アニメ ソードアート・オンライン 第16話「妖精たちの国」

「助け出せよ、アスナを。そうしなきゃ、俺たちの戦いは終わらねぇ」か、カッコよすぎる！エギルさんが！リアル世界でも渋さ満点じゃないですか！エギルさんもアルヴヘイムに参戦してくれないかなぁ。(いや、エギルさんの妖精キャラ・・・ないわぁ・・・）

アスナらしき人物が写った写真の出所を突き止めるべくキリト（桐ヶ谷和人、以下めんどくさいのでゲーム名のキリトで）が訪れたのは・・・たぶん都内の下町かな？「Dicey Cafe」なる雰囲気のあるお店。「おう、早かったな」と出迎える店のマスターがエギルさん！リアルでもお店を持っているなんて、しかもカッコいい！キリトの軽口に夜は繁盛しているんだとおっしゃるところから（と、棚の酒瓶から）カフェ兼バーを運営しているようで・・・はまりすぎてるよ。そのエギルさんから渡された一つのパッケージ。「Alfheim -online-」ニューゲームキター！アルヴヘイムオンライン！もうなぜSAOが終わったのにアスナをはじめとする約300人は眠りから覚めないの、とか、SAO終わったんだから無理やりナーヴギア引っぺがしたらブロックされている脳からの神経信号は肉体に送られるように戻らないのか、とか野暮なことは言いません。ゲームクリアしないとアスナは帰ってこない、もうそれでいいじゃありませんか。私もだいぶSAOの物語に慣れてきたようです。早くゲームスタートしてくれー。

どスキル制でレベルは存在しない、PK推奨、プレイヤーの運動能力に依存、ソードスキルなし魔法ありのSAO・・・とゲームの概要がエギルの口から語られていく。今大人気の理由は「飛べる」こと。そんな話を聞いているうちにアスナの話そっちのけでゲームのパッケージに見入って目を輝かすキリト。ゲーマは本当にしょうがない種族です。そして例のアスナの写真が取られたのがこのゲームの中・・・なんですがパッケージ裏面のゲーム世界の概要図がなんか嬉しいですね。色々な妖精の領土に分かれていて中央に世界樹がある世界。9つの種族に分かれて世界樹の上にある伝説の城にたどりつくのが最終目的の模様。種族ごとに競っていあってるような設定で、種族のプレイヤー数とかゲーム内のポイントで種族自体のステータスも底上げされるタイプなのかな？空は飛べても滞空時間制限で無限には飛べないという制約もあるようで。5人のプレイヤーがロケット式に肩車して段々に飛んでいっても（物理法則的にそんなことが許されているのか？）世界樹の一番下の枝にもとどかないぐらい世界樹はでかいらしい。写真を撮りまくりその中の1枚に枝にかかっている鳥かごの写真が。さらにその画像どギリギリまで引き伸ばしたのがアスナらしき人物が写っている写真。さらにパッケージ裏に記載されている会社名がレクト・プログレス、眠るアスナの髪をくんくんしていた変態さん、須郷信之はレクトの人間！「エギル、このソフト、もらっていっていいか」この目で確かめる、とキリト「死んでもいいゲームなんてぬるすぎるぜ！」カッコいい！いや待て、冷静に考えるとネトゲ廃人のセリフだよコレ！いやもう2025年にはネトゲ廃人なんて言葉は死語で、むしろなりたい職業（・・・なのか？）の上位にオンラインゲーマーとかあるかもしれない。いや、マジで。「助け出せよ、アスナを。そうしなきゃ、俺たちの戦いは終わらねぇ」「あぁ、いつかここでオフをやろう」こぶしを突き合う二人・・・とにかくバーテンのエギルさんがカッコよかったです。ちなみにこのゲーム、ナーヴギアで動くとのこと。ちなみに現在はセキュリティー強化版の後継機アミュスフィアというハードが出ているとのこと。え、ナーヴギアかぶって大丈夫なの・・・でしょうね。

