに行くこともままならない篤姫。あまりにも悲しすぎる話でした。

今回は本当に悲しい話でした。最近お渡りにならない家定の病気の件は本寿院(高畑敦子)から篤姫には知らせないように知らせないように言われ、家定(堺雅人)の様子を御典医に聞いても政務の一点張り。ただひとつの救いは滝山(稲森いずみ)が本寿院の指示に従わずに知らせにきてくれたことぐらい。

最近の家定は篤姫の事をよく想ってくれていて、慶福(松田翔太)の後見に篤姫にも参加させるように、井伊直弼(中村梅雀)と堀田正睦(辰巳琢郎)に指示します。井伊には眼光鋭く、堀田にはうつけっぽくと人物にあわせて表情を使い分けてくれます。明らかに井伊には従おうというきはなさそうですね。

庭に咲いていた牡丹の花を篤姫にもって行ってやろうと庭に下りたところで倒れる家定。そうとは知らず家定に渡してほしいと白い碁石を御典医にたくす篤姫。

碁石を見て、御台よ、なぜいつかのように会いにこぬのじゃ、わしからはもう会いにはいけぬのじゃ、と力なく涙する家定。これが画面で見る家定の最後でした。そしてそうとも知らず、庭を眺めながら涙する篤姫。手には黒い碁石が。

薩摩から斉彬(高橋英樹)の死去の報を聞く篤姫は、前回で斉彬から送られまだ読んでいない文をはじめてあける。そこには自分の養女にして将軍家に嫁がせるという重い荷を背負わせてしまったこと対する謝りとたたとえ薩摩と敵味方に分かれても、お前の信じる通を行け、それでこそわしの選んだ姫であると、篤姫を想う気持ちがしたためられてあって・・・・

今回は泣きの回でしたがあおいちゃんの演技は本当にすばらしくて素直に感情移入できました。特に、滝山と御典医が将軍薨去の知らせを篤姫に伝えたときの、そのほう、なにを言っておるのだ、というところの篤姫の表情には胸が熱くなりました。まさかとは思っていたけど、信じたくない、という表情に涙がでてきました。しきたりとはいえ、臨終にも立ち会えず、しかも1ヶ月遅れで知らされる。なぜそのような所にいらっしゃるのですか、と棺にすがり付いて泣く篤姫が不憫でなりません。

政治的にも色々動きがありました。老中堀田の罷免、水戸斉昭や慶喜、松平慶永の隠居、慎み、登城停止等、井伊がついに動き出したという感じで、不気味さを出していましたね。そして朝廷に無許可で条約締結をして、恐れ入り奉りますと開き直る井伊。篤姫の次の対戦相手は井伊直弼というところでしょうか。薩摩では島津忠教(山口祐一郎)と小松帯刀(瑛太)が斉彬に後事を託されていました。なさけなかった尚五郎もいつのまにか立派な帯刀になっちゃって。次回「天璋院篤姫」。もう堺さん演じる家定さまが見れないのは辛いです。そしてすばらしい家定を演じて下さって堺さんには感謝感激です。

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篤姫 第27回 「徳川の妻」 感想

今回の話はひとつのターニング・ポイントとして描かれていましたね。今まで自分の変化していく想いとは別に薩摩からの密命をもって大奥に送り込まれたという立場がありましたが。しかし今回の決意で篤姫はこれからの自らの運命を定めたようです。

相変わらず将軍継嗣問題が跡を引きますが、滝山(稲森いずみ)は紀州派で慶福(松田翔太)を次期将軍に擁立しようとする井伊直弼(中村梅雀)を幕府大老職に就任してもらう嘆願書をもち篤姫(宮崎あおい)にも署名してくれと願い出ます。これには幾島(松坂慶子)は大反対。そして薩摩では島津斉彬(高橋英樹)が一橋派の松平慶永(矢島健一)を大老に推す動きに出ます。

篤姫は嘆願上については滝山のいいと思う判断に任せ、どちらも推さないと決めた自分は署名をしませんでした。家定さま(堺雅人)は篤姫に松平慶永と井伊直弼の両方に会わせようと、自分が拝謁するときに同席させます。家定さま、篤姫のことがよくわかってます!

家定様の決断は井伊を大老職にすることでした。その理由が井伊が幕権強化主義にしても、それによって将軍家、篤姫をはじめとする家族を守りたいからというもの、いままで幕府なんて自分の代で滅んでもいいといっていたのに、「家族」という言葉が出てきたんですね。

そして篤姫も家定さまの言葉で一大決心、自分はこれからは徳川の女として生きることを決意!普段は御台所は決してでない表(中奥になるのかな?)の家定さまのところへ廊下をずいずいと、女中が止めるのも振り切って入っちゃいます!

家定さまは次期将軍には慶福を推すことを篤姫に打ち明けます。まだ幼いからこそ、篤姫がしっかり補佐してくれる、そういう想いをこめて。もう誰も信じないといった将軍さまではないです!

力もない、体も弱い自分と結婚して幸せかと聞く家定さま、そしてそんな家定さまが日本一の男だという篤姫。もう史実がどうだってかまいませんよ!前回生まれ変わるなら鳥がいいといった家定さま、鳥など真っ平じゃ!というんです。家定さまも篤姫と出会えてよかったと、篤姫を抱きしめます・・・いつまでも仲睦まじいこの二人を見ていたい。

次回「ふたつの遺言」。斉彬も帯刀(瑛太)に湿っぽいことを言ってましたが、来週はついにそのときを迎えるんですね・・・家定さまが守ろうとした「家族」を篤姫が最後まで守りきるんですね・・・

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篤姫 第26回 「嵐の建白書」 感想

もし生まれ変わるとしたら何になりたいか・・・家定は人ではないもの、鳥になりたいと。篤姫は何になりたいかと聞かれて自分のままがいいと。家定の苦悩、そして篤姫の想いがこの質問の答えに表されているわけですが。

今回の家定さま(堺雅人)篤姫(宮崎あおい)はおこたでカステラを食べるシーンから。おいしいおいしいと食べる篤姫とそれを見つめながらもっと食べろと進める家定さま。なんて微笑ましいさわやかカップルなんだ!いつまでもこのままでいてほしい、と思うのですが歴史はそれを許さないんですね。

