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アニメ 宇宙戦艦ヤマト2199 第12話 「その果てにあるもの」 感想

「銀河系は遠いわ・・・とても、遠い」勲章の授与というセレモニーのために本国に召還されたドメル将軍はヤマト討伐のため銀河方面軍に派遣されることに。ガミラス上層部のドロドロ感がたまらなく面白いです。

総統に面会を求めてやってきた宣伝情報相ミーゼラ・セレステラ親衛隊長官ハイドム・ギムレーは女性護衛員に入室を拒まれます。総統はホットラインを使用中だから、との事。しかしこのホットライン使用中ということに何故か反応を示し「お退きなさい」とムキになって護衛員を下がらせようとします。セレステラは総統が話しているホットラインの相手のことを良く思っていないようです。

「はっはっはっは、それは私の誤解だったようだ。私はてっきり君が彼らを哀れんで、また悪い癖を出してしまったかと思ってね」総統アベルト・デスラーが電話で(受話器を持って話すまさに電話)話している相手、そして話しの中で出てくる「彼ら」、電話中デスラーが窓の外、見上げる先に浮かぶ蒼い天体、とまぁ旧作を知ってる人には想像のつくことが描かれます。電話が終わるまで部屋の外で盗み聞きをする二人でした。デスラーはヤマト(ガミラスではテロン人の船)について「彼らはどこを目指しているのか、どこに向かって旅を続けているのか、それがどうやら判ったよ」と電話が終わって部屋に入ってきた二人につぶやく。そして上空にうかぶ蒼い星に目をやる総統。それをみてやっぱり渋い顔をするセレステラ。まぁ総統のホットラインの相手はもう旧作に描かれていわけですから周知の事実でしょうけど、その相手にたいしてセレステラはどう関わってくるのかは気になります。

ドメル中将への叙勲式が始まる。相変わらず帝都バラレスの描写はしっかりとしていて、スタッフのガミラスへの愛が感じられます。手を振る群衆のなかドメル中将が乗る装甲車が行進して行きます。花束を持った少女(ガミラス人なのでもちろん顔は青い)がその車列に近づこうとして衛兵に止められますが車を止めさせ、少女を止めようとする衛兵を制止します。「我らが将軍」「ありがとう」と花束を受け取るドメルはまさに英雄。前回では政治的パフォーマンスとかいってましたがやっぱり群集は英雄を好みますからねぇ。

「私が何故君を前線から召喚したのか、計りかねている顔だな」勲章を授与しながらもヤマトの討伐を指示するデスラー。このデスラーとドメルとの会話で「あのシュルツもそれで戦死したとか」とドメルが言います。シュルツはドメル指令の元で戦ったことがあるといったようなことを言ってましたが、一応ドメルもシュルツのこと覚えていたんですね。結構シュルツのこと評価していたのかな。デスラーの行ってくれるかな、とのお言葉に「自分は帝国と総統に忠誠を尽す軍人です。ご命令とあらば」と表情一つ変えずに命令を受諾するドメル。「彼こそガミラスの輝ける星であーるっ」相変わらずの巻き舌で大仰に、おざなりの拍手でわざとらしく讃える中央軍総監ヘルム・ゼーリック。それを冷たい視線でちらみするセレステラ。とガミラス陣営もいろいろ人間関係が大変そうです。

軍需国防相ヴェルテ・タラン航宙艦隊総司令ガル・ディッツと同乗するドメル。タランとディッツはドメルが国民の人気が高いことを心配し、ドメルの出世を快く思っていない総統の取り巻きに気をつけろと忠告。ドメルは中将から上級大将に昇進したようです。涼しい顔で「私は政治には興味ありません」と窓の外に目をやるドメル。そういっている人ほど政争に巻き込まれて悲惨な目に遭うんですよ、気をつけてー。ドメルの今後が心配です。この3人はガミラス内でもどちらかというと良識派のようです、3人とも知性的なお顔をしてますので。ドメルはここでディッツに「提督に一つ、お願いがあります。例の特務艦を自分にお貸願えないでしょうか」と言います。特務艦、何でしょう、ヤマト討伐に使われる秘密兵器でしょうか。特務艦という響きがいいです。

