アニメ 宇宙戦艦ヤマト2199 第17話 「記憶の森から」 感想
薫さんのブラがいきなり見れます!前回のクーデター時に負傷した右腕の治療で佐渡先生に見てもらっている新見薫。もちろん負傷した右肩しか脱いでいませんが、ピンクです。しかも結構ファンシーです。知性的な外見とは裏腹に意外と可愛いもの好きなのかもしれません。「道に・・・迷ってしまったんです」佐渡先生に気持ちを吐露する彼女。このあと保安部の星名透に連れられて営倉(?)入り。でも真田副長、そして古代守を絡めた回想シーンでは彼女のまだ穢れを知らない(?)学生時代も楽しめます!
「私は後一歩でヤマトに止めを刺せたのです、それを!これは一体何の茶番ですか?!」ドメル様が手錠をかけられている!やっぱりデスラー総統の爆殺の犯人扱いですか。副総統レドフ・ヒスの、そして親衛隊長官ハイドム・ギムレーの立体映像が銀河方面作戦司令官エルク・ドメルの立たされている周囲に現れドメルを総統暗殺の首謀者として告発する。総統のバラン視察を知っていたのがドメルと航宙艦隊司令のディッツの二人だけというのがその告発の理由なのですが、ということはディッツ司令も既に捕縛されているのか。しかもドメルの奥さん(エリーザ・ドメル)が反政府運動に加担されたかどで拘束されているとのことでますます不利な状況に。確かにエリーザさん、ドメル邸に逃げ込んできた反乱分子らしい人を匿ってましたが・・・そして軍事法廷陪審員は全会一致で死刑を宣告。どうやってドメル司令は死刑を免れるのか・・・おそらくデスラー総統があれでおっ死んじゃったって事はないでしょうから、デスラーが無事に帝都に帰還してドメルの死刑を止めさせるのでしょうか?
「ふふふふふはは、ふはっはっはっはっ・・・ドメルに死刑判決がでぇーたぁー」ドメルの死刑判決で大喜びで艦橋に入ってきたのは中央軍総監ヘルム・ゼーリック。相変わらすの若本さんの巻き舌が冴え渡ります。ドメルのような生粋の軍人が総統暗殺など考えられません。するとしたらむしろこいつです。艦隊を率いてバランに向かうようです。ゼーリックはともかくガミラス艦隊が飛翔していくところはカッコいいです。この時にかかるガミラス国歌(今回は歌なし)がまたカッコいいんですよね。地上では逮捕された人々が輸送船に乗せられています。それをフェンスの向こうから見ているのはメルダ・ディッツ。フードで顔を隠している彼女、そういえばディッツ提督の娘さんでしたね、おそらく彼女自身も逮捕される可能性が高いですよね、逃走中でしょうか。輸送船に乗せられる人々の中にはエリーザ・ドメルの姿も。さらにそのメリダの後ろから遠巻きに車から覗いているエージェントっぽい人もいて、今度はメリダも危ない?ガミラス陣営も混沌としています。なるほど、有能な人物が次々と告発されて粛清されて、それでヤマトは単艦でもガミラスと戦うことが出来るわけですね。陰謀さえなければ15話でドメルに沈められていたわけですし。
ビーメラ4で得た情報から、亜空間ゲートなるものが存在し、それを使用すれば航海の遅れを取り戻せる事がわかり、そのゲートをコントロールするシステム衛星を操作しに真田副長、古代進、そして森雪が向かいます。ちなみにヤマト艦内では森雪=イスカンダル人という噂が完全に広がっています。結局艦内のイスカンダル人とは自動航法室内のコールドスリープ装置(もしくは生命維持装置)のようなものの中で意識を失っているユリーシャが眠りについていた、というのが真相。イスカンダルの正確な位置がわからない為、彼女の記憶を引き出すためにそんな状態でつれてきたのだとか。たまたま雪とユリーシャは同じ事故(テロの可能性もあり)に巻き込まれただけとの事ですが、何故雪の1年前より昔の記憶がないのか、そもそも土方司令が後見しているらしい雪の履歴がまだ不明瞭で、この件についてはもうちょっと後を引きそうな感じ。
「汚れちまった悲しみに、今日も小雪の降りかかる・・・か」中原中也の詩をつぶやく真田副長。「昔、この詩が好きな奴がいてね」そして「いつでも先生はそうでした。迷ったとき、いつも道を示してくれた」と、営倉(?)に入れられている新見薫。回想シーンの始まりです。
-七年前 西暦2192年-真田のもとに頼まれていた資料を持ってくる新見。かわいい!赤いふちのメガネに、前髪を左右にわけて髪どめで止めてますが髪どめがお花です。少女趣味です。そこに気さくに現れたのが古代守。新見は古代のことを君づけで呼び、真田のことは先輩と呼んでます。真田がこの前読んでみたいといっていた本を持ってきたと古代。それが中原中也の詩集。「詩集・・・ですか」といぶかしむ新見。「数式にしか興味ないと思ったろ」と言う古代にメガネをつまみ「うん」と思いっきりうなずく新見。薫ちゃんかわいい!やっぱり若いって良いよね。
「古代、さっき、中原中也の詩を口ずさんでいた友達がいると言ったろ。あれは、古代守だ」システム衛星のコントロール室のような場所に先に入った真田。突然扉が閉まり古代と雪は残されます。コントロール室から真田副長は扉をロックして二人が中に入れないようにします。システム再起動時に大量の中性子が放出される、古代や雪のいる区画はシールドされているから安全だということが真田副長から語られます。しかし真田副長のいるコントロール室は?「そっちはどうなんです?シールドされているんですか、されてるんですよね?何やってんだ、あんたは!」真田副長が身を賭してシステム衛星を起動させようとするのを止めさせようと扉を叩く古代に、中原中也の詩を口ずさんでいたのが兄の守るだと語る真田。