でも、一向に進まない将軍継嗣問題で斉彬(高橋英樹)はついに慶喜(平岳大)を押す建白書を幕府に提出!夜の囲碁シーンでは慶喜の人となりに疑問を持ちながらももう一回家定さま慶喜を跡継ぎにとお願いして、そなただけは信じられると思っていたのに、と家定さまがお部屋をたってしまう羽目に。つらいでしょうねぇ。薩摩の使命と自分の気持ちに板ばさみになって。せっかくラブラブだったのに・・・

でも、その後で家定さまから呼ばれて、家定さま篤姫の立場を思い直して謝っていたしよかったよかった。篤姫が部屋に来る前に家定さま一回足がふらつきます!阿部老中(草刈正雄)のときも咳をしだすという前フリがあったし・・・家定さまが心配だよ。歴史ものは結末がわかっているだけに・・・篤姫篤姫らしい結論を出しました。どちらがいいかわからないのに慶喜だけを推すようなことはしないと。

最初はカステラで最後はお餅と今回は食べ物で始まり食べ物で終わる回でした。で、生まれ変わったらという家定さまの質問で私のままでいたい、とまでいって続きをいうのをやめる篤姫。それを聞き出そうとする家定。顔と顔がぐっと近づいて思わずドキドキ!
疲れたから寝ると離れる家定。でも今日はそのままにせずに逆にちょっかいを出す篤姫

私のままでいたいのはそうでないとあなた様に会えないから・・・

中間の細かい政治的やり取りについては文章力がないのでまとめ切れません!幕末好きでなければちょっとしんどいかも。でも幕末の主要メンバーが結構顔をだしてきました。一橋派では越前福井藩士橋本佐内西郷とともに活躍した勤皇僧月照、南紀派では井伊直弼の参謀長野義言や公家では篤姫の義理の父近衛忠熙と対立する九条尚忠とかうーんややこしい。

次回「徳川の妻」。家定さまとの距離を縮めていく篤姫ですが、幾島(松坂慶子)との温度差が出てきたみたいで、この二人の仲が心配です。そして家定様のお体のほうも心配です。忘れてましたが尚五郎(瑛太)斉彬から「帯刀」の名前をいただきました!

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篤姫 第25回 「母の愛憎」 感想

篤姫が一橋派だとわかり激しく憎悪する本寿院はついに家定と篤姫を引き離そうと画策を始めます。それにしても家定がどんどんかっこよく見えるドラマ「篤姫」ですが、うつけのころが懐かしいような気もします。

恒例の朝の仏間でのシーンですが、本寿院(高畑淳子)篤姫(宮崎あおい)の微妙な空気を感じ取る家定(堺雅人)。このドラマではキレ者ですから、こういった空気はすぐ感じ取れるようです。仏間から出ようとした所、急に倒れこんでしまいます。これは大事なかったようですが、でも家定さまは史実上病弱な方なので思わずびっくりしてしまいましたよ(堺さん演じる家定をずっと見ていたいです)。本寿院はすぐに自分の部屋に連れていくように指示し、篤姫を近づけようとしません。

本寿院家定篤姫を離れさすために、大奥へのお渡りの知らせはまず自分に伝えるように滝山(稲森いずみ)に指示。篤姫には伝えず家定には篤姫は具合が悪いからと、代わりにお志賀(鶴田真由)に会わせます。そして朝の仏間でのご供養には出てくるな、と。

今回は本当に篤姫がかわいそうで泣けてきました。特に表使の重野(中嶋朋子)がこっそりと幾島(松坂慶子)本寿院の画策を伝えに来たのを聞いて涙目になる篤姫。今まで会えなかったのはそういうことだったのかと本寿院の部屋に出向く篤姫本寿院家定に会いたい気持ちをぶつける篤姫

そして家定さま、かっこいいですね。今回は最初から切れ者でしたがお渡りの際、またも篤姫が具合が悪いと言って会わせようとしないと知るや、うつけ演技で「御台はどこじゃー、わしは御台に会いに来たのじゃー、いやじゃ、いやじゃ、いやじゃー」と騒ぎ出し倒れこみます。本寿院の部屋に運ばれるや、ぱたっと起きて、水戸嫌いの本寿院が自分のことを思ってやっていることがわかってて、今まで育ててきてくれたことに礼を言い、もう大人になったからこれからは私が母上を心配する番と、暗に本寿院のしていることを諌めます。

そして篤姫が具合が悪いというのが嘘だと知っている家定さま、颯爽と廊下をわたり篤姫のお部屋に登場!「久しぶりじゃのう、御台」「そちがいないと面白くない、まるでこの世から色が消えてしまったようじゃ」と、必殺の口説き文句まで言っちゃって、こんなにかっこいい家定さまがこれまでいたでしょうか!(家定自体があまり知られてないよね)二人で並んでお休みのとき家定さまが寝返りをうって篤姫の肩に触れるんです。そして目を覚ました篤姫、そっと家定の手に手を重ねます。このときの篤姫の嬉しそうな表情に感動です。

あと、家定さま篤姫のはざまで少しお志賀の方がかわいそうでした。次回は「嵐の建白書」斉彬(高橋英樹)が意を決して動き出すようです。そして幕府は条約締結に向けて京都工作が始まるようです。ちらっと孝明天皇(東儀秀樹)が出てました。となるといつ家定さまが亡くなるか、予告もその方ばかり気になっています・・・死ぬなーっ

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篤姫 第24回 「許すまじ、篤姫」 感想

家定のハリスとの会見が今回のエピソードの中心ですが、篤姫らが慶喜を将軍候補に押そうとしているのを知った本寿院の動向も気になります。大奥編に入ってから、一話一話のエピソードがまとまってて非常に面白くなってきています。

ハリスに謁見しなくてはならない家定(堺雅人)はその不安を篤姫(宮崎あおい)に打ち明けます。将軍の威厳を損なわずに無事済ますにはどうしたらいい良いかと。それにしてもまたしても五目並べなんですが、よく飽きないなぁと思いますが最近はこの二人すっかり打ち解けたようですね。

篤姫家定に会見の相談をされたのがうれしかったようで幾島(松坂慶子)一橋慶喜(平岳大)の件を進めるようにという話も身に入りません。ただ最近本寿院(高畑淳子)の自分に対する態度がよそよそしいと少し不審がります。このときの本寿院の顔が怖い!!幾島本寿院派の内情を調べるべく重野(中嶋朋子)に指示を出すのですが。この頃幾島のハッスル演技が減ってきて大奥一橋派が八方塞がりになってい来ているのがひしひし伝わってきますね。

表方ではハリスがアメリカ流で立ったまま将軍に謁見するといって困っているということを堀田正睦(辰巳琢郎)篤姫に伝えると、名案が閃いた、しかしまだ教えないと、堀田を狼狽させます。篤姫の名案とは畳を何枚も重ねてその上に上様を座らせるというもの。ハリスの身長を調べさせたり、実際に畳を重ねてシミュレーションしたりとおおいそがし!

