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映画 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 7「虹の彼方に」イベント上映」感想 (多少はネタバレかも)

これでもか、これでもかというぐらいに過去のシリーズやサイドストーリーに登場するMSが登場しまくって、まさに宇宙世紀100年間の集大成的なノリになってきたガンダムUC。ひとつの時代が終わったことにじわーっとした感動を覚えました。

冒頭20分くらい?は前回のあらすじではなくて、ガンダム、Z、ZZ、逆シャアの映像をまとめた宇宙世紀100年の映像が流れました。UCをサンライズさんやバンダイさんの宇宙世紀100年の集大成にしてしまおうとする壮大な野望を感じさせられました。それでも冒頭のお父さんがバナージにユニコーンを託すシーンは何度みても泣けるなぁ。あの時にかかるユニコーンのテーマ曲が秀逸すぎるよなぁ。澤野弘之のこのBGMがなかったらUCの面白さも半減していたのではないか、澤野さん天才過ぎます。

そしてサイアムじいさんの声、今は亡き永井一郎さんの声が聞けた事にも何か感慨深いものがあります。本編前に過去の映像をながされたおかげで、あの「人類が増えすぎた人口を・・・」とかいうナレーションが完全にサイアムさんが冷凍睡眠でまどろみながらつぶやいていたセリフになってしまいました。

今回も過去のシリーズやサイドストーリーのMSがわんさかと登場です。ZZのバウとかかっこよすぎです。あと逆シャア好きなんで、ヤクト・ドーガが出てきたのも嬉しいです。とにかくUCでは私の知らないMSも含めて、大活躍でした。おもちゃ会社の策略と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、やっぱり過去の作品のMSとかが出てくると嬉しいんですよね。最近のTVシリーズのガンダムビルドファイアターズが面白かったのもプラモとはいえ過去作品のモビルスーツが出てくるからなんですよね。

マリーダさん、やっぱりそうなるのですか。彼女には最後まで生き残って欲しかった。彼女がバナージに言った「それでも、といい続けろ」というのはこの物語のテーマなのではないかとさえ思っているくらいです。強化人間として生まれ、虐げられた人生を送ってきた彼女なだけに存在感というか、説得力のあるキャラクターでした。自ら選んだ道とはいえ・・・彼女こそ、この騒乱の後のひと時の平和な時代に生き残り、むしろ負担となる強化人間やらネオジオンの士官やらという過去の履歴を背負いながらも「それでも!」と生き続けて欲しかったのに。いい人ができて結婚なんかしてジンネマン父さんを大泣きにさせて欲しかったのに。ガンダムシリーズは本当に強化人間へのあたりが厳しいよな・・・

逆に、こいつ絶対死ぬわwと思っていたのにしぶとく生き残ったのがアンジェロ・ザウパー。実はアンジェロも結構好きだったんですよ。ぶれない、というか、最初から最後までフロンタル一筋だったじゃないですか。最後にフロンタルの変わり果てた姿を見たアンジェロは・・・悲しんだのでしょうか。悲しみはしたでしょうけど、それと同じくらい嬉しかったのではないでしょうか、もう大佐は自分だけのものだ!とか言ったりしてw。説教くさいキャラクターが多い(それが本作の魅力でもあるのですが)UCですが、その中で自分の感情に正直な彼の存在が結構異彩を放っていました。

ラストはもう何がなんだかわからないファンタジー展開!怒涛過ぎてもう1回見たくなるじゃないですか。ユニコーンガンダム、チートすぎでしょう!宇宙世紀シリーズでおそらくユニコーンが最強じゃないですか?でも結局人間ってニュータイプとか人の革新とか、そういった理想的な概念的なものよりもサイコフレームを通じて出てきた実際的なエネルギーとかにしか目が行かないようですね。結局兵器として利用されるだけ。このあとF91やらVガンダムの世界を見ていると、今回の騒乱でも連邦の緩やかな支配構造も変わることもなく、人類が革新されることもなく漫然と人間の営みは続いていくんだろうなっ、て考えさせられます。「それでも」、だからこそ、それでも、といい続けないといけないんでしょうね。

ラストはミネバは演説に一生懸命で、サイコフレームが暴走して生きたままニュータイプの精神世界にトリップしかけた(という解釈でよいのかな?)バナージを連れ戻しに行ったのがリディ少尉、ってのがいただけないなぁ。やっぱり最後はミネバにバナージを連れ戻しに行って欲しかったなぁ。

とにかくここ近年のガンダムのなかで一番面白かったです。スタッフ、キャスト、関係者の皆々様お疲れ様でした。

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