とりあえず第2話見て感想 ソードアート・オンライン 「ビーター」

「ビーター、いい呼び名だな、それ。そうだ俺はビーターだ」
1ヶ月で2千人死亡、まだ誰も1層をクリアしていない？100層まであるのに大丈夫なんでしょうか。それにしてもビーターって何？まだまだ先の見えない展開ですが・・・

2022年12月2日　第1層・トールバーナ。いきなり冒頭、野外劇場で第1層攻略の音頭をとる美形キャラ、ディアベル（ＣＶ：檜山修之）。確かアバターが消去されて本人の顔が反映されるようになったんですよね、現実世界でもこんな青髪で美形なのか？とどうでもいいことが気になってしまいましたが、彼のパーティーが1層のボスの部屋を見つけた模様。もちろんこの場に主人公キリトもいます。しかしディアベルが進める作戦会議でいきなり6人パーティーを組むように言われてあせる主人公。初心者で、ネットでも友達のいないものが始めてオンラインゲームやったらパーティー組んでくれる人いるのだろうか？とオンラインでも引きこもっている私にとってはオンラインゲームなんて夢のまた夢なんですが、キリトもいきなりのこの提案にはあせりまくり。同じようにパーティを組まずに一人でいるマント姿の人物にパーティ組むのを持ちかけます。・・・うーん、遠足のときに仲のいい人と班を作ってくださいといわれて、ほとんど話もしないのに、同じように組む人のいない子と班を組んだ昔を思い出す・・・高速移動でとなりに這いより「あんたもあぶれたのか」と問いかける主人公が可哀想だけどコミカルで笑えます。「あぶれてない、周りがみんなお仲間同士見たいだったから遠慮しただけ。」と答えるマント姿の女の子、この子がおそらくヒロインでしょうが、なんと稀に見るロマンのない出会いだ！しかしまぁお互いソロプレーヤーということで意気投合していくのかな。名前はAsuna・・・アスナ？

そこに登場したのはキバオウ（ＣＶ：関智一）なるベーターテスターを目の敵にする関西弁のつもりらしい微妙な方言で喋る嫌われキャラ登場。あ、なんか宇宙兄弟みたい。何でこういう嫌味キャラは微妙な関西弁（ちなみに関西人が聞いたら関西弁には聞こえませんが）という設定にするかな。ちょっとイラっとしますが。ベーターテスターがうまい狩場やボロいクエストを独り占めして自分たちだけ強くなって知らん振り、このなかにもそのベーター上がりがいるはず、そいつ等に土下座させて溜め込んだ金やアイテムを吐きだしてもらわないと、と因縁つけてきます。・・・オンラインでもいるんだ、こういう人・・・やっぱり人間が絡むと現実世界もオンラインの世界も変わらないのね。

その訴えに発言を求めるのはエギル（ＣＶ：安元洋貴）なる色黒、スキンヘッドにあごひげの偉丈夫！えーとこの人も現実世界の顔や身体データーが繁栄されてるんですよね・・・現実世界ではどのようなご職業を？「キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、元ベータテスターが面倒を見なかったからビギナーがたくさん死んだ。その責任とって謝罪、賠償しろ、ということだな」と問いただし、道具屋でガイドブックを無料配布していたのは元ベータテスターでキバオウの訴えは筋違いだといいキバオウを黙らせます。この人もきっといい人だね。死なないといいね。それにしてもオンラインの世界でも謝罪と賠償・・・なんか夢も希望もあったもんじゃないなぁ。

再びディアベルの仕切りに戻ってエギルの言っていたガイドブックの内容が更新され、それによるとボスの名前はイルファング・ザ・コボルド・ロード、その取り巻きがルイン・コボルド・センチネル（と聞こえました）とのこと。持っている武器や攻撃パターンも発表され、金や経験値やアイテムの分配方法も取り決められ出発時刻も決められます。この辺はオンラインゲームやったことがある人は納得の展開なのでしょうか。会議が終わると・・・アスナさん（ＣＶ：戸松遥）、キリトには無言で去って行っちゃいます。ディアベルとキバオウは酒を酌み交わす仲になったようですね。夜の街に流れるBGMが昔のRPGのBGMっぽくて良いです。それにしてもコボルドってたいていのRPGでむちゃくちゃ序盤モンスターですよね・・・