水戸斉昭が幕府要職から去り、島津斉彬(高橋英樹)は薩摩に帰国中のところ、井伊直弼(中村梅雀)が江戸に入り、ますます旗色が悪くなってきた一橋派ですが、薩摩より、何としても家定慶喜を会わすように指令が来ます。これが、家定があまり慶喜のことが好きではないので、篤姫の気を重くさせるんですね。

篤姫の名案に喜んだ家定は褒美をとらせようというのですが、ここで篤姫は思い切ってハリス謁見時に慶喜を同席させてみてはと頼み込みます。家定も薩摩からの指令をうけた篤姫に気を使って慶喜を同席させることにします。よほど家定慶喜に会ってくれというのが言いにくかったのか、家定がよいぞ、という返事におもわず涙を流す篤姫。今日はこの涙し、安堵でほほ笑むあおいちゃんのシーンが一押しです!家定さま篤姫のこと優しく見つめますよね?「赤子のごとき御台じゃのう」と。

ところが当日、ハリスとの謁見に際し慶喜を同席させることを知った本寿院が大激怒!表に行ってやめさせるとえらいことに!そしてそれを重野の報告で知った篤姫幾島らは止めに行きますが本寿院篤姫の胸倉につかみかかります。「慶喜ごときを同席させるとはぁぁー」は大迫力!

ハリスとの謁見では家定さまは歌舞伎よろしく大見得を切ります!(高杉晋作のエピソードに似てませんか?)こんなに存在感のある一三代将軍家定って今までいませんでしたよね!うーん堺雅人がやるとどんな役もそれなりに目立ちますよね。と、ハリスとの会見でまたうつけをやってしまったと篤姫に聞かせるのですが、あまり反応してくれないのでいぶかしむ家定さま篤姫本寿院につかみかかられたのがよほどショックだったのか落ち込んでるんです。あおいちゃんはこういうときの心が内面に向いた時の表情がすごくいいですね。

家定さま慶喜に会ってますます嫌いになった模様。篤姫が理由を尋ねると「勘」だといいます。しかしどうも日本のこととか、徳川家のこととかを思う気持ちが感じられないと。このドラマの家定さまは切れ者だからどうやら「勘」で感じ取ったようです。かって司馬遼太郎の「最後の将軍」(これも大河ドラマ化されてましたね)を読んだけど、司馬先生もあまり慶喜のこと好きじゃないみたいな書き方だったような気がします。

あと今回は久しぶりにお志賀の方(鶴田真由)が登場。最近篤姫のほうばかりにお渡りになって家定さまに会えないお志賀の方、上様のことを想い、もくもくと鶴を折ってました。部屋中にならぶ折鶴。これもなかなか迫力ありましたよ!

次回「母の愛憎」どうやら篤姫家定を引き離そうと本寿院が動き出したようですね!あと尚五郎(瑛太)もちょっと出てきましたが、もしかして家定さまを登場させた方が面白くて尚さん出番減らされているのでは?!まぁ本格的に活躍するのは久光の代になってからだし。でも大奥(家定)編はおもしろいわー

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篤姫 第23回 器くらべ

ハリスが将軍との謁見を望み、それに対して阿部を失った幕府上層部は右往左往でなかなか方針が決まらない。水戸斉彬は役目を辞して江戸城から去ってしまいます。斉彬から一橋慶喜を次期将軍に推すように言われている篤姫はますます孤立無援になっていくわけですが、篤姫どうなっていくんでしょうか。

恒例の仏間での先祖供養のとき、家定さま(堺雅人)は面白いものを見せてやると線香を口にくわえ取り出した容器に線香の火を近づけます。中には火薬が入っており、周囲の者は大驚き!もちろん篤姫(宮崎あおい)はそんな家定さまをじっと見ます。一瞬見つめ返す家定さまの目は切れ者モード。

その家定さまですがハリスの将軍謁見に際し何も決めれない老中には「ずっと狙っておってのじゃ!」とお手玉を頭にぶつけます。話をうやむやにして引き延ばすのは、そちらは得意じゃろ、と皮肉も忘れません。

今回は家定さまお渡りのシーンが多かったですね!でも相変わらず色っぽいことは何も起きず。眠れないと家定さま篤姫はでは、お遊びをしましょうかと、囲碁を持って来させます。ここのときのあおいちゃんの表情はかわいいです。あおいちゃん幾島(松坂慶子)ばりに武家ことばで話す時の真面目な表情よりも、こういうときの自然な表情に引き込まれます。実際やったのは家定さまの意向で五目並べですけど。前回の予告の「私の勝ちにございます。」っていうのは五目並べのことだったんですね。
家定さまに会ったこともない人物なのになんで将軍に勧めるのかといわれ、篤姫慶喜(平岳大)と会えるようにしてもらいます。

実際慶喜に会ってみた篤姫、現在の国難のことなどを聞きますが、自分の役目ではないと覇気のないことをいいますね。史実でも、鳥羽伏見戦で部下を置き去りにして江戸城に帰っちゃったりとか私も慶喜についてはあまり好きになれません。まぁ今回の場合大奥という反水戸派ばかりのところで余計なことは言えないということもあったのでその辺はおおめに見なくちゃいけないか。

斉彬(高橋英樹)のもとで活躍する西郷(小澤征悦)を薩摩にいる尚五郎(瑛太)は相変わらずうらやんで大久保(原田泰造)と酒を飲んでます。あまりのウジウジに、ついにお近さん(ともさかりえ)大激怒!国のことを考えるのも立派だけど領地のことも考えてくれと、国を支えるのは諸侯でそれを支えるのは領地ではないのかと。それがわからないのなら離縁してくれ!と。尚五郎のウジウジを叱ってくれてすっとしましたよ、お近さん

片方だけ見て判断できないと慶福(松田翔太)にも会おうとする篤姫。それにしてもまた凛々しい慶福さまですね。平慶喜さま松田慶福さまの二世対決、私は松田慶福さまです。話はそれましたが。

で出されたお菓子のにおいが変なことに気づいた慶福さま篤姫が食べようとするのをとどめます。滝山(稲森いずみ)は毒見役に調べさせようとしますが、もう悪いと分かっているものを食べさせるのは不憫だとやめさせます。すごく凛々しいじゃないですか!(宮尾登美子さんの原作では慶福が実際に食べて危篤状態にになり、篤姫が持ってた薬を飲ませ、吐き出させて一命を取り留めるんですがドラマでは少しソフトになってますね。)

自分のことを偽らずにまっすぐ向かってくる篤姫家定さまも少しづつ心を開いてきた模様、ハリスに会ってみようと言い出します。相変わらず五目並べしかしませんでしたけど今回の篤姫は少し幸せそうでした。でも来週は大変そうです。幾島慶喜擁立を企んでいると滝山本寿院(高畑淳子)歌橋(岩井友見)とが密談、怒る本寿院、次回「許すまじ、篤姫」。堺さんに引けをとらぬ個性派高畑本寿院の怒りの演技にに期待しましょう!

