アニメ ガンダム Gのレコンギスタ 第8話「父と母とマスクと」感想
マスク部隊まだ撤退していませんでした。そもそもこの人たちなんで戦っていたんだっけ、という感じの混戦模様。前回アーマーザガンが現れた島影にはアメリア本国からの補給物資が到着。一緒にやってきたえらそうな人はアイーダのお父さんのグジオン・スルガン総監。おそらくアメリア軍で一番偉い人らしいけど、なんでそんな人が補給部隊にくっついてきているのか。メガファウナがそれだけアメリア軍でも重要だという事か。それとも今ひとつ役に立っていない娘が心配なのか・・・
G-セルフにはえらいごっついバックアックが装着されます。トリッキーバックパックという名のそれは飛行ユニットと火力を備えた重武装だ。あいかわらずアイーダ姫様の使えなさが気になるわ。「無理です、アイーダさんはお父上を守ってください」つまり主戦闘には参加しないでくださいとベルリに言われ、「少しは慣れました。飛んでるでしょ」と反論してみますが、姫様の操縦するG-アルケイン、G-セルフにぶつかってきてベルリに「邪魔をしてぇ」と邪魔者扱い。せっかくのガンダム系デザインのアルケインなのに、まったく活かされてないのが凄いわ。こりゃプラモ売れんぞ。G-セルフのトリッキーパックはエルフブルックのビーム攻撃を跳ね返すバリアのようなものも出すチート兵器だ。ビームが効かないのに業を煮やしたが、トリッキーパックを殴りつけてたぞ、エルフブルック。とにかく戦闘シーンはごちゃごちゃしていて判りづらいけど、これが本当の戦争かもしれない。ケレンみはまったくないけど。マスクの人がやたら高度、高度、格闘戦は高度、と高度にやたらこだわるのが気になったよ。アーマーザガンのパイロットは金髪のお姉ちゃん、ミック・ジャック。クリム・ニックとは悪態をつきあいながらも結構息のあった戦いを披露。アーマーザガンは調整がまだ万全ではないのか、操縦パネル裏側のボードを差し替えながら戦うお姉ちゃんがちょっとすごい。
大気圏を無事突入したようなベルのお母ちゃん(ウィルミット・ゼナム)。水筒の水を飲もうとしたら、いつ用意されたものか、腐ってるのを飲んでしまい「うえぇぇっ」なんて緊張感のない人だ。古い水のむと下痢するよ。戦闘地点の爆発光をみつけて「あそこにベルがいる」と向かおうとするとはなんという無茶な人だ。武装もなさそうな大気圏グライダーで戦場に向かうとは。スルガン総監の補給部隊を護衛しているとはずだったアイーダが前線に出てきましたが、キャピタルタワーの方向からアンノウンが接近している事をキャッチして出てきたとの事。とにかく混沌とした戦場だ。とにかく視聴的に見辛い展開だ。あまりにもの混沌ぶりに「貴様達はふざけているのか!敵はここにいるんだぞー」とマスクが激昂してくれますが、そのマスクもダミーのメガファウナ風船にぶつかって「なんだというのかぁぁ」と叫びます。すいません、マスクさん、あなたもふざけているように見えます。補給機に乗っているパイロットとスルガン総監の会話「阻止できませんでした」「風船じゃ無理だろ」という会話が微妙に笑えるぞ。さらにキャピタルタワーから飛来するアンノウンがグライダー規模だと分かって、先走って飛んでいったアイーダを戻せんのかと言う総監に「突貫娘ですからね」と思わず本音がでるパイロット。気持ち分かるわ。
G-セルフ&トリッキーパックのチートな機能はまだあって、エルフブルックのビーム攻撃をバリアのようなもので弾くだけでなく、G-セルフの形状をしたピンク色のオーラを放出。そのオーラを受けたエルフブルックは機能不全に落ちいり、その隙にG-セルフのパンチを喰らってすっ飛ばされてしまいました。さらにアンノウンめがけて先走るアイーダを追っかけようと急速上昇し追っかけます。
「これでは私も戻れなくなる」姫様ポンコツ過ぎだ。アンノウンめがけて飛んでいったは良いが、制御不能でアンノウンよりも上に飛んでっちゃったらしい。一方追いかけたベルリ、アンノウンである大気圏グライダーから突然のおかあちゃんの通信が入りびっくり。しかもびっくりしている暇もなくアイーダのアルケインがグライダーに発砲しようとしているから大変。アルケインに体当たりして銃口を逸らしましたが、あやうく母死亡でしたね。アイーダ姫、なんて恐ろしい子。G-セルフに無事キャッチされたグライダー。グライダーのコックピットからアルケインにも手を振るベルリの母ちゃん、能天気すぎるぞ。この人が一番大物かもしれない。さっき吐き出した古い水もごくごく飲んでるし、相変わらずシナモンのケーキを買うのを忘れたのを気にしているし。それにしてもアイーダのポンコツぶりは今後の見所の一つになりそうだ。なんであんな高度をとっていたのかとベルリに聞かれ、「グライダー以外の敵の存在をチェックしてました」と嘘をつき、通信後「嘘をついちゃった」と舌を出すアイーダ。まさかてへぺろをする女の子だとは思わなかった。以外と可愛いじゃないですか、アイーダ。どうやらドジっ子路線を目指しているらしい。
