アニメ 宇宙戦艦ヤマト2199 第24話 「遥かなる約束の地」 感想
「ユリーシャ、貴方の見てきたものを私に伝えなさい。地球の方々と話すのはその後です」とにかくやってきましたイスカンダル。使者として副長の真田、新見薫に古代進がユリーシャに付き添ってスターシャに会いに行くことになりましたが、ユリーシャの熱い要望で森雪も一緒に行くことに。しかしこの人選、よくよく考えるとスターシャにとって思うところのある人ばかり。そしてスターシャに出会ってみると、コスモリバースシステムの提供を出し渋ります。理由は波動エネルギーを兵器転用したからというのが大きいようですが、実は別の、もっと個人的な理由のようでした。
「えーっと、原田衛生士、意見具申!」スターシャからの返事を待つ中原田ちゃんが水着回を行えと意見具申してきます。ここに来て水着回ってなんかもうどうでもいいよって気がします。リメイクヤマトって結構女性が乗艦してるんだなぁと思いまいた。男性陣のメインキャラは意外と泳がないのね。メインは山本玲ちゃんとメリダのダイビング対決でした。もっと他の女性キャラたちの海満喫シーンも欲しかったかな。「やっぱりいいなぁ。船は海の上が一番だ」「そうだな。待つのは苦手だ」ブリッジでのんびりしている島大介と古代進。何爺臭いことしてるんですか。ここは君たちも水着でしょ。
「はい。我々はヤマトに救われました。もう彼らに対するこだわりはありません」スターシャはガミラスの副総統のヒス(もしかしたら総統とか首相とかになってるかも)と映像通信で会談。あのヒスがスターシャにヤマトの弁護をしています。デスラーの暴挙以来スイッチが入ってしまったのか、すっかり名指導者になったようで。しかもヤマトがはるばるイスカンダルまで来た事情を知っている?しかもスターシャがブツを渡そうとしないのも知っている?「それと我々を救ったのは波動エネルギーを使った大砲であったと申し添えておきます」って明らかに事情を知ってるかのような申し添え。この人実はすごい人だったのでは。
「貴方のことは伝えなければいけない。彼女も来ていた。でも相したら貴方とはもう・・・この星は悲しすぎる」なにかの装置の中で光る玉(?)に離しかけるスターシャ。どうやらこの光は古代守の残留思念のようなもの。というか、古代守、オリジナルと同様にイスカンダルまできていたようです。一応あの冥王星会戦のあとガミラスに捕まり生体サンプルとして捕虜護送船でガミラス本星へ護送される途中、事故でイスカンダルに不時着し、スターシャが密かに救護した、という理由付けがされていました。今の世の中、考証をきちっとしとかないといけないようで大変ですね。リメイク版ではこの時点で守さんは既にお亡くなりのようですが、どうやら想い人であったのは旧作と同じようで。先の会談では守の親友で波動砲を造ってしまった真田、その弟子で守の元カノだった新見薫、守の弟の進、そしてその彼女で(?)次女サーシャと瓜二つの森雪がやってきた為気が動顚したのかもしれませんね。
「生命を宿した惑星にはその星の物質と生命の進化の記憶が時空を超えた波動として存在している」お花畑でユリーシャと森雪の会話。会話の形でヤマトが何故イスカンダルまで来る必要があったかを解説してくれます。星の思いを宿した物質、星のエレメント。コスモリバースはそれがないと完成しないらしく、ヤマトそのものがそのエレメントになるそうです。ヤマトがコスモリバースのシステムになると。ヤマトの設計図じゃなくてコスモリバースの設計図最初から送れよ、という突っ込みがよほど気になったんですね・・・スターシャが話しかけていた古代守の魂っぽい光玉もコスモリバースに組み込む必要があるのかもしれません。
「弟の進に伝えて欲しい。進、俺の分まで生きてくれ。生きて必ず蒼い姿を取り戻した地球を瞳に焼き付けてくれ」ようやくコスモリバースの提供を決断したスターシャ。やっぱり波動エネルギーの兵器転用のことよりも古代守との想い出が決断を先延ばしにさせてたんでしょうね。古代守が残したメッセージもヤマト側に伝えられ、艦内にも放送されます。死期も間近な頃の映像のようです。傍らにはスターシャが立っていて、守は「異星人とだって理解しあえる」ということをイスカンダルまでやってくるであろう人達に向けて残します。そしてただ人に残った肉親である弟の進むに伝えて欲しいと・・・死期を悟った人が自分の肉親に自分の出来なかったことを託すというのはやっぱり泣けますね。コスモリバースと守のメッセージを受け取った一路地球へ・・・
そのヤマトの出発を見晴らしのいい丘から見送るスターシャですが・・・あなた、その下腹部をさする所作はなに?もしや守の子を宿しているとか、そういう事ですか?もしそうだとしたら・・・イスカンダルで救出されたときには既に余命幾ばくもなかった古代守・・・がんばったんだねぇ。
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