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篤姫 第22回 将軍の秘密

お志賀のもとで釣り(?)をして楽しむ家定を廊下から眺めながらも篤姫は、家定とほんとの夫婦になりたい、そのためには本当の家定を知りたいと思います。一方大奥のそとでは、アメリカとの条約が結ばれようとしていて、いよいよ大奥もその動乱に巻き込まれていくわけですが。

一橋慶喜(平岳大)斉彬(高橋英樹)と面会しますが、斉彬たちは慶喜に次期将軍になってこの国の難局を乗り切ってほしいわけですが、今将軍になることは火中の栗を拾いに行くようなものだ、とひどく消極的。まぁ、事実この人にとっては幕布内での譜代と外様の派閥争いに巻き込まれたくはなかったんでしょうけど。天下を取るほど骨の折れることはないと淡々と語ります。英邁さと人の上に立つ者の徳とは別物なんでしょうね。

物語の前半の主人公は阿部様(草刈正雄)です!!前回から体調のすぐれなかった阿部様ですが、篤姫と面会し、幾島(松坂慶子)に大奥でも人気がありますよといわれても、「自分は何も考えない、何もいわない老中だから」だといいます。みんな自分のことばかりを考えていて、老中として弱気になっていた模様。その阿部篤姫は、言えばよいではないかと励まします。感じたままに、気持ちのままに話、動けばいいと。将軍を補佐するのは、自分とあなたですよって。このときのもう死期を悟ったかのような微笑がたまらないんです。

そして下田条約が結ばれてしまいますが、攘夷主義の水戸斉昭(江守徹)は開国はだめだと相変わらずいきりまきますが、篤姫に励まされたのか「勝てませぬ!」と外国と戦って鎖国を維持しようとする斉昭をいさめます!!いつもとはちがう迫力に押された斉昭は、阿部殿がそこまで言うならと、おとなしくなっちゃいます。諸外国の情勢を冷静に分析しこの国難に立ち向かった阿部正弘。このお方がもう少し長く生きておられたらと思うと・・・草刈さん阿部様かっこよかったです。

そして突然の阿部正弘の死!ついに幕府は各派閥の均衡をとり、諸外国との対応という難事を支え続けてきた柱を失ってしまいました!

物語の後半の主役はやっぱり家定(堺雅人)さまですね!家定と本当に心通わせたいと思う篤姫は、自分が一橋慶喜を擁立する密命をもっきたことを打ち明けようとします。その篤姫阿部が死んだことにより、「いつまでもうつけのままではおられぬようになってしまった」と淡々と語りだします。最初はうつけっぽく話をしていたのが、だんだん切れ者モードが入って行きて、理路整然と今日の情勢と将軍家のいく末を語り出すところは、思わず見入ってしまいます。やはり堺さんの演技はすごいですよね?そしてお飾りの将軍という運命を受け入れざるを得なかった家定、「うつけのまねでもなんでもやって己の運命を笑ってやりたかったのじゃ、天にわからせてやりたかったのじゃ」と語りのボルテージは最高潮に達し胸を締め付けられます。ついに幼少のころから何度も毒殺されかけ、体もボロボロでそんなに長い人生医を送れないと今まで言わなかった自身のことを語りだすわけなんです。妻として家定を支えていきたいという篤姫に、「わしは誰も信じぬ、この世のだれ一人としてじゃ」と言い放つ家定。この二人の関係もやっと本音で語り合える段階にきましたね。はやくこの二人が心を通じ合わせ、真の夫婦になってほしい!とおもわず応援したくなりました。

今回は草刈さん堺さんの迫力ある演技でいつもよりもシリアスに、そしてグッとくる回でした。次回「器くらべ」。いよいよ次期将軍候補のもう一人慶福(松田翔太)が登場しますね。篤姫家定、真に心を通わすことができるのか・・・来週もみなくっちゃ!

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篤姫 第21回 妻の戦

1か月も家定のお渡りのない大奥では篤姫と幾島、お茶を飲みながらこれではどうしようもないと困り気味です。しかも篤姫は橋から落ちそうになった時の家定の目つきから家定さまはうつけではない、確かめねばと思いこみます。

大奥編になってからまた一段と面白くなってきたように思います。家定さま(堺雅人)のお渡りのない日々を思い悩む篤姫(宮崎あおい)幾島(松坂慶子)は息もぴったり同じタイミングでお茶をすすりつつしていますね。

本寿院(高畑淳子)高畑さんの肩の力の抜けた天然キャラの演技でいい味出してるんです。また、稲森さんの、滝山のポーカーフェイスな実力者の演技が好対照でドラマとしていい感じです。本寿院滝山(稲森いずみ)幾島歌橋(岩井友見)の大奥四巨頭会談のシーンが面白かったです。家定の気を引き、なんとか篤姫のもとに渡らせようとあの手この手を思案するんですが、篤姫のヘアスタイルをどうしようと四人で天井を見上げて思案するところはすごくいい味でした。また四人の想像の中で色々な髪型にさせられているあおいちゃんがまた可愛い!お茶とお菓子で一見おばさま方の茶飲み話なんですが、政治ってこういうところで動くんでしょうね。

結局『おまたがえし』という髪型に決まったようです。さらにたくさんの髪飾りを用意したお年寄衆は篤姫ににじり寄り、重さで首が痛くなるほどの髪飾りで篤姫の髪を飾り立てます。さすがに冷静な滝山はつけすぎだとツッコミ。結局篤姫が仏間での朝のお参りに、家定に直接、今宵お渡りしてくれるよう頼んじゃいました。

