アニメ 中二病でも恋がしたい！戀 第3話「迫撃の…魔法魔王少女」

「こうして俺は七宮智音と再開した」かっての勇太の盟友（？）七宮智音の登場に六花の心は揺れ動く。邪王真眼契約の前に立ちはだかる新たな障害になるのか？とにかく智音と勇太の距離感にあたふたする六花ちゃんがかわいいです！

富樫勇太の布団の中から一糸纏わぬ姿で、「勇太ぁ、ねぇ、契約ぅ」と迫る六花。な、何事？という今回のスタート。さすがにこのありえない展開で夢の中で夢だと気付く勇太。昨晩ベランダに舞い降りた（もちろんロープを伝って降りてきた）少女七宮智音の姿に邪王真眼小鳥遊六花には来るべき嵐の予感を感じていたのか、目が覚めた勇太が目にしたものは、天井に取っ手をつけて天井に「０G磁場を発生」とか言ってしがみつく六花ちゃんでした。あの羨ましい夢の原因はこれだったのね。

「違う。勇太の中の暗炎龍を呼び起こす。そう・・・暗炎龍は黒炎龍が闇の力を得て変化したもの。ダークフレイムマスターの力の源であり、魂を共にする龍」それにしても中二病セリフって文字に起すときにどういう漢字を当てたらいいのかが困ります。あくまでも自分のイメージで変換してますのであしからず。この勇太の中の「暗炎龍」（？）これが一期の「不可視境界線」のように今期シリーズのテーマになりそうだと思ったりもします。ま、まさか勇太の中のえっちい夢を見させた欲望のことではありませんよね？勇太のTシャツに龍と五芒星を書き込んで着せようとする六花。テストの結果で六花が勇太よりいい点を取ったら着る約束をしますが。「ちっ」と舌打ちする六花ちゃんがかわいい。で、もちろん結果は・・・着ることになっちゃった。

「みんな！私と一緒に願って！マジカール・・・」で、なぜか着ることになったのは暗炎龍Tシャツじゃなくて魔法少女コス。まさか勇太の魔装少女姿が見られるとは。くみん先輩に助け舟を出してもテストの結果を突きつけられるだけ。ここは約束は約束、と譲らない五月七日くみんの芯の通ったところが見られるところ。仕方なく着替えはじめる勇太に「な、なに脱いでるですかー変身するデスー」と顔を赤らめる凸守早苗がかわいい。ちなみに六花は、手で目を覆いながらも指の間から覗き見。部室（でいいよね）で一人着替え終わってなんとなく魔法少女になりきる勇太、そこに入ってきたのが事の顛末を知らない丹生谷森夏。死んだ魚のような目で勇太を見つめ、すかさず携帯を取り出し写メる丹生谷、あわてて森夏の携帯を奪い窓の外に投げ捨てて安堵の微笑みの勇太、と相変わらずのドタバタを繰り広げてくれました。

「富樫くん、かわいい？凸ちゃんが試作で作ったのがあるっていうから・・・こっちも着てみる？」くみん先輩まで魔法少女コスを着てくれてます。なんてサービス精神旺盛なお方なんだ。ほんとにこの先輩の人間の大きさと言ったら・・・ちなみに森夏が入ってきた後に一眼レフカメラをもった一色誠が部室に現れ勇太のコスプレ姿を激写。しかし強烈な勇太の回し蹴りであえなくダウン。余計なことをしなければ憧れのくみん先輩の魔法少女姿が拝めたのに。相変わらず残念な人も健在です。