キャピタルのウィルミット・ゼナム運行長官とアメリアのグジオン・スルガン総監はメッタバルの国際会議で会った事がある模様。ウィルミットはスコード教からタブー破りのかどで訴えられた宇宙戦艦ニックスペースが、表向きは建造中止にされ解体された事になっているが、それを宇宙海賊の使用するメガファウナにしたてて実用テストをしていてそのデータを基にして、アメリア本国で宇宙艦隊を建造し続けているのではないかを指摘。しかしスルガン長官は「宇宙からの脅威が具体的になれば、そのことを問題にしている暇はありませんよ、長官」と返します。アイーダが持ってきた写真には月の写真が。月の周りで活発になっている人工的な動きを捉えたことを説明するスルガン総監。だんだんターンAガンダムと繋がりそうな展開になってきました。ちょっと面白くなってきたかも。ウィルミットさんは「フォトンバッテリーを運んでくださるカシーバミコシの働きは、宇宙の鼓動そのものなのですよ」と相変わらずスコード教の教義に凝り固まっているようですが、そのカシーバミコシって月の宇宙戦艦のようです。アメリアではもっと現実的にキャピタルタワーやフォトンバッテリーの供給元を見ているようで、この辺の会話の温度差も興味深い。
キャピタルの戦艦のデッキ上に集められた補充兵は帰投してきたエルフブルックから外れ落ちているかもしれない破片拾いをさせられていますが、その従兵のなかに髪をおかっぱにした黒髪の女の子が。マニィ・アンバサダか?髪切る前も可愛かったのになぁ。さすがにあの長髪じゃ軍隊では怒られるか。最前線に来ればルイン達の消息が分かるかもしれないと軍に志願。さっそく部隊の半分を失って失意で戻ってきたマスクに出会います。さすがにマスクがルインだとは気付いているようです。「この敗戦の恥は、マスク大尉として晴らさなければならない。クンタラにもプライドがある。今はそれを遂げさせてくれ」というマスクに、「はい、応援します、マスク大尉」とバレバレの変装を立ててあげているマニィはいい子ですね。彼女もクンタラだったのか。この設定、後で生きてくるのかな?今後クンタラ部隊が反乱を起しそうですね。
次回「メガファウナ南へ」見なけりゃ人生暗いぞ・・・いや、見てるけど人生暗いです。
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ガンダム Gのレコンギスタ
私だ
TBS8話です
アーマーザガンの登場により引き下がったかに思われた、マスク部隊
Bパート前半まで戦い続けるというしつこさを見せました
前回の引きでまさかここまでの長時間戦闘が待ってるとは思わなかったわ
アイーダの父=グシオンが自...... [続きを読む]
» ガンダム Gのレコンギスタ 第8話 「父と母とマスクと」 感想 [ひえんきゃく]
アイーダがポンコツ過ぎる!(笑)
月は今どうなっているんでしょうね。
ムーンレイスと関係あるのかな。
アメリア軍総監であるアイーダの父グシオンが、メガファウナに
補給に現れた。
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戦闘中なのに呑気だな。上でバンバンやってる中で親子感動の再会。なんか浜辺に座ってお茶しちゃったりしているスルガン親子。因みにアイーダパパは「アイアンマン」のトニー・スタークそっくり。無論遊びに来た訳じゃなくて、Gセルフのオプションパーツ他を持ってきてくれたみたいですね。 トリッキーパックというそうですが、見た目が禍々しい。展開するとハサミの付いた蝶か蛾のように見えます。しかし機能は満載。ブースターに対ビームフィールド、挙句巨大なGセルフの残像?を放出。ハイパー化か!?実際は動力に干渉するらしくエル... [続きを読む]
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ガンダム Gのレコンギスタ 第8話『父と母とマスク』 感想(画像付)
アメリアの軍拡は、月軌道のコロニー残党への対処のようです。
また地球対宇宙の戦争になるのかな?
マニィまでアーミーに入ってきて、マスクがルインと気づきます。
髪を切ったマニィ…勿体ないな(笑)
アメリア軍総監であるアイーダの父グシオンが、メガファウナに補給に現れた。
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» ガンダム Gのレコンギスタ 第8話「父と母とマスクと」 [MAGI☆の日記]
ガンダム Gのレコンギスタの第8話を見ました。
第8話 父と母とマスクと
アメリア軍総監であるアイーダの父・グシオンがメガファウナに補給に現れ、ベルリは新たな装備トリッキーパックを換装したG-セルフで出撃する。
一方、キャピタル・タワーから来た未確認機を発見したアイーダは迎撃しようとするが、その機体はベルリの母・ウィルミットが乗った大気圏グライダーだった。
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