車は夜の高速道路を抜けていきますがどこまでも続く街の上空には数隻の戦闘艦が浮遊しています。「バレラスも変わりましたねぇ」とつぶやくドメル。軍事色に染まった帝都の模様もしっかり描かれています。また途中彼らの車を親衛隊の検問が止めます。洋上プラントでサボタージュがあったとの事で親衛隊が反乱分子を摘発すしているところに出くわすドメル。見たところ一般市民のようだが、といぶかしむドメルですが、今の帝都では親衛隊ギムレー長官の指示でバシバシ摘発が行われているという暗い世の中になっています。収容所惑星送りって・・・どこまで過去の某地球上の国家を彷彿させてくれるのか。

途中ドメルを下ろして会話を続けるディッツとタラン。「国家元帥は版図の拡大を推し進め、ジュレルの魔女がそれを喧伝する」「副総統はお飾りな上、親衛隊の傍若無人は目を覆うばかり、そして総統は・・・」暗雲立ち込める帝都の模様を慮る二人の高官。その車が走る高速道路の横を飛翔していく3隻の戦闘艦が渋すぎる!車と対比される戦闘艦の質量感、今回ここが一番カッコよかった!ガミラスの軍国主義ぶりが丁寧に描かれてます。「・・・遷都を考えておられるらしい」とつぶやくタラン。一体どこへでしょうねぇ「大統合だよ」ってどこと統合しようってんでしょうねぇ。とにかくこのガミラス上層部のドロドロ感がいいですね。やっぱり今回のリメイク版ヤマトはガミラス愛がハンパじゃないっす。先ほど高速道路の横から表れ上昇を続ける3隻の戦闘艦の上空には象徴的にデスラーが見ていたのと同じであろう蒼い天体が大きく浮かび上がります。

一方車を途中で降りたドメルが向かったのは広大な墓地の一角。花束を持ったドメルの向かう先には肩に鳥を乗せた金髪の女性が墓の前にいます。肩の上の鳥はドメル肩に飛び移ります。「あなたがこの日を覚えているとは思わなかった、これは救いね」「総統命令で一時帰国した」どうやらドメルの奥さんのようです。墓には既に彼女が持ってきたのであろう花束が。公園で遊ぶ二人の少年を遠めに見ながら「生きていればちょうどあのくらい」とドメル妻がつぶやくところからどうやらお子さんを失くしたのでしょう。銀河方面軍の指揮を命じられたことを打ち明けるドメル。「銀河系は遠いわ」「ああ」「とても、遠い」「ああ」手を握りあう二人・・・あぁ、もうなんて不吉、今生の別れみたいな演出。おそらくヤマトが負けることはないでしょうからドメル将軍やばいっす、でっかいフラグおっ立てちゃいました。なんか心情的にドメル将軍に勝って欲しくなってきたなぁ。二人が空を見上げるとまた蒼い天体が。

その蒼い天体を部屋から眺めているのはデスラー。「私たちは遠からず一つとなる。君はそこで、私が放った狼が獲物に牙を立てるのを見ていたまえ」デスラーは一体何を考えているのか。ガミラスが結構丁寧に描かれていましたので、そのデスラーが虎視眈々とねらう蒼い天体についてもどこまで掘り下げてくれるのか楽しみにしていましょう。

一方ヤマト陣営はといいますと、が相変わらず地球側の先制攻撃の件でくすぶってます。あと自動航法室に表れる女性の幽霊の件もまだ引きずってます。岬百合亜は1年前の森雪が事故に巻き込まれて入院していた頃の夢を見ます。ユリアもナースやってたんですね。その夢の中に女性の幽霊が。しかし注目するところはそこじゃないよ。うなされて目覚めた岬百合亜の二段ベットの上で寝ている原田真琴ちゃん。「どうしたの、変な夢でも見たのかにゃぁ・・・」と一旦は目覚めて「綺麗だったらいいじゃない」とまた眠りの世界に戻っていきますが、下着姿で寝入る彼女の肢体を十分楽しませてもらいました。航法室で女性の幽霊をみたという船員に「誰が座敷わらしやねん!」「勝手に脱がすな!」と微笑ましい突っ込みをかましてくれてました。それにしてもご立派なお体をお持ちな彼女のヤマトコスチューム姿はエロイです。