家定さまはお渡りされるや否や鼠のおもちゃを投げつけて「キャーじゃなくてチューじゃ!」とうつけぶりを発揮。じつはこの前に聴きぞびれた鼠の話を聞きにきたとのこと。篤姫はなぜうつけの振りをするのか問いただしてもぜんぜん取り合いません。今回の家定の切れ者モードはもう疲れたから寝ると布団にもぐりこんだとき、「そのネズミには子はおったのか?わしには子は出来ぬぞ、子を持つ気もない」といった時でした。(たぶん。目つきが切れ者モードでした。)

家定の行った言葉に思い悩む篤姫お志賀の方(鶴田真由)を部屋に呼びます。いきなり「香りが濃くなる」と行けた花をたべるお志賀。この辺はお志賀に「女」を感じさせる演出ですね。そして、お志賀家定はうつけと思うかと聞きますがが、「わたしはただあの方が好きなだけなのです。」どうやら篤姫、複雑な気持ちが生まれてきたようです。

その晩またおわたりがあって、いつもと違う篤姫に、今晩は色々と聞かんのか?と家定。一つ聞きたいことがあると篤姫が言うとおお、聞け聞けと嬉しそう(堺さんの演技はほんとにいいなぁ)。ところが篤姫のきいたことはお志賀のことだった。お志賀のことが好きなのか?篤姫ついにお志賀に嫉妬!それに対して、わしは人よりアヒルが好きじゃ。ねずみがすきじゃ、草や花が好きじゃ。ものを言わないから・・・と家定さまお志賀のかたも何も言わないからですか?と篤姫。うるさい、うるさい、うるさーいと床にもぐりこんでしまう将軍。この二人の関係がどうなるのか・・・いいですねぇ、次回が俄然楽しみになってきました。

そういえば今回、尚五郎(瑛太)完全に出てきませんでした。次回は少し出てくるようですが。お近さん(ともさかりえ)のこと大事にしてあげてね。次回「将軍の秘密」。篤姫家定は真に分かり合うことができるのか・・・そして斉彬(高橋英樹)一橋慶喜(平岳大)擁立派はどうなるのか!そして大奥に人気のある阿部伊勢守(草刈正雄)は体調がすぐれないようだったが・・・

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篤姫 第20回 婚礼の夜

かくれんぼをしていた将軍様をいぶかしむ篤姫、もしかしたらうつけ者なのではないかと気にやみます。幾島は無邪気なのだと宥めますが、いよいよ婚儀のせまった篤姫には不安が募るところでしょう。

お世継ぎをもうけるためにと、幾島(松坂慶子)に方法(!)を描いた絵巻物を見せられてちょっと赤面の篤姫(宮崎あおい)でしたが(原作にはありましたけど、NHKではどうするんだろうとか思ってましたが。)やはり夫になろう人がちょっとおかしい様子なのでそれどころではありませんよね!

気になる篤姫、大奥に面会に来た阿部正弘(草刈正雄)家定(堺雅人)のことを聞きますが「世に隠れ亡き武家の棟梁にございます。」とうまいこと逃げられてしまいます。

ついに婚儀が始まりますが、白無垢の篤姫が可愛い!!です。すごい似合ってますよ。着物のことはよく分りませんが、その後の白の着物も素敵でした。家定さま は過去に2回この儀式をやっているわけでもういやでいやでたまらない様子。「疲れるぞー」とか言っちゃいます。篤姫はその上様の様子を見てやはりこのひとはどこか変だと思います。

近衛家の老女、村岡(星由里子)が母(おたあさん)役として江戸に下ってきてますがやはり夫になる家定のことを聞きます。が、村岡も立派な方としか言われません。

いよいよ床入りでかみを下した篤姫がまた可愛いのですが、さて大奥恒例(?)の鈴が鳴り家定がやってくるわけですが、杯の儀の省略して、疲れたから寝るとそそくさと寝床に!あわてる篤姫、その場にそぐわないご挨拶を元気よくしちゃいます。おかげで家定さま は逆に目が覚めてしまい、篤姫に何か面白い話をするようにと命じます。

ところが篤姫、らしいといえばらしいのですが、いきなりハリスの話をしてしまい家定に嫌がられてしまいます。家定様は政治向のお話が嫌いなようで、昔話みたいのはないのか聞きます。そこで篤姫は夫婦の鼠の話をしだすのですが、夫の鼠は相撲が好きで・・・とまで話したところで今度は篤姫が寝入ってしまいます!!早っっ!!

もうこの時の家定の表情が最高!!ほんと、「えぇぇぇぇぇぇっっっー!!」ですよ(笑)。続きが気になって眠れなくなった家定、あまり飲めないお酒をお付きのもの持って来させて・・・と堺雅人さん の演技、もう面白くて面白くて。

大奥では朝、将軍、御台所をはじめとして仏間に参るようですが、家定は二日酔い(?)で来られず、昨夜の報告を受けた、世継ぎを待ち続けている本寿院(高畑淳子)は卒倒してやはり来られず、そこにいたのはあとで幾島に問いますが、篤姫のライバル、側室のお志賀の方(鶴田真由)

で、今回の切れ者将軍様です。「まてまてまてーい」とあひるを追いかける家定。うしろからはの お志賀の方がついてきます。ほんとうにうつけかどうかは人に聞くのではなくて自分で確かめればよかったのだ!と篤姫も一緒になってあひるを追います。池にかかる橋の上で篤姫、勢いあまって池に落ちそうになるんですが、切れ者家定降臨!さっと篤姫の体を抱きとめます。が、次の瞬間、まてまてー、と世を忍ぶ仮のうつけモードに戻りました。

というわけで今まで斉彬(高橋英樹)とか阿部とか男達が中心に動いてたような気がしますが、やっと篤姫中心で話が動きそうです。来週も切れ者家定は降臨するでしょうか?お志賀の方はどういった動きをするのか、うーん面白くなってきましたよ(今までは今までで面白かったんですよ)。次回「妻の戦い」。今回は家定様が最高だったので尚五郎(瑛太)斉彬に関しては省略!!滝山(稲森いずみ)の活躍も今後に期待しましょう。