一人でパンを齧るアスナに近寄りおいしく食べれるようにクリームをすすめるキリト。人付き合いが苦手じゃなかったのか？無茶無茶自然にお近づきになっているじゃないですか。ここではヒロインアスナの人となりの一端を垣間見せてくれます。美味しいものを食べる為にこの街に来たわけじゃないという彼女、「あたしが、あたしでいるため。最初の街の宿屋に閉じこもってゆっくり腐ってゆくくらいなら、最後の瞬間まで自分のままでいたい。たとえ怪物に負けて死んでも、このゲーム、この世界には負けたくない。どうしても」負けたらマジで死んじゃうんだよ？そこまで思いつめる真意は何なのか？まぁヒロインなのであればなんらかしらのミステリアスさは必要です。彼女が秘めているもの、そこに期待しましょう。意外とこの世界の創造者茅場晶彦と知り合いとかだったりしてね？「パーティーメンバーには死なれたくないな。せめて明日はやめてくれ」えー、人付き合いが苦手な内向的な主人公じゃなかったのか？むちゃくちゃキザなセリフをサラリと行っちゃうキリトにこれまたびっくり！

2022年12月3日　第1層・森のフィールド。「スイッチ」が何か分からないことで、アスナがパーティー組んだことがないらしい事が分かります。でも早すぎて剣先が見えないほどの手錬だそうです。これはゲームの経験をかなりつんでいるって事ですよね？まさか現実世界の運動能力や反射神経が反映されているわけではないですよね。ボス戦に突入、ディアベルはパーティーの指揮に慣れているようでテキパキとプレイヤー達に司令を出します。しかも弱ってきたボスにたいして仲間を下がらせ単独で攻撃を仕掛けようとするディアベル。ボスの止めを刺したものはそのレアアイテムをゲットできる、それを知っていたディアベルはベーターテスターだった。しかしボスの武器がベータテスト版と違うことに気付き後ろに飛べと叫ぶキリト。しかし間に合わずボスの一撃を喰らって倒れるディアベル。ポーションで回復させようとするキリトに自分が致命傷を喰らって助からないことを知ってか拒否・・・「ボスを倒してくれ、みんなのために」と言い残して死んでいく・・・自分がこのデスゲームを生き残ることしか考えていなかった、そのため仲間の多いクラインとの共闘も断ったキリトは、ベーターテスターなのにみんなを率いて戦った（レアアイテムは自分がゲットしようとしたけどね）姿を見てみんなのために戦う心に目覚めました。でも・・・ディアベルの本体の人も死んだんだよね・・・

「スイッチ」がどういうコマンドかオンラインゲームやったことないのでよくわかりませんが、キリト、そしてアスナがスイッチしながら戦うシーンはかなりいい出来ではないでしょうか。その戦闘の最中ボスの攻撃にアスナのマントが切り裂かれて、美少女だということが分かり一瞬見取れるキリト、そんな二人の戦いに加勢するエギル、それに引き込まれるようにほかのプレイヤーも加勢、最後に止めをさすキリト、と結構テンポいい感じ！キリトはボーナスアイテム、コートオブミッドナイトを得、プレイヤーたちは初めてのボスの撃破に喜び合う・・・そんなところに水を差すのが関西男！

「なんでや！なんで、なんで、ディアベルはんを見殺しにしたんや！」キリトがボスの出す技がベータ版と違うことを見抜いてディアベルに回避するように叫んだのを、知ってて情報を伝えてなかったと糾弾します。ここに来てまたベータテスターを敵視する空気が生まれます。あのー、ディアベルはんもベーターテスターだったんですよ、何故あんなに見事にリーダーぶりを発揮できたかとかそこはスルーですが？でもまぁオンラインゲームにベータテスターとそうでないものの不信感と差別意識を持ち込み、ゲームの世界であっても人間の業はなんら変わらないというテーマを持ち込んでいるところは物語に重みがでていいですね。100層までたどりつくには協力プレイが必要っぽいし、どうやって不信感を払拭して仲間として協力していくか、見ものですね。