キリトが家に帰りたたいま、と声をかけると慌ててカップケーキを咽喉に詰まらせてもがく直葉。妹キャラは大流行ですね。しかも兄（本当は従妹）を好きになるパターン。パンツルックで露わになった太腿をばたつかせるのは・・・サービスでしょうね。「スグ、ゆうべのことだけど。その、なんていうか、サンキューな。スグのおかげで元気でたよ。オレ、諦めない。絶対にアスナを取り戻してみせる」キリトの言葉に、夕べの事と言われて顔を赤らめる、お礼を言われてきょとんとする、アスナを諦めないという言葉に顔色を曇らせる、と近親者を好きになって色々大変なスグ。今回は明らかにヒロインポジションですね。人気ありそうですね（いろいろな意味で）。それにしてもキリト、女性関係においては罪作りな奴でうらやまし・・・いやけしからん！そしてキリトは決意を胸に部屋に入りナーヴギアをかぶる。リンクスタート！待ってました！新しいゲーム世界に期待は膨らみます。

名前はまた「kirito」に設定。主人公の名前がコロコロ変わったらこちらが戸惑いますから。でも実際的には須郷のテリトリーに乗り込むようなものなんだから名前は変えたほうがいいのかもしれませんが。続いて9つの種族の選択。キリトが選んだのは「スプリガン」あぁ、デザインで選んだな。相変わらず黒ずくめの中二病的ファッションがお好きなキリト。スプリガン領のホームタウンに転送します、のアナウンスと共に帰ってきました、フルダイブオンラインの世界に！マヤ風のピラミッドのそびえる街の上空に姿を現わすキリト！しかし降下は突然ストップ。フリーズ状態から世界が黒のモザイクに侵食されていく。キリトが落下したのはうっそうと茂る幻想的な森の中。アルヴヘイム・中立域・古森　2025年1月20日。いきなりのイレギュラーはありましたが「また来ちゃったなぁ、あんな目に遭ったくせにさ」と感慨深げに微笑むキリト。たぶんね、あんた、現実世界よりこっちの世界で生きていた方がいいよ。活き活きしてるよ。いや悪い意味でなくて、オンラインゲームとはいえ、一芸に秀でるなんてのは我々一般人には望むべくもないのだから。2025年には今よりもずっと現実世界とヴァーチャル世界の垣根は無くなっているだろうし、ヴァーチャル世界にいながらにして収入を得る方法とかもいくらでも生まれていそうだし、キリトほどヴァーチャルスキル高ければこの世界で生きていけそうだよ。

この世界にきてキリトがまず行ったのは操作画面を開き「ログアウト」コマンドを探したこと！ですよねー、SAOに囚われた人ならまずコレ絶対探すよね！引き続きステータスを確認、初プレイなのに既に高レベルのステータス。その数値をみてハッとするキリト。コレはSAOの時のステータス値か。しかしアイテムはすべて「？？？」状態。頼む、あってくれ、とキリトが探したアイテム名はMHCP001、ユイちゃんのプログラム名！早速オブジェクト化し展開すると・・・お久しぶりです！ユイちゃんが実体化！「また会えましたね、パパ」SAOキャラの再登場で胸が熱くなります。しかし何故ユイちゃんは実体化できたのか。その答えもユイちゃんが教えてくれました。この世界はSAOサーバーのコピー、基幹プログラム群やグラフィック形式は完全に同一。そりゃコレだけの世界、一からつくるのは大変ですよね。アーガスが倒産してレクトが引き継いだのでSAOの基幹プログラムそのまま使用すれば、あとはマップとかアイテムとか表層的なところのみ作り直すだけですみますもんね。セーブデータのフォーマットも同じとのことであるらしく、ほぼそのまま流用できるのもなんとなく納得できました。二刀流スキルとか、アイテムとかアルヴヘイムの世界でデザインされていないものだけが「？？？」になるのもうなずけます。キャラ作成時にキャラクターの容姿はランダムで生成されます、とアナウンスががありましたが、生成されたキャラが結局キリトのまんまじゃん！と突っ込んでましたが、容姿データーもプログラム上ほぼ引き継ぎ出来るのでしょう。SAOのスキルデーターがそのまま使用できて「こりゃもうビータじゃなく、単なるチーターだな」状態。まぁ１週間でアスナを助けないといけないですしね。そ、それでですね、ユイちゃんの立ち位置なんですが、この世界ではナビゲーションピクシーという案内キャラとしてプログラムが認識されているらしく、いきなり変身！魔法少女か？いやOPに出ていた妖精姿になりました！サイズももちろん手のひらサイズ！バイストン・ウェル状態だー。もう妖精ユイちゃんが可愛すぎる。もうヒロインユイちゃんでいいよ！これから出番多そうだし嬉しいです。いきなりバグって森の中に出たのもSAOの位置情報がそのまま上書きされて、もちろんマップデータが違うからいきなり予期せぬところに出た、と納得できますしね。（山脈の中とか世界樹の幹の中とかに出なくてよかったね）そしてフライトの方法もユイちゃんが解説。今回はこの異世界を自由に飛べる！空中戦とか期待しています。

