アニメ ガンダム Gのレコンギスタ 第18話「三日月に乗れ」感想
群雄割拠といえばよいのでしょうか、地球側もクンパ大佐、マスク勢とクリム率いるアメリア軍のサラマンドラ隊が反目しあっているし、さらにアメリア軍の所属しているんでしょうけどメガファウナ勢は姫様に率いられ、トワサンガのレジスタンス勢も加わって独自の行動を行っているみたいでややこしいところ、トワサンガ側もガヴァンのザックス隊とマッシュナー司令率いる艦隊派とまったくバラバラで動いていて、訳が分からなくなってきました。三国志の群雄割拠時代をイメージすればよいのでしょうか。
マスクを後押しするバララ、クリムを後押しするミックと女達がやたらと元気な印象を受けます。挙句の果てにロックパイを擁するマッシュナー司令まで暴走しちゃって、女は怖い!って事でしょうね。みんな自分の男に天下を握らせようと躍起になっています。これが女の本性といったところか。
カシーバミコシおよびクレセントシップがこの世界でのエネルギー源を握っていて、彼らに攻撃などで傷一つつけるのもタブーな中で、各陣営何故かG-セルフをめぐっての戦いになってきた模様。いつの間にG-セルフが物語のキーになっていたんだろう。
まずはトワサンガの防衛部隊であるガヴァン率いるザックス隊が地球人になめられっぱなしではヘルメス財団の信用をなくしてしまう、と出撃。ロックパイは新型MSガイトラッシュなる頭にC状の輪を頂いたあまりカッコよくないMSで出撃。マッシュナーから「ガヴァン隊より先にG-セルフを連行するんだぞ」と言われています。トワサンガの中にも複雑な派閥争いがあるのか。それにしても今までそんなにG-セルフに気にかけているようではなかったのに急にG-セルフが脚光を浴び始めたぞ・・・
マスクは訓練飛行、クリムは大統領の息子ということで遊びに出てる、とかを口実に彼らもG-セルフをめぐってメガファウナに向かっていたようです。まずはメガファウナにいきなり強襲をかけるマスクのマックナイフ。いきなり甲板上に取り付き格納庫に押し入ってG-セルフを奪取しようとしています。なぜかマニィまで連れてきていてます。マスクの言い分だとG-セルフをトワサンガに返せばメガファウナやガランデン、サラマンドラ3隻とも補給をうけて地球に帰れるのだとか。
そしたらメガファウナの甲板上で戦闘が行われるというとんでもない状態に。クリムのジャハナムとミックのヘカテーがマスクたちと乱戦を始めました。よくこれでメガファウナ沈まないもんだな。マッシュナー司令の乗るクノッソス級戦艦も追いつきつつあり。ベルリはG-セルフをメガファウナからだし、ダミーの隕石風船を格納庫の前に持ってきて戦火から守ろうとしますが。
「おのれ、あの女!」「あたしの大尉を蹴飛ばしたのは許せないって言ってるんだ」「蹴飛ばされた男が悪いんだろ」ミックのヘカテーとバララのビフロン、女同士のモビルスーツを使ってのケンカって恐ろしいですねぇ。自分の男を貶されたら夜叉にもなるか。こりゃもう戦争じゃないな。醜い喧嘩ですよね。そこにガヴァンのMS隊「ここはお前達の遊び場じゃないんだぞ」と乱入してきたと思えば、更に後続のロックパイが「ならず者のガヴァンは数の暴力!」とガヴァンに対して攻撃!まじで訳が分からなくなってきた。
「バララを助ける為には已むを得ん」「大尉、敵の数に負けそうになっちゃった」混戦状態でマスクはミサイル(マックナイフのお股からでるやつ)でバララを援護して助けられたバララが涙ぐんじゃって、あれ、この子、こんな可愛いところあったんだ、なんていうシーンもありました。
ガヴァン「111は連行する」、マスク「G-セルフ、クンパ大佐に性能を解析させろ!」、クリム「ベルリ君、G-セルフは人質にする価値があるのだから私に貸すのだ」G-セルフが出ればメガファウナは狙われない、とクレッセントシップを目指すベルリ。それをめがけて各陣営のMSが入り乱れる入り乱れる。ロックパイを援護する為か、マッシュナー司令は主砲のビーム砲撃を命じて、クレッセントシップのいる宙域でビームを打つことを恐れて取り乱す艦長が可哀相。男の為ならクレッセントシップが傷つこうがヘルメス財団ににらまれようが、そんな事眼中になし、といった感じで感情で動き出した女ってこわいですね。
「ダメ!ロックパイが命を懸けてるんだから、助ける!」ロックパイのガイトラッシュのビームバリアーに捕らえられたG-セルフはフォトンシールドなる機能を内蔵していてガイトラッシュのビームシールドに対抗。からみあった2機はそのままクレッセントシップのほうへ流れていきますが、マッシュナー司令はクノッソスにそれを追うように命令。クレッセントシップに近づきすぎる事を憂慮し涙ながらに減速しましょうと進言するクノッソスの艦長がもう不憫でならないよ。しかもG-セルフが近づくとクレッセントシップが「レイハントンサイン、レイハントンサイン」と反応しだすし。G-セルフはサーベルを振るいなんとかロックパイを撃退。今度はクレッセントシップに近づきすぎたメガファウナがあわや接触しかけて、大急ぎでダミー隕石をはずして、クレッセントシップの隙間に入り込むという・・・なんかすごく忙しい展開でした。見てるほうが疲れてくるわ!吹っ飛ばされたロックパイ、クノッソスにたどり着き、「ロックパイ、生きてるか」「司令、ぼく、一生懸命頑張ったんですよ」「そうだろ、分かっているよロック、ロックパイ」とマッシュナーと通信ごしに乳繰り合ってました。マッシュナーさん、司令やめさせたほうがいいよ・・・
G-セルフはクレッセントシップのハッチの前に立つとそのハッチが開き、中の広い空間に入ると壁にベルリの持っているペンダントの形と同じ壁画が。そしてカードスロットみたいのがあってそこにベルリの持っていたペンダントを差し込むと「定常運転起動スタート」というアナウンスが。クレッセントシップもベルリでないと動かせないのか?ベルリが作動させないとアイドリングにあと二日ほどかかったとか・・・G-セルフもそうだけど、この世界はどうやらレイハントンの血筋に優遇されているようです。
今回は混戦過ぎてもう訳が分からない怒涛の回だったよ。あと、女の人って怖いね、いろいろな意味で、というのを感じた回でした。次回はビーナス・グロゥブの一団も登場して新しいG系のモビルスーツも登場する模様。トワサンガの次はビーナス・グロゥブとこの物語、一体どこに向かっているんだろう・・・
次回「ビーナス・グロゥブの一団」 -見たって言いふらしてくれ-
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