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篤姫 第19回 大奥入城

やっと大奥に入城した篤姫(宮崎あおい)。挨拶が夜まで続いてお疲れの模様。滝山(稲森いずみ)常盤井など大奥メンバーも続々と顔を見せてくれます。寝所にはいる篤姫、髪を下した姿もまた可愛いです。お疲れの様子ですぐ眠ってしました。その後将軍生母の本寿院(高畑淳子)や本寿院付の歌橋、側室の志賀の方(鶴田真由)も登場。いよいよ大奥らしくなってきましたね。

目覚めようとした篤姫は声をかけるまで目覚めてはいけないと女中に言われ、体を起こすとまだ起きてはいけないと言われ、さらには寝床で片方ずつ髪を結ったりと、その不自由さに驚きの模様。でもそれでおとなしくしていないのが篤姫。ならわしでもおかしいと思うことは正せばよいではないかと、しきたりにしたがいません。でもその話を聞いた滝山、無言でキセルをポンと灰を落とします。怖ーい。

幾島篤姫のご飯の給仕をしている際、お椀に袖がつかってしまった時に、着物の袖に当て布をしていない事をとがめる滝山に対抗するエピソードは原作でもありました。その際、幾島の言葉をさらりと受け流す滝山を演じる稲森いずみ、メイクのせいもあるのかやっぱり怖ーい!滝山の活躍にもご期待しましょう。

今回の将軍様家定(堺雅人)阿部正弘(草刈正雄)堀田正睦(辰巳琢郎)にミカンを投げつけてました。阿部はすべてをナイスキャッチ。うーん、うつけを装う切れ者家定に、それに合わせることのできる切れ者阿部といったところです。

今回は登場しないかなと思っていた尚五郎(瑛太)大久保(原田泰造)の訪問を受け世の中の情勢や西郷(小澤征悦)のことなどを聞きます。小松家の領主として満たされた人生を満たされているはずの尚五郎なんですが、こんな情勢下で「死んでいるような気がすることがあるのです。」と江戸で働けなかった自分に不満を漏らします。それをまたお茶を運びにきた お近さん(ともさかりえ)が陰で聞いてしまいます。尚五郎!なに贅沢言ってるんだー。

そして篤姫家定の運命の出会い。かくれんぼをしていた家定を庭を散歩していた篤姫があやしい奴だと見咎めます。まさか将軍がひょっとこのお面をつけて木の枝をもって隠れているとは思いません。篤姫のファーストインプレッションはどんなものだったんでしょうか。次回「婚礼の夜」予告でちらっと移ってたけどあおいちゃん婚礼衣装もかわいい!!

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篤姫 第18回 斉彬の密命

安政の大地震の為に振り出しに戻ってしまった輿入れ話。篤姫もはや二年も待たされてもう二十一になるそうで、それでもこの試練を耐えればいつか自分の為になるとあくまでも前向きな篤姫です。

さっそく井伊直弼(中村梅雀)を中心とする譜代の大名の動きが出てみたいですね。阿部正弘(草刈正雄)は老中首座を退くことと、堀田正睦(辰巳琢郎)への老中就任を家定(堺雅人)に具申しに来ました。ご機嫌麗しゅう、という堀田に対して、江戸の町が地震でこの有様なのに!と怒りだします。またしても暗愚そうに見えて実は鋭いのではないかという上様、一見政治には興味ないように見えながら、阿部堀田の交替にそれでうまくいくのか?と阿部に耳打ちしたりします。

それはさておき、尚五郎(瑛太)はいよいよ小松家を継ぐことになり、お近さん(ともさかりえ)とめでたくご結婚!ですが自分の中で「決め手がない」と浮かぬ顔です。尚五郎はもう篤姫のことはとっくにふっ切っている、といってるんですがどう見ても未練ありまくりに見えますよ!挙句の果てに お近さん この縁談断ってくださいって言いに来てしまいました。お近さんがかわいそう。でも七歳も年上だったんですね。でもそんな お近さん をみてやっと「決め手」ができたそうです。そうだぞ尚五郎お近さんはずっと見守ってくれていたんだぞ。

篤姫(宮崎あおい)もやっと輿入れの日取りが決まって、幾島(松坂慶子)もハッスルしだしました。そんな篤姫斉彬(高橋英樹)から密命が下されます。もし子供ができなかった場合は次期将軍に一橋慶喜を推挙するようにと。ある意味幕府を衰退させる一因にもなった井伊を中心とする南紀派と外様雄藩の一橋派の抗争がもう始まっていますね。

英姫(余貴美子)も輿入れの前夜、やっと篤姫の前に覆面なしで向かい合います。篤姫の純粋さは英姫の心もとかしていったみたいです。ほんとうはいい人だったんですね。

そしてやっと次週は大奥に入るわけで楽しみです。大奥年寄の滝山(稲森いずみ)も登場。いよいよ大奥らしくなってきたじゃありませんか。大奥の主要人物もぽつぽつと顔をそろえてきましたね。次回「大奥入場」。

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篤姫 第17回 予期せぬ縁組

花見の宴で水戸のご老公に気に入られた篤姫はついに将軍家への輿入れも決まりました。着々と輿入れの準備も進められているようですが・・・。今回はまた流転の尚五郎物語!尚五郎さんの話以外はほぼ原作通りでした。

今回の将軍家定(堺雅人)阿部正弘(草刈正雄)島津斉彬(高橋英樹)との謁見時に自ら焼いたカステラを斉彬に食べさせます。史実では御菓子作りが好きだったということみたいなので、最近食べ物持参で登場することが多いです。あいかわらず堺雅人はバカ殿なのに時に意外とスルドイという演技をこなしますね。

西郷さん(小澤征悦)は揃えた輿入れの道具がよくないと幾島(松坂慶子)に叱咤されしゅんとなってしまいます。最近小澤征悦演じる西郷さんが私の中の若き日の西郷像になってきました。意外とこの配役いけてると思います。西郷はいい道具を揃えるためにと、幾島のいない時に、篤姫(宮崎あおい)の使っている道具を見せてほしいと頼みます。そこは篤姫、もちろんそれを許します。そこへ幾島が入ってきてご立腹!篤姫の道具を見にきた西郷に怒っているのかと思いきや、輿入れの道具には英姫(余貴美子)が婚礼の時に使った道具を持っていくように言われたことに腹を立てているのでした。篤姫は母君がくれたものだからともらいうけるのですが。
西郷さんは勉強の甲斐あってか見事な調度品を揃え幾島のオッケーも出たようでよかったね。

