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アニメ 宇宙戦艦ヤマト2199 第26話 「青い星の記憶」 感想

「地球か・・・何もかも皆懐かしい」このセリフが聞きたくて見続けていたのかもしれません。そしてやっぱりこのセリフが一番泣けました。このセリフを言っていいのはやっぱり沖田艦長しかいませんね。

ドメル亡き後、デスラーが以外にもダメな人ぶりを発揮して最後の最後でチョッとがっかりだったリメイクヤマト。それでも最終回は泣けたかな。森雪が撃たれて意識を意識が戻らなくなり絶望に苛まれ、それを隠すように無理にポジティブに振舞う古代進の姿にやっと感情移入が出来ました。やっと存在感がだせたね。今回なんか泣けるなぁと思ったらBGMが真っ赤なスカーフがテーマのBGMが多用されていました。「真っ赤なスカーフ」って泣けるメロディだと思います。

「おいおい、太陽圏が近くなったからって気を緩めるなよ」古代進、異常にハイテンション。前回でデスラー護衛隊の凶弾を浴び意識の戻らない森雪。雪を失うかもしれない悲しみをおし隠し気丈に振舞う古代。2度にもわたって雪を守ることを出来なかった男の悲哀ということで今回の古代くんには結構感情移入できました。一瞬だけれども超空間リレーなる技術で地球とも交信できるようになるのですが、土方司令が「雪は元気かね?」とか言って古代の心の傷を知らず知らずにえぐったりとか、古代の心をじわりじわりと追い詰めてくれます。そして艦内では新しい幽霊の噂。今度は防衛軍の制服を着た男性の幽霊の噂。ラウンジでそんな雑談を端で聞いてた新見薫は見ちゃいました、その幽霊、その姿は古代守

古代守の夢を見ていたという沖田艦長、そして艦長の話し相手をしているのは徳川機関長。ヤマトが出来る以前に一度だけガミラスに勝利したという第2次火星沖会戦を思い出す二人。「きりしま」に艦長と機関長として乗り込んでいた二人、その時の新米の砲雷長が古代守だったという・・・「徳川くん、この船はいい船だ。そう思わんか?わしはこの船を誇りに思う。わしのこの命の炎はまもなく消えるだろう。だがこの船はシナン。この魂は若い奴等に託したい・・・わしはまだ死なんよ。この目で地球を見るまではな」いよいよ艦長の命ゼリフまで秒読み段階となりましたかと。スローテンポの真っ赤なスカーフがテーマのBGMが流れてまだ艦長死んでないのに泣けてきます。

「ヤマトは間に合う、手遅れなんかにしない!俺たちが間に合わせるんだ!」地球との僅かな通信で地球がかなり荒廃していることが判ったらしく、そして通信長の相原義一は自分の父親の死と残された年老いた母の事、荒廃する地球の様子などを知ったらしく気落ちしていますが、それにまた異様なハイテンションでまだ地球を救うのに間に合うとハッパをかけます。ここでも真っ赤なスカーフがテーマのBGMが。主旋律がラッパ(・・・楽器よく知りません)で奏でるバージョンです。更に島には加藤三郎原田真琴の結婚式の招待状は明るく手渡し。「嫌がる加藤を説得するのに苦労したよ、あいつは古風だからな。まぁ何にしてもめでたいことはいいことさ!」なんと古代が船内で式を挙げるのを勧めた模様。気の毒になる位の古代のカラ元気ップリがなかなか見応えがあります。もちろん古代と仲のいいクルーにはその気持ちがつたわっていて、当の加藤は「あいつ、無理して明るく振舞ってやがる。本当は自分がどん底なくせに」とウエディングドレスを合わせている途中の真琴にぼやきます。そんなことより気になることは今回のご結婚、出来ちゃった婚だった模様・・・加藤、古風だとか堅物っぽい素ぶりをしておきながらいつの間に!?言ってもそう広くない艦内のいつどこで?・・・真琴ちゃん、可愛かったのに・・・

「はたしてそうだろうか・・・やはり、お前なのか」技術科ではコスモリバースシステムの点検で忙しそうです。コスモリバースシステムの回路は脳のニューラルネットワークのようだと新見薫。コスモリバースシステムが一個の生命体のようなものだと推測する真田志郎。新見は古代守の幽霊を見ているし、真田はシステムの中核が古代守の記憶であることを推測しています。スターシャがなかなかコスモリバースの譲渡を渋ったのはこういう仕組みだったからなのね。・・・「十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない・・・か」と認めざるをえない真田さんでした。

「僕もだ。僕も君にもう一度会いたかった・・・」森雪の突然死!ヤマト艦内で森雪を蘇生させることが出来ず、かって眠りについていたユリーシャの入っていた生命維持カプセルに入れて地球までつれて帰ろうとしていました。その容態を看ていた原田真琴、森雪の様態が急変し最期を看取ることに。真琴は雪が古代の名前を呼んでいた、貴方に会いたいと言っていたと最期の言葉を伝えます。これで古代、完全に廃人。もうから元気もそこをつき、すれ違うクルーにぶつかってよろめく始末。なんだろ、ここに来てやっと古代くんに感情移入出来るようになったぞ。今までの古代ってちょっと優等生っぽかったけど、やっと人間的な弱さを見せてくれたからかな。ちなみにここでも真っ赤なスカーフがテーマのBGMで急激に悲劇が起こった時によくかかる曲が流れます。