「おい天使、戦争をしにきた。出て来い。この・・・」突如、なぞの放送が校舎内に流れる。その放送にどうやら呼ばれたみたい、と放送を流した相手を探しに行く六花。そして下駄箱のところで遭遇。「私はソフィアリング・SP・サターン7世。巷で有名な魔法魔王少女ソフィアちゃんとは私のことだよ。二つ名は魔王で魔法な七つの聖地を司りし少女」六花ちゃんに輪をかけた中二病ぶりのキャラの登場に期待が膨らみます。この二人が改めて名乗りを上げた今、やっぱり来ましたバニッシュメント・ディス・ワールド。妄想世界でのバトルはこのアニメのお楽しみのひとつ。「ケルビム詠唱、セラフィム降臨、フィジカル・リンケージ！！！」と智音ちゃんの妄想世界を開く呪文もカッコいいデス。「シュヴァルツ・アッシェンプッテル」なる究極魔法をいきなりかます六花、それをシールドで交わした七宮の「魔王炎閃派」で反撃。こんな下を噛みそうなセリフ、普段から考えているんだろうか？意味は良くわからんがなんとなくかっこよく聞こえてしまうのが凄い。しかしその壮絶なバトルも勇太がやってきたところで不意に中断。勇太の姿を見て「勇者じゃん」と口に出す智音。智音が勇太のことを知っていることに戸惑う六花。面白くなってきました。

再開した二人。その距離感に「近っ！」と動揺する六花ちゃん。自分の好きな人に、自分の知らないこんなにも距離感を近くとる人がいたのではそりゃ気が気じゃないですよね。七宮は現在別の学校に通っているらしいのですが、団地のベランダで見た六花から自分と同じ匂いを感じとり、制服からこの学校を割り出し乗り込んでくるという、行動派の中二病。そしてかって勇太が中二病を患ったのも、その彼女の姿に憧れたから。恋愛感情の有無はともかく、勇太に多大な影響を与えた人物なわけですから、その彼女の登場と言うのはまさに勇太と六花の間になんらかしらのインパクトを与えてくれる事でしょう。勇太は先生に言われ、七宮を送って帰ることに。そんな二人の後姿を見送る六花ちゃんの心中いかほどか・・・

「・・・そっか、・・・それはつまらないね。・・・つまらないからつまらないんだよ。世界はこんなに広いのに！」智音ちゃんの通っている学校では友達とかいるのかな？六花ちゃんみたいな愉快な仲間たちがいてくれるといいのだが。でも智音ちゃんのキャラを見ていると、自らの意に介さず、強力な個性で、太陽のように巨大な引力で良きにしろ悪しきにしろ人を惹き付ける人物にも思える。そんな風に見えるキャラが、中二病は卒業して「勇者なんてもう3年以上いわれたことないよ」という勇太にそれはつまらないね、とつぶやく。その智音ちゃんの少し寂しそうな表情が切なかった。自分は魔法魔王少女であり続けているのに、かっての盟友はもう勇者じゃなくなっていた。昔の友達に出会うと往々にしてそういう寂しい気分になることがあります。相手からもそう思われているかもしれませんが。世界はこんなに広いのに、自分たちはどんどん小さく、ただの人になっていく・・・

「赤き紅蓮の炎よ、暗黒を纏いし闇の炎と化せ。深淵の闇に頬無理され！真黒炎砲」・・・ってたどたどしく弓を射るポーズで呪文を唱えるくみん先輩。もちろんコスは魔法少女のまま。な、なんてかわいらしいんだ先輩！一生懸命中二病のお相手、なんて人間のできている人だろう。たどたどしく六花ちゃんとバトルのお相手中です。そこに入ってきた丹生谷のクレーム、「それのどこが魔法少女よ。ただの戦闘少女じゃない。そもそも魔法って言うのは人を幸せにするものでしょ？魔法を司ってる精霊っていうのは本来とても純粋な心を持っているの。だから力任せに使おうとせず・・・」あれ、いつの間にか丹生谷さん、キャラがモリサマーになってますよ。六花、くみん、凸ちゃんがいつの間にか丹生谷のもとに正座してメモを取ってるのが笑える。

「よくわからないけど、きっとそんなことにはならないと思うな」下校中にくみんから七宮と勇太のことを聞いて、修羅場よ！三角関係よ！と盛り上がる丹生谷。しかし遠い目できっとそんなことにはならない、と達観したかのようなセリフをつぶやくくみん先輩。なんだこの何事も見通したような落ち着きは。この賢者のようなポジションは。考えてみれば先の魔法少女コスで六花と対決していたのだって、七宮と勇太が一緒に帰ってしまって、なすすべもなかった六花を元気付けようとしてやっていたとも取れる。残念ながらサーバントである凸守では六花が一度意気消沈してしまうとなかなか元気付けることができなさそうですしね。くみん先輩はある意味、混沌としたこの作品の調停者で、作品の良心として降臨なされたのかもしれない。1期でもラストで勇太に六花の気持ちを代弁してあげてましたし、ね。

