映画 ガールズ＆パンツァー OVA先行上映 「これが本当のアンツィオ戦です！」感想（多少ネタばれです）

OVAの劇場公開版とはいえ侮れん！ガルパンクオリティーは十分保っていてむしろ増量って感じ。戦車戦のクオリティの高さ、戦車道を極めんとす女の子達の可愛さ。むしろ大音響が楽しめる劇場でこそ楽しむべきでしょう。

TVシリーズでは端折られたアンツィオ戦、TVシーリズの1話として作られていましたが、それでも戦車戦は最終回に負けず劣らずの大迫力。映画館の大音響で十分楽しめました。戦車砲の音と振動はもっとでかくても良いかな（リアルの戦車砲の音と振動は実際スゴイ）。

今回は歴女チーム（かばさんチーム）の私生活が垣間見れた事でも貴重な回です！カエサルさんが庭で練習台まで備え付けて砲弾の装填トレーニングしているのには笑ったよ。考えてみれば、装填手って、筋力いるよね。砲弾って重いぞ。秋山優花里なんかも脱いだらすごいのかな・・・いや考えまい。

秋山さんといえば今回もコンビニ店員に扮装してアンツィオの学園艦に潜入です。敵の新戦車の情報を探るべく。食事時が既にお祭り！アンツィオの底抜けな明るさが今回の戦いを爽やかなものにしてくれるんですよ。ペパロニちゃんなんかあっさり新戦車の情報しゃべっちゃいますし。その秋山さん、あんこうチームで武部沙織の部屋にお邪魔してご飯にしようというときでも、まだすこし遠慮しがちだったり、とか、ちゃんとTVシリーズの途中回としてのクオリティー保ってますよ。他にもあのキャラ達やこのキャラやまだレストア中のあの戦車やら・・・1話からこのOVAをはさんで全話見直したくなります。

で話はもどってカエサルさんなんですが、ソウルネームは伊達じゃない。イタリア語、ラテン語堪能なことが判明。しかもアンツィオには友達がいるという。さすがイタリア繋がり。そしてある意味今回の主人公でもあります。その友達が実はアンツィオのチームの副隊長カルパッチョちゃん。ソウルネームじゃないチャンづけで呼び合うカエサルがかわいい。

敵の主力戦車、P40や自走砲タイプのセモヴェンテM41型、リベット打ちの無骨な容姿は宮崎駿アニメに出てくる戦車のいでたちです。つまり旧型臭がぷんぷんします。そう、現行の大洗の戦車戦力で十分勝てる相手なのです！あと数だけ多いCV33型なんて戦車砲すら搭載していない軽戦車。しかしアンツィオ校のノリと勢いを大切にする（？）アンチョビさんの前向きな隊長ぶりで乗り切ります。非力でいつも悲しい戦いを強いられる八九式中戦車ですら優勢に闘えますから。

見所はやっぱり1対1の戦車での殴りあいバトル！今回はセモヴェンテとIII号突撃砲の格闘戦がすばらしい！今回は回転砲塔を持たない自走砲同士の格闘戦ですから、マジで砲身と砲身のつばぜりやっているよ！映画館での音響とあいまって迫力満点。やっぱり戦車がかっこいいアニメです。イタリア戦車も好きになりましたよ！

EDのデフォルメ戦車もちゃんとイタリア戦車。こういったところがにくいねぇ。そしてCパートでもアンツィオは笑わせてくれます。やっぱりガールズ＆パンツァーは面白いなぁ、あらためて実感しました。今後の劇場オリジナルも楽しみですね。私の好きなあの戦車も出てくる？

・・・パンフレットすら買えなかった。オリジナルグッズはともかく、パンフレットくらいあらかじめ増刷しといてくれよぉぉ。ガルパンなんて人気タイトル、売れるのわかってるでしょ。最近の人気タイトルのアニメの劇場版では必ずパンフレットすらなくなるんだよねぇ。映画館いってパンフレットがないのは寂しいです。

↑励みにしたいです。少しでもよいと思ってくださったらクリックしてくださいね。

                                                 

	ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]
	ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [DVD]
	ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます! ライバルは宝物BOX
	ガールズ&パンツァー IV号戦車D型 エンディングver. (塗装済完成品)
	TVアニメ ガールズ&パンツァー オリジナルサウンドトラック
	ガルパン・アルティメット・ガイド ~ガールズ&パンツァーを100倍楽しむ本~ アンツィオ戦 スペシャルパッケージ(ジオラマセット [あんこうチーム]編)
	戦車に夢中です! :ガールズ&パンツァーとWorld of Tanksで学ぶ戦車 (小学館 GREEN MOOK)