尚五郎(瑛太)はいよいよ江戸に行くことが決まって、意気揚揚と出立します。道中富士山を見たりし、江戸では大砲の勉強とかしながら江戸詰に励むわけですが、ある日斉彬に呼び出されて衝撃的なことを聞かされます。お世話になった恩師小松清猷(沢村一樹)が琉球で病死したことを聞かされてショックを受けます。さらに、薩摩に帰り跡取りのいない小松家に養子に入るように、さらにお近さん(ともさかりえ)と結婚するように言い渡されます。せっかく念願の江戸に来たのにたった3か月でまたもや人生の大転換を迎えます。ドラマでは斉彬尚五郎を不憫に思い篤姫に合わせてやるのでした。

篤姫尚五郎に、お近さん姉弟ができて心強いですねといったことを言うんですが、お近さんとは夫婦になるとは言えなかったのは男心でしょうか。切ないですね。でも天真爛漫の篤姫も決して不安がないわけではなく、尚五郎の、篤姫様(於一様)ならできます!の一言にいつも勇気づけられていて、2人の絆の深さが伝わるってきました。篤姫は輿入れしてから一度も薩摩には帰りませんし、尚五郎も小松家の当主になっちゃったらそうそう江戸には出て来れないだろうし、もしかしたらこれが2人があうのもこれが最後かも!?そう思うとなんか悲しいです。ドラマだからまた出会う機会もあるかもしれないしがんばれ尚五郎

で輿入れの準備が進む中、大地震がおこってしまいます。せっかく揃えた調度品が!と幾島さんわれを失いますが・・・そんなこと言っている場合じゃないですよ~。次回「斉彬の密命」尚五郎さんもいよいよご結婚!

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篤姫 第17回 予期せぬ縁組

花見の宴で水戸のご老公に気に入られた篤姫はついに将軍家への輿入れも決まりました。着々と輿入れの準備も進められているようですが・・・。今回はまた流転の尚五郎物語!尚五郎さんの話以外はほぼ原作通りでした。

今回の将軍家定(堺雅人)阿部正弘(草刈正雄)島津斉彬(高橋英樹)との謁見時に自ら焼いたカステラを斉彬に食べさせます。史実では御菓子作りが好きだったということみたいなので、最近食べ物持参で登場することが多いです。あいかわらず堺雅人はバカ殿なのに時に意外とスルドイという演技をこなしますね。

西郷さん(小澤征悦)は揃えた輿入れの道具がよくないと幾島(松坂慶子)に叱咤されしゅんとなってしまいます。最近小澤征悦演じる西郷さんが私の中の若き日の西郷像になってきました。意外とこの配役いけてると思います。西郷はいい道具を揃えるためにと、幾島のいない時に、篤姫(宮崎あおい)の使っている道具を見せてほしいと頼みます。そこは篤姫、もちろんそれを許します。そこへ幾島が入ってきてご立腹!篤姫の道具を見にきた西郷に怒っているのかと思いきや、輿入れの道具には英姫(余貴美子)が婚礼の時に使った道具を持っていくように言われたことに腹を立てているのでした。篤姫は母君がくれたものだからともらいうけるのですが。
西郷さんは勉強の甲斐あってか見事な調度品を揃え幾島のオッケーも出たようでよかったね。

尚五郎(瑛太)はいよいよ江戸に行くことが決まって、意気揚揚と出立します。道中富士山を見たりし、江戸では大砲の勉強とかしながら江戸詰に励むわけですが、ある日斉彬に呼び出されて衝撃的なことを聞かされます。お世話になった恩師小松清猷(沢村一樹)が琉球で病死したことを聞かされてショックを受けます。さらに、薩摩に帰り跡取りのいない小松家に養子に入るように、さらにお近さん(ともさかりえ)と結婚するように言い渡されます。せっかく念願の江戸に来たのにたった3か月でまたもや人生の大転換を迎えます。ドラマでは斉彬尚五郎を不憫に思い篤姫に合わせてやるのでした。

篤姫尚五郎に、お近さん姉弟ができて心強いですねといったことを言うんですが、お近さんとは夫婦になるとは言えなかったのは男心でしょうか。切ないですね。でも天真爛漫の篤姫も決して不安がないわけではなく、尚五郎の、篤姫様(於一様)ならできます!の一言にいつも勇気づけられていて、2人の絆の深さが伝わるってきました。篤姫は輿入れしてから一度も薩摩には帰りませんし、尚五郎も小松家の当主になっちゃったらそうそう江戸には出て来れないだろうし、もしかしたらこれが2人があうのもこれが最後かも!?そう思うとなんか悲しいです。ドラマだからまた出会う機会もあるかもしれないしがんばれ尚五郎

で輿入れの準備が進む中、大地震がおこってしまいます。せっかく揃えた調度品が!と幾島さんわれを失いますが・・・そんなこと言っている場合じゃないですよ~。次回「斉彬の密命」尚五郎さんもいよいよご結婚!

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篤姫 第16回 波乱の花見

今回はなかなか進まない将軍家への輿入れで難色を示している水戸の斉昭に斉彬がじかに篤姫を見てもらおうとするお話で、これは宮尾さんの原作にも載っていたエピソードなのでドラマではどんな話になるのか楽しみでしたが・・・

前回登場しなかった将軍様(堺雅人)は今回はその怪演を見せてくれました。煎餅を焼いていましたが。将軍家御台所の件は煎餅がうまく焼けたらだそうですが、阿部正弘(草刈正雄)も大変ですね。

そして今回新登場人物が一橋慶喜(平岳大)。武術の練習をしているシーンだけでしたが。篤姫の御台所の件を反対している水戸斉昭(江守徹)を納得させるために、この斉昭の第七子である慶喜を次期将軍にすることを約束してはどうかと有力大名の話し合いで話題に上るのですが、ここで斉彬(高橋英樹)篤姫を直接斉昭に見てもらおうと花見の宴を催すことを提案します。

で、あおいちゃん演じる篤姫斉昭に会った時の為、早速水戸家が代々にわたり編纂したことで有名な「大日本史」を読み始めるわけです。途中で、小の島(佐藤藍子)斉昭が編纂している部分の大日本史を持ってきたりもします。そして宴のシーンで篤姫は大日本史を読んでいると斉昭に言い、いくつかわからないことがあるから質問したいと斉昭を喜ばせます。ところがその質問というのが、水戸斉昭がなぜ攘夷をしようとするのか、というもので、いきなり直球の質問をぶつけちゃいます。これには斉昭怒り出した!と思いきや、周りの者は皆遠慮して率直にものを言わないが篤姫は素直に言ってくると逆に気に入られちゃうという展開でした。