「邪王真眼、勇者とは何をめざすの？その目的は？」で結局、勇太が七宮を送った先は自分の家の団地。そりゃ１階上に引っ越してきたんですから。もちろん六花もそこに帰ってくるわけで。七宮は妹の樟葉とも面識があるようです。七宮の両親が仕事で遅くなるから、と４人で夕飯を取ることに。六花と勇太の邪王真眼の契約に興味津々の智音。「付き合ってるんだよ、二人」と常識人樟葉のさりげない助言に、七宮がどういう態度を示すかと思えば意外と「勇者、よかったじゃん！」と喜びます。でも勇太の手をとりかなり顔を近づけてて来るので思わず六花も「だから、近っ」と声を上げてしまいます。「ともに旅するパートナーができたんだよ、それも最強の邪王真眼」と嬉しそう。こんどは六花に「邪王真眼、勇者とは何を目指すの」と嬉々として聞いてきます。不可視境界線を見つけた今、勇者の中の暗炎龍を目覚めさせること、と答える六花に応援しているよ、と握手を求める七宮。さらに帰り際に勇太に抱きついて、ハナポチなる鼻と鼻をピッタンコするというかなり緊密なスキンシップを取ってくる七宮。ここは思わずキスしたのかとびっくりしたよ。少なくともただの友達とは思えない。そんな智音ちゃんが勇太と六花の関係を聞いて何を想っているのか、興味深深です。

「そうだったな、バイバイも、じゃあねも、言ったことがないんだよな。転校していなくなるときも結局何も言わずいなくなったし・・・」少しづつ語られていく勇太と七宮の過去。やっぱり勇太は七宮に憧れ以上のものを持っていたのでは。七宮が転校した後も一人孤独にダークフレイムマスターを続けていたわけですから。「だって、それは別れだから。別れの言葉を口にするとその瞬間、それは別れになるんだよ。世界のどこかにいる限り、それはすべて別れじゃない。口にしない限り別れじゃないんだよ・・・」七宮も七宮で勇太にひとかどならぬ思い入れがあるのかな。勇太の部屋の階と七宮の部屋の階の間の踊り場から勇太に語る七宮の背後の夜空にの星々が同心円の奇跡を描いて光りだす「・・・それが世界の理、連関天測だよ」団地の階段の踊り場でも少年と少女が邂逅するだけで幻想的な空間になるんですね。「私は未来永劫、変わらないよ」と屈託のない七宮。そんな彼女がいつか別れの言葉を口にする時が来るのかも知れません。とにかく独特な魅力を持ったキャラです。これからの活躍に期待ですね。

「わかった。じゃぁ契約を結ぶよ。もう六花以外の女の子には近づかない」ベランダでは七宮が上の階から伝ってきたロープを植木バサミで切り取ってふてくされている六花が。「鼻が・・・」とふてくされる六花ちゃんがかわいいっす。そんな六花にハナポチをしてあげる勇太。とりあえず今回はなんとか丸く収まりましたが、七宮と勇太の、過去のお互いに対する気持ちもまだ不完全燃焼のようでくすぶりを残したまま。これからの展開が楽しみです。

↑よかったらクリックしてくださいね。励みになります。

	小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~ [Blu-ray]
	小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~ [DVD]
	Van!shment Th!s World
	VOICE 【通常盤】
	京アニショップ限定 中二病でも恋がしたい！ 1/8 小鳥遊六花フィギュア
	中二病でも恋がしたい! マビノギオンバインダー
	中二病でも恋がしたい! 戀 (1) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (1) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (2) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (2) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (3) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (3) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (4) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (4) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (5) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (5) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (6) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (6) [DVD]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (7) [Blu-ray]
	中二病でも恋がしたい! 戀 (7) [DVD]
	中二病でも恋がしたい！2
	中二病でも恋がしたい!