広大な森林の上空、浮遊する島の存在が異世界を醸し出す蒼白い月が大きく光る夜空を横切る二人の妖精。「リーファちゃん、まってぇ」「がんばれレコン、このままシルフ領まで逃げ切れば、ん？レコン、回避！」その二人の妖精に火炎の攻撃が。５人の別の種族っぽい妖精が迫る。今回は魔法もありで飛び道具攻撃もありで戦闘シーンもより広範囲、立体的に行われそうで楽しみです。しかし魔法って格闘よりも動画の手抜きしやすいってところもありますしね、不安もあります。リーファと呼ばれた金髪のポニーテールの少女（たぶん妹）はかなりの手錬のようで赤装束の妖精を迎え撃とうとします。レコン（CV：村瀬歩）と呼ばれた男の子はエルフ耳が垂れ下がってちょっと気が弱そう。彼もOPに出てましたね。倒すとポリゴンの破片と化して消えてしまいますが、もうデスゲームじゃなかったですね。レコンはやられちゃいました。リーファも火炎に打ち落とされ３人の敵性妖精に囲まれます。

「重戦士三人で女の子一人を襲うのは、ちょっとカッコよくないなぁ」出ましたキリト様！例によってオトコマエに登場。飛行からの着地は失敗してましたが、相変わらず女の子の前ではオトコマエスキルが発動するようです。襲い掛かる敵性妖精のランスを既に受け止め（もう早速チータースキル全開です）「えーっと、その人たち、斬ってもいいのかなぁ」と飄々と腕を振り回しながら近づくキリト。「じゃ、失礼して」と背中の剣を抜く・・・あれ、アイテム全部バグってて処分したのでは？この剣は初期装備で装備状態スタートなのかな？早速一人を切り倒す。デスゲームじゃないのでPKもOK！確かにキリトにとってこれはぬるいかも。「次は誰かな」って、スタート時からSAOのデーター引継ぎで戦うキリトは確かにチーターすぎだよ！！

SAOの時のようなサバイバルのための葛藤やPKに絡む犯罪的な心理といった重いテーマは今回は抑えられているようで、その分飛行や魔法などよりゲーム性が高くなった感じですね。まぁその代わりアスナの結婚式までに何とかしなくてはいけない、という時間的制約が今回のオンライン世界の物語を盛り上げてくれそうです。次回「囚われの女王」アスナのことでしょうね。アスナがどういった状態にあるのか。この世界はSAOと同じエンジンで動いているようなので、あのアスナらしき容姿もおそらくSAOのセーブデーターから引き継いだんだなと納得できますし、そうなってくると・・・茅場さんも出てくるのですかね。アレだけの事件を越しておいてまだ捕まったというニュースは流れていないようですし・・・

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