とりあえず第3話見て感想 中二病でも恋がしたい! 「異端なる…双尾娘(ツインテール)」
「戦いには十分な補給が必要。魔力が弱まると生命の危機」高校生活が始まって1ヶ月、クラスメイトたちの立ち位置が定まってきた頃、中二病発症中の小鳥遊六花のお昼は一人ぼっち。そりゃせっかく話しかけてくれた子にこんな受け答えをしているのでは・・・「戦いの中にいる以上、食事は迅速にとらねばならないのでなぁ」廊下で一人立ちウイダーinゼリーぽいのを食す富樫勇太のイメージ映像が・・・痛たた、まだ教室でお弁当広げている六花の方がかわいいもんです。いや程度の問題ではないか。でも勇太の過去映像が流れるとなぜか嬉しい。1話まるまる過去編とかやってくれんかな?それはともかく過去の苦い思いからぼっちの六花を放って置けない勇太でした。ところで六花トマト嫌いが判明。「赤い果実は魔力を低下させる。特にこれは危険」とか言いつつお弁当のふたに一つづつ除ける六花がカワイイ。このみどりのエレエレのところとか最悪、とトマトが嫌いな人って種苦手ですよね。さらにおかずの汁がご飯部分に侵食、これもダメみたい。すがる目で見られた勇太は「しょうがないな、食べてやるよ」と思わず言ってしまい、お口アーンで六花に食べさせてもらう形に!すかさずクラスのみんなの歓声と拍手!勇太は全力で否定してましたが、なんかクラス公認カップルになりつつある勇太と六花。気になるのはその中に丹生谷森夏の姿があったところ。六花と勇太のことどう思ってるんだろ。
今回は部活結成回ですか。学校内の快適な居場所作り・・・この辺は最近のラノベの(すいません、偏見かもしれません)フォーマットに則ったストーリ展開だなぁ。枯葉の墓標(校庭の銀杏の木の下)に呼び出された勇太が聞かされたものは・・・この学校に我々の拠点を作ろうと思う、と「極東魔術結社」なる部活を設立しようというもの。こんな部名の部活が承認されるのか!早速中庭に机を出して勧誘活動をする六花とそれに付き合う羽目になる勇太。例によって5名集めないと部活にならないとかいう決まりがあって六花の脳内では勇太は既に頭数に入ってたりするんですよね。もちろん誰も足を止めません(そりゃそうだ)。また例のシュバルツシルト(折り畳み傘)を振り回し「やはり、境界線管理局の魔術師どもが妨害工作を行っていると考えるべきか!」と恥ずかしげもなく中二病を披露。しかしその行為に女の子が立ち止まると勇太の背に隠れ「勇太、まかせる」とじつは超人見知りの六花、やっぱり・・・かわいい、かな?意を決して「私の邪王真眼説によると、よくない気を感じる、あなたから。それを祓うには闇の力が必要。この極東魔術結社に入り、邪王真眼の力によって・・・」と女の子を勧誘しだす六花に勇太のチョップ!これは笑えた。「完全アウトだぞ、その手口は!」おっしゃるとおり、それじゃ悪徳霊感商法だよ六花ちゃん!
ひと騒動の後、横を見れば別の机が出されていて、そこにはなぜか五月七日くみん先輩が!机の上には「昼寝部」なる小さな旗が立っている!中二病とはまたちがう独特な雰囲気をお持ちのくみん先輩。先輩だけに去年も作ろうとしたというかなりの剛の者。マイ枕まで持参。晴れた春の日用とのことで草原の夢が見られるとの事。しかもあっという間に昼寝にはいり草原の夢をみているらしい寝言「一面のみどりだぁー」。のび太くんだったのか・・・でも男女一緒だったらちょっと危ないよね、その部活。くみん先輩を見た六花は部名を「極東魔術昼寝結社」に変更、かってに昼寝部を吸収してしまいました。合唱時々バトミントン部的な解決策ですね。「より人が寄り付きにくくなった気がする」勇太の気苦労は続く・・・
ふっと振り向いた後方の体育館に森夏の姿をみつけた勇太はトイレと言訳して体育館に。丹生谷森夏のチア部体験入部!そこには既に一色誠の姿も!というか他の男子生徒も。中二病とは無縁の世界ですねぇ。しかも森夏、勇太に気付いて手を振ってくれました。「まさかお前!」と勘繰る誠に「ないない、そんなのあるわけない、たまたま目が合っただけだって!」と中二病を忘れさせてくれる普通のラブコメ展開に!視線を森夏に戻すとその横にはチアのコスに着替えた六花が。チアガールでポーンと飛ぶのをやってみたいらしく乱入!勧誘に・・・飽きたんだね。実際チア部員二人にポーンと空中に上げられ、大丈夫と部員に聞かれて「余裕・・・」と涙目で答える六花ちゃん。今度は「ぬわっははは、ここは通さぬ、我が波動を喰らうがいい」とこれまた六花ちゃん好みの声が聞こえてくるよ。演劇部の練習のエチュードでしたが、六花ちゃん喰い付いた!・・・一応六花ちゃん的には他の部より優れていることをアピールしてたそうですが、人が集まらないと憤る六花ちゃん。・・・まずはちゃんと勧誘しないとね。「止むを得ない、アレを呼ぶことになるとは」取り出した携帯がまた十字架、髑髏、バラと素敵なデコが施されていて。「私だ、枢機卿が動き出した。バチカンの魔術結社の命令により状況がうんたらかんたら、すぐ接触を」と中二病発動。「今、うんたらかんたら、って言ったよな?はっきりと」ときちんと突っ込みどころを突っ込む勇太、いい奴です。で明日合流するという人物が今回の新キャラクターですね。