「君が好きだ。この世界の誰よりも君が。君のいない地球なんかに意味があるのか・・・意味が・・・」自動航法装置内のユリーシャの入っていたカプセルに横たわる森雪を抱きしめて涙する古代。それを見ているのが古代守の思念体。「進、俺がお前にしてやれるのはこれくらいだ。船をお返しします。沖田さん」いきなりコスモリバースシステムが作動!そして息を吹きかえす森雪。目覚める雪に君は夢を見ていたんだよ、と囁き唇を重ねる二人。しかし本当に慌てたのは技術科の人たち。コスモリバースが突然作動したかと思うとシステムは停止。古代守の魂と思われるシステムの起動パルスも消失、コスモリバースはうんとも寸とも言いません!一瞬古代守、弟の恋人の為に地球の再生をどぶに捨ててそれでいいのか!と突っ込みたくなりました。どうやら艦長が古代守の夢を見たというのが伏線だったようです。

そしてその時はやってきます。肉眼でも地球が見えるところまでやってきました。「佐渡先生、わしをしばらく一人にしてはくれまいか・・・」肩をおとして部屋をでようとする佐渡先生。「佐渡先生、ありがとう」と声をかけられ涙を抑えて先生は出ていきます。今は亡き息子夫婦の写真を手にし、艦長室の窓に大きく写る赤くなった地球をみて涙を流します。

「地球か、なにもかもみな懐かしい」

佐渡先生が艦長室に戻ってきたときには既に沖田艦長は深い眠りについていました。

再起動するコスモリバースシステム。どうやら今度は沖田艦長の魂がシステムの起動パルスになったようです。しかしそのことを知らない真田副長たち技術科の面々。「分からない・・・ただ、奇跡というものが起きただけだ・・・」とつぶやく真田副長。「さよなら、真田。さよなら、薫」古代守の思念は奇跡の代償というように消えていくのでした。

ラストは森雪を抱きかかえた古代がブリッジにやってきてクルーたちが迎えるシーン。古代を慕っていた山本玲もすっかり二人の相思相愛ぶりにすっかり身を引き「森船務長の帰艦を一同歓迎します」と率先して二人を出迎えます。若いクルーたちはまだ沖田艦長の死を知らないんですよね・・・沖田艦長の最期を看取った佐渡先生が艦橋に来て、喜ぶ若いクルーたちの中に息を吹き返した森雪をみて涙ぐむのがまた印象的です。・・・西暦2199年12月8日 宇宙戦艦ヤマト 地球に帰還・・・

リメイク版ヤマト、結構面白かったです。オリジナルがおぼろげながら記憶があって、かつはっきり憶えていないところも多かったのが良かったのかもしれません。ただ残念なところも多かったと思います。オリジナルのシーンを盛り込みつつ、SF的考証や辻褄合わせを細かくやりすぎて、盛り上がらないといけないところで尺をしっかり取れずに今ひとつ盛り上がらなかったところが多かった気が。魅力的は新キャラも多く投入されましたが、その分個個キャラが描ききれてなかったような気も・・・ガミラス本星のバトルとか、デスラー最期の強襲とか残念だったね(最期のデスラーの強襲なんか森雪を瀕死の状態にさせるために無理やり組み込んだようにしか見えんし)、山本玲ちゃんがいつの間にか恋愛バトルから身を引いちゃってたのも残念だったねぇ。げんしけんみたいに、やっぱりちゃんと告白してちゃんと振られてほしかったというか・・・それでも現代風にリメイクされて、メカとか非常にカッコよかったし、肌の色が違うのを逆手にとった2等ガミラス(ザルツ人)の設定とか面白かったし、あと、ガミラス国歌が結構燃えましたし。やっぱり私的にはドメル将軍とその幕僚たちがカッコよくて好きだったなぁ・・・(フラーケンとハイニ含む)オリジナルを意識しつつ、今風のデザインや設定を組み込むことは大変だったと思います。スタッフ、キャスト、この作品に携わった皆々様、お疲れ様でした。

そして 宇宙戦艦ヤマト2199年完全新作劇場映画 2014年公開決定 ヤマト2199なの?白色彗星じゃないのか・・・?

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コメント

コメント失礼します。

なかなか面白かったですね〜
旧ヤマトを見てない僕も沖田艦長の例のシーンではウルッときました。でもよく考えたらあの人、「敵中に突っ込め!」しか言ってないような…

いいキャラが多いのに全然掘り下げられなかったのはよくなかったですよね…ドメルぅ…一話で死ぬなよ…(泣)

投稿: スリアイ | 2013年10月 1日 (火) 21時50分

スリアイ様 コメントありがとうございます。

本当に「なかなか面白かった」でした。

>…ドメルぅ…一話で死ぬなよ…(泣)

確かにドメルの最期は2話に分けて欲しかったですね。艦載機のワープ攻撃、ドリルミサイル、艦隊特攻と続いてドメルの自爆、1話で終わらせるのは勿体無すぎる内容なのに!
ガミラス本星の戦いも2話に分け手欲しかったです。

でもスタッフの熱意は感じられる作品だったのでよかったと思いますよ。

それにしても沖田艦長、普段は優しそうなのに戦闘時は敵中突破の大好きな血の気の多い艦長でしたねw、でわでわ

投稿: くまっこ | 2013年10月 3日 (木) 23時49分

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