なんか最近ガミラス陣営の方に思いいれが強くなってヤマト陣営が少し退屈な気が・・・いやいや、そんなことありません。前回のメルダとの無断ドックファイトの件で営倉に入れられていた山本玲が営倉から出てきた時に玲の航空隊のフライトジャケットをもって待っていた加藤三郎篠原弘樹とのやり取りがカッコいいんですよ。「もうバカするんじゃねえぞ」とジャケットを渡そうとする加藤に「大切な機体を1機失ってしまいました」と直立する玲に「お前が無事だってのが大切なんだよ」と壁に背をもたれさせ目をつぶってつぶやく篠原。篠原は、やっぱり玲の事好きなんでしょうね。ちがうかな。でもべたべたしないよう一線ひいている感が好感が持てます。「まぁ、そういうこった」とジャケットを投げ渡す加藤。航空隊の人間関係ってなんかカッコいい。で、玲がコスモゼロの格納庫にやってくると古代と雪がべたべた。雪が「家族は、新しく作れるよ」とびっくりするようなセリフを口にします。本作の雪はかなり恋愛にかけては貪欲なようです。前回のお風呂シーンもやっぱり実は恋のライバルになる可能性の高い玲に牽制をかけていたのでは、という気がしてなりません。その後「この船のみんなが家族」と朴念仁の古代を煙に巻くようなことを言いますが明らかに雪の真意はセリフの前半部分(?)。この女恐えぇ!とまたしても思ってしまった。

前回のメルダの件、先制攻撃の件、でミーティング中にケンカになった古代と島は沖田艦長に一喝され、罰として艦内の掃除をさせられることに。まぁそれは結局仲直りをすることになりますが、古代が最後に掃除に向かったのは艦長室。そこで沖田艦長は古代に言葉をかけます。「命令に逆らう。軍人としては間違った行動だ。あってはならない。だが、軍人であっても一人の人間として行動しなくてはならん時もある。人は間違いを犯す。もしそれが命令であったとしても間違っていると思ったら立ち止まり、自分を貫く勇気も必要だ。そうワシは思う」重い言葉を古代の胸に残します。でもだからといって殺戮手段を握る軍人がそうポンポンと、この命令は間違っているから、と個人の判断で命令に従わないのも問題ですよね。結局沖田は命令を拒否しても、提督を解任されただけで先制攻撃を止めることは出来なかったわけですし、島のお父さんはその犠牲になってしまったわけですし、国連軍はガミラスが専制攻撃したと嘘の情報を流してこの命令に関してはうやむやにしているみたいだし・・・この話はこの辺で止めとこう。

突如左舷に魚雷攻撃を受けるヤマト。そのヤマトと並走するようになぜか宇宙空間に潜望鏡が!なんてシュールな。その潜望鏡は何故か水面を沈んでいくように消えていきます。やっと次回は戦闘シーンが楽しめそうです。宇宙なのに潜水艦(潜宙艦?)との対決ですね、潜水艦ときたらUボート。まったくガミラスときたら・・・

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だってエロいんだもの。久々に古代との逢瀬を楽しむ森雪。その戦闘機跨ぐ仕草がやたら色っぽい。スーツの書き込みも今回特に気合入っているという感じです。こんなのが横にガサゴソやっていて平静で居られる古代はどこの賢者なんだ。 メルダの「戦争は地球から仕掛けた」という話はヤマトに大きな波紋を残したようで。無断で開放、戦闘までした山本玲は懲罰房行きになりましたが、今度は古代と島がブリッジで人目もはばからず口論。この時の雪と新見の反応が対照的で面白い。喧嘩にビックリの雪に対し、新見は興味津々といった感じです。 ... [続きを読む]

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