「詩と数式だな、俺たちは。道は違ってもこの世界を守りたい。その気持ちは同じって事さ」ガミラスの侵攻で真っ黒に曇った空の下で今後の進む道を語り合う二人。古代守の好きだった詩のように、汚れた空に小雪が舞い散ります。
「親友だっていうのに、俺は・・・俺は、ネ号作戦が陽動だって事を、艦隊が囮だったって事を、あいつに告げられなかった・・・」-10ヶ月前 富士宇宙港地下ドック-艦長服に白いマフラー、守さんカッコよすぎる。そしてドックには出発を待つゆきかぜが。第1話での勇壮たる最期のシーンが思い出されます。作戦本部の制服を着た真田が本を返しにやって来ますが、ここでは古代守が新見薫と別れたということがさらりと語られます。まぁ男同士なんでそういった話はさらりと終わっちゃうもんですが、薫さん、守の方と付き合ってたんですか!どんな付き合いをしていたのか、そっちの方が気になるわ。「やるよ。いや、お前に持っていて欲しい」とにこやかに言う古代守。これが今生の別れになるわけですね!地上に並んだ地球艦隊。あかつきに一隻、一隻と飛翔していきます。「銀河航路」(BGM版の少しスローで物悲しい方)がバックに流れ、艦隊が旅立っていくシーン。今回はこのシーンでお腹いっぱいです。「陽動であることは極秘だった。親友に事実を告げる勇気もなく、ただ、命令には忠実に。俺はそういう男だ」まぁ軍機なら仕方ないというところもあるんでしょうが・・・確かに十中八九はけって来れないであろう死地に赴く親友を前にして忸怩たるものがあったのでしょう。今度は自分が命を賭する番だと・・・
「真田さん、俺は、俺は兄が詩を好きだったなんて知りませんでした。・・真田さん、兄はどんなことに笑ったんですか?どんなことに悲しんだんですか・・・真田さーん!」必死にシステムの起動を止めさせようと扉を叩く古代。扉のロックを外から解除しようとする雪。でも・・・なにか変。普通さ、制御室の方を中性子からシールドするように造らね?古代や雪のいるところはどう見ても通路っぽいし、何で真田さんのいるところだけシールドされてないの?逆じゃね?とどうでもいい事に思考を取られてしまいました。せっかく古代守の過去話なんか出てきて盛り上がってるところ野暮ですが。起動されるシステム。復活する亜空間ゲート。しかし真田副長の安否は?何とかロックを解除した雪。中に入ると・・・制御室には池(?)があって、中性子は水を通りにくいんだ、とその池の中にもぐって危険を回避していたというオチに腰が抜けたわ。なんだろこのシステムを開発した種族の人たちもシステム起動した後に池に飛び込んだのだろうか。そのためにわざわざ制御室の周囲に水が張ってあるのか・・・なんか笑えてきた。
結局艦長がイスカンダル人がヤマト内にいて、それは乗組員ではなく自動航法室で眠っている、という秘密が打ち明けられて、森=ユリーシャ?説は否定されて一件落着。しかし時折岬百合亜に憑依するユリーシャの思念についてはもうちょっと後を引きそう。まぁ今回は久しぶりに地球艦隊の艦船が見れたのが良かったかな。
なんと今回は久しぶりに予告あり!?次回予告拡大1時間SP!?ドメル司令が戦線に復帰!?やったぁ「彼らは来る。必ず七色星団を突き進んでくる」「本艦は七色星団を抜けイスカンダルを目指す」「目標七色星団!全艦発進せよ!」ドメル艦隊VSヤマトの第2ラウンド!待ってました。そしてデスラーはどうやって生きていたのか?「テロンの諸君、見てくれるだろうね」見ますとも、もちろん!
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※次回(8/4)の放送は1時間スペシャルで第18話・第19話を連続放送です。
連続して見れるのは楽しいけど,感想を書くのは大変そう(汗)
録画修正を要する方は速やかな対応が必要のようです。
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これを今の日本に当てはめるならば,「汚(けが)されちまった(歴史認識に対する)悲しみに」?
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通りすがりでこちらに来ました。
感想ではなく、台本を文字起こししただけのあらすじですね。
放送で見たままを丸写しでテキスト化されても、1回見たものをまたわざわざ文字で見る気にはなれません。
あなたの労力の割にあまりに実りが少ないのでは‥と思いました。
いくつかにポイントを絞って、もっと噛み砕いた自分なりの言葉で感想を書いてみてはいかがでしょう?
そうしたらもっと読んで見たくなると思います。
いきなり色々と失礼しました。
ヤマト2199もいよいよ佳境に入りました。
結末がどうなるのか楽しみですね。
投稿: かず | 2013年7月30日 (火) 16時52分
> 何で真田さんのいるところだけシールドされてないの?逆じゃね?
解答。古代宇宙人はM
投稿: ふじき78 | 2013年8月 2日 (金) 19時32分
かず様コメントありがとうございます。
多分に自己満足のブログです。しかしかず様のおっしゃるとおり、まがりなりにも多少は他の人にも見てもらおうとアップしているわけですからね…もっと自分の考えを文章に表現できるように努力します。
投稿: くまっこ | 2013年8月 4日 (日) 12時10分
ふじき78様コメントありがとうございます。
>解答。古代宇宙人はM
笑ってしまいました。
古代人はゲートを再起動するたびに中性子を浴びて悶え喜ぶわけですね!
投稿: くまっこ | 2013年8月 4日 (日) 12時14分