「もとベータテスターだって？俺をあんな素人連中と一緒にしないでもらいたいたいなぁ。ＳＡＯのベータテストに当選した1000人のうちのほとんどはレべリングのやり方も知らない初心者だった。今のあんた等のほうがまだましさ。でも俺はあんなやつらとは違う。俺はベータテスト中に他の誰も到達できなかった層まで登った。ボスの刀スキルを知っていたのはずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦ったからだ。他にもいろいろ知っているぜ。情報屋なんか問題にならないくらいにな。」

憎まれ口をたたくキリト。このセリフに入る前にディアベルの「みんなのために」という言葉が脳裏によぎってましたので、ワザと憎まれ役を買って出たのでしょう。そんなキリトのことをベータテスターじゃない人たちは、チーターだ、ベータのチーターでビーターだと言い出します。そんな言葉があるのか。まぁネットスラングの進化ってすごいからまぁそういう言葉があるんでしょうね。やっとサブタイトルの意味が分かりましたね。そのビーターをいい呼び名だと言い出しおれはビーターだとまでいい、これからは元テスターごときと一緒にしないでくれと言い放ち、早速ゲットしたコートを装着するキリト・・・

ラストではなんで戦闘中に自分の名前を呼んだのか不思議がるアスナがそのわけを知り、初めて見せるあどけない笑顔で、少しづつではありますがヒロインらしさを出してきました。孤高のソロプレーヤーを装いながら、体力ゲージの横に名前が出ていて、パーティー組んだものの名前も見れることに気付いていなかったという天然なところもありますよーというのがポイントですね。また、スキンヘッドの巨漢エギルという新キャラがなかなか魅力的でした。これからまた出てきそうな感じで、しかもいい人っぽいのでぜひとも最後まで死なずに活躍して欲しいところ。

それにしても2000人も死んでいるのは普通だったら大事件！その割には現実世界からゲームを解除しようという動きが語られないのが気になります。現実世界はどうなっているのでしょうね。一つ考えられるのは実は現実世界では誰も死んでいなかった、オンラインのプレーヤーだけがそう思わされている、偽情報を与えられている、っていう事。第1話で語られていた茅場の目的は仮想世界の観賞。現実世界で本当に殺す必要はないわけですよね。でも食事（その他諸々）は？いつまでも起きてこなかったら家族と同居している人は不信がられますよね？こういうのはどうでしょう、オンラインの世界は加速世界で一日が現実世界のでは1時間も経っていないというのは。まぁ原作読めば済むことではありますが、アニメとしての出来を堪能したいので、色々想像しながらもうしばらくこの作品、見てみようと思います。次回「赤鼻のトナカイ」

↑よかったらクリックしてくださいね。

	crossing field【期間生産限定盤】
	ユメセカイ(期間生産限定アニメ盤)
	INNOCENCE(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)
	Overfly(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)
	ソードアート・オンライン 6(完全生産限定版) [Blu-ray]
	ソードアート・オンライン 6(完全生産限定版) [DVD]
	ソードアート・オンライン 5(完全生産限定版) [Blu-ray]
	ソードアート・オンライン 5(完全生産限定版) [DVD]
	ソードアート・オンライン 4(完全生産限定版) [Blu-ray]
	ソードアート・オンライン 4(完全生産限定版) [DVD]
	ソードアート・オンライン 3(完全生産限定版) [Blu-ray]
	ソードアート・オンライン 3(完全生産限定版) [DVD]
	ソードアート・オンライン 2(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
	ソードアート・オンライン 2(完全生産限定版) [DVD]
	ソードアート・オンライン 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]
	ソードアート・オンライン 1【完全生産限定版】 [DVD]
	ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
	ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)