「急にごめんね。恥ずかしいから、一回しか言わないよ。わたし・・・富樫君のことが・・・L、O、V、E、ラーブ!」お約束の夢オチはチア姿の丹生谷の告白でした。そんな素敵な眠りを破ったのが新キャラクター凸守早苗(CV:上坂すみれ)「やっと戻ってきたようですね、ダークフレイムマスター」目の前にいるのは金髪のツインテールの女の子。なんだかこんなかわいい女の子が次から次へとやってくるなら中二病になりたいわ!しかも中二病戦士はベランダから勇太の部屋に入るのが慣わしのようで・・・鍵くらいかけとけー。「邪王真眼の使い手、小鳥遊六花の第一のサーヴァント、ミョルニルハンマーの使い手、凸守早苗、ここに推参」なんか輪をかけて酷いのが一人増えたよ・・・大丈夫か、このアニメ・・・ミョルニルトルネードとかいって体を回転させると・・・自らのツインテールが体に巻きつき動けなくなってしまうという六花以上に痛い娘だ!「動けません」と横たわりながら涙を流す早苗に「バカだ!こいつ、本物だ!」と驚愕する勇太。すこし吹いた・・・制服から中等部の生徒らしく、セカンドチルドレンとサードチルドレンと同じ歳ですよーとまさに中二病真っ只中世代!中等部なのに部員になれるのか・・・さらに部設立に必要な5人目をキメラ(猫)にする予定の六花。
「さすがに、猫は部員として認めるわけにはいかないよぉ」と困り顔の七瀬先生(CV:井上喜久子)。そりゃそうだ。実はいる、そこに協力してくれる霊体が、とか実は私の中にもう一人の人格が、とか先生の前でも中二病を発動する六花はさすが。中二病セリフだと人見知りせずに話すことが出来るのでしょうか。ちゃんと受け答えする先生も優しいですね。もう一人の人格をキャサリンなる18世紀のイギリスで生まれた設定にしたために、先生に英会話で対応され人格を消されてやっぱり部員としては認められないかなぁ、とあっさり撃退!「ナナちゃん、天然のふりして意外と策士」という勇太の感想がw!勇太も早くこれくらいうまく六花をあしらえるようにならないとね。
片付けられていない空き教室を掃除することを条件に同好会として認めてもらえることになりました。モップをもち掃除を始める六花たち。そう、得物を持たせたら始まってしまいます、中二病ワールドが!「ふっふ、あなたがマスターに相応しいか、もう一度ここで確かめるデス!小鳥遊六花、いや、邪王真眼」「了解した。そのくらいでなければ、我がサーヴァントは務まらない。かかって来い!」「だんどんだんどん・・・(自分でBGM言っちゃってるよ)」「爆ぜろ、リアル!」「弾けろシナプス!」「「バニッシュメント・ジス・ワールド!!」」はい、来ました妄想タイム!京アニさんどこにどんだけ力いれてんだよ!さすがに今回は短めでしたけど。本人たちは雄大な空中戦を演じているようですが、床でコロコロ転がりながら戦う二人が可愛くもありました。
とまぁ、お約束の中二病ギャグ満載の部活設立ドタバタ劇はそれなりに面白かったですが、凸守自体は六花と同じ中二病キャラなので、どちらかというとただの中二病ギャグ盛り上げキャラになるのかな。今回興味深かったのはここからラストにかけて。まずは今までずっとそばにいた勇太が「オレは入るなんて一言も言ってないぞ」という言葉に驚き、そして落ち込む六花。「何本気で落ち込んでんだ」という勇太にふてくされ顔を背ける六花。まぁこれまでずっとそばに居たわけですし、勇太、もう部員(現時点では同好会員)だと思われても仕方ないよ。でも他の二人と違って、六花にとって勇太は特別な存在になってきているようで・・・この微妙な仕草、この展開、いいですよ!しかも校門の前にたむろする4人を公園の木陰から見つめているのは・・・森夏じゃありませんか。いよいよ森夏も参戦か!無表情に見つめる森夏の真意は?やっぱり勇太のことが気になる?恋のトライアングルが燃え上がるか?しかし落ち込む六花を慰める為に凸守が取り出したマビノギオン七色の写本なる怪しげな本が問題です。闇の炎の使い手は邪王真眼の想いに従う、と出ていると読み聞かせ、六花を慰めようとするのですが、その本、エレクトリカルオーシャン(インターネットのことね)で見つけてきた魔術師、モリサマーの書いた書です、とのこと。モリサマー?モリナツ?つまり森夏ってことですか???関係あるのか?まさか森夏まで黒歴史持ちという展開か?
「とーがしくん!ちょっといい?わたし、富樫くんの同好会、入ろうかと思って、今、入部届けだしてきた!」翌日教室で誠に変な同好会に入ったんだってと聞かれて入っていないと否定する勇太の前にあらわれたのは森夏!なんと同好会に入るという・・・森夏の思惑は一体・・・勇太に気がある、とも思いますが、どうもモリサマーが気になるんだよな・・・へたすりゃ森夏も隠れ中二病、ってこともありうるよな・・・恋愛に発展していくのか?リア充は訪れるのか?それとも仲良し中二病クラブとして発展していくのか、見極めなければ。それにしても森夏の加入で「極東魔術昼寝結社の夏」にさらに部名が変わりまして・・・どういうネーミングだ!
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