英姫(余貴美子)斉彬のぎくしゃくした関係もこの一件で、仲直りします。じつは篤姫斉昭が編纂している部分の大日本史を届けさせたのは斉彬ではなくて英姫だったのです。斉彬は、我が家の恥にならないようにという英姫の言い方になんで篤姫の為にといえんのかと嫌な気分になりますが、そこを篤姫が我が家の恥というのは父上恥というのと同じで父上の為にしたんですと言います。それで斉彬英姫と仲直りしようとします。

今回はドラマのもう一人の主役(?)尚五郎(瑛太)も出てきますが、城勤めになったのはいいが殿様は江戸にいるからすることがない、殿様のもとで仕事ができる西郷がうらやましい、と鬱憤が溜まっている模様。そんな尚五郎に喝を入れるのがお近さん(ともさかりえ)です。

で、結局御台所の件はどうなったかというと、煎餅を焼いていた将軍家定はまたしても焼くのを失敗、焦がしてしまいます。ところが家定の母本寿院(高畑淳子)がこの少し焦げたのがおいしいと煎餅を食べだしたことによって家定は御台所の話を進めるのを許可します。結局煎餅の焼け具合で話が決まったというオチですか?

次回「予期せぬ縁組」尚五郎ついに江戸に行くことになったみたいですね。よかったね!でもこのサブタイトルからすると・・・・

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篤姫 第15回 姫、出陣

篤姫がその明るさ、気立てのよさで周囲を感化していくというNHKらしいドラマになってきましたね。そんな姫様がいるのかーとか昔なら思ってたんですが、最近素直に見れるようになってきました。あおいちゃんに感化されましたでしょうか?

今回は斉彬(高橋英樹)の子、虎寿丸が病死し、それに続いて斉彬自身も病床に倒れてしまうところを軸に描かれていましたね。斉興(長門裕之)の側室お由羅の方(涼風真世)が自分の子に藩主を継がせたいために呪詛を行ったとのうわさが立つわけです。お由羅騒動はずっとくすぶっているわけです。

その前に西郷(小澤征悦)斉彬の庭方役に抜擢され、しかも篤姫の輿入れの道具を調達するという大役を命じられました。予告で斉彬が無理というな!と怒っていたのはこの仕事の命をうけて尻込みする西郷に言ったものなのだったんですね。この人おこると怖いです。この時の仕事で西郷さんは美術品とか骨董品とかにかなり目利きになったって後年語ってたってなんかで読んだような・・・記憶違いかもしれません。その西郷さん虎寿丸が死に斉彬が病に倒れたとき、お由羅を討ちに行こうとしますが、謎の隠密を使っているらしい斉彬にバレちゃって止められちゃいます。

篤姫の母君英姫(余貴美子)斉彬の一刻も早い回復を祈って祈祷をさせるんですけど、これが・・・こわい。むしろこの人が呪詛をしているのではと思っちゃいます。

で、篤姫あおいちゃん斉興公由羅の方にあって直接確かめに行くと言い出すのです!もうこうなると誰も篤姫を止められる者はいません。あのあれだけうるさかった幾島もいまや篤姫のよきサポート役になっちゃいまして、西郷を護衛にひきつれて斉興のいる高輪の藩邸に出かけちゃいます。そして呪詛のうわさがありますがと斉興由羅に話をふりそれに怒り出すに、ただの噂だったのですねと釘を刺します。

史実では篤姫斉興のところに挨拶にいったの記録が残ってるのでしょうかね?宮尾さんの原作にはもちろんなかったですけどね。

あれ、今回将軍様(堺雅人)出てきましたっけ?ちなみに尚五郎くん(瑛太)は城勤めの役が命じられました。ついに尚五郎君も日の目を見れそうです。次回「波乱の花見」。尚五郎がついに江戸にいけるとさけんでましたが・・・

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篤姫 第14回 父の願い

先週は尚五郎の挫折物語に感情移入してしまいましたが今週はあおいちゃん篤姫のかわいそうなお話。前回に引き続き泣けるお話が続きましたね。

篤姫(あおいちゃん)の御台所の話を冷たくあしらう英姫(余貴美子)にやはり篤姫は負けてはいません。座り込み開始!あのパワフルな幾島(松坂慶子)も舌を巻きます。最近はこの二人徳川家への嫁入りにむけて意気投合していて微笑ましいです。根負けして英姫御簾越しにお出ましになりますが、もっと話を聞こうとする篤姫、勢いあまって御簾を引っかけてしまい、母君の素顔を見てしまいます。まぁドラマだからこういう事件もありですか。

幕府では家祥(堺雅人)が将軍宣下を受け一三代将軍家定となります。今回の家定様は母上(本寿院・高畑淳子)を描いていると見せかけてあひる(?)の絵を描いていました。阿部正弘(草刈正雄)に大奥ではモテモテらしいなという皮肉も忘れません。

井伊直弼(中村梅雀)もうでてきましたねぇ。あの安政の大獄で悪名高い(?)お人ですねぇ。今はひこにゃんで有名な彦根の藩主ですねぇ。物語後半では篤姫のライバルの一人になるわけですし、顔見世ですね。

斉彬(高橋英樹)は病中の忠剛(長塚京三)をみまいに今和泉家にお忍びでやってきました。これまたありえねぇーとか思いながらもまぁドラマドラマ。ここで忠剛が涙のお願いをするんです。その後江戸に出府してきた斉彬篤姫が御台所の話はどうなってるか聞くんですがここで斉彬、しぶい顔をするんですね。もうこの辺でだいたい忠剛の願いが何だったか読めて来るわけですがここではまだ伏せられています。こういうベタな演出大好きです。結局篤姫には嘘をつけないと斉彬は1か月前に忠剛がなくなったことを打ち明けます。最近こういう話に素直に泣けるようになりました。あおいちゃんの泣き顔に胸が詰まりました。

忠剛の願いは自分にもしもの事があっても江戸で苦労しているであろう篤姫に伝えない事だったんです。娘を思う父の気持に素直に感動しました。(庭の木を見て於一が遊んでいるというシーンはやりすぎかと思いますがNHKらしくもあります。)京三さんの演技は相変わらず渋いっす。忠剛さん、回想シーンでまた会えますよね。

というわけで来週は「姫出陣」ってどこへ?斉興公(長門裕之)出てましたね。オリジナルですか?1年は長いですからねぇ。

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