アニメ ぬらりひょんの孫～千年魔京～ 第16話「二人の過去」

今回は・・・首なし・毛倡妓VS茨木童子、花開院秋房に青田坊が加勢してVSしょうけら、とおもに二つのサイドのバトルと過去話。さらに鏖地蔵（みなごろしじぞう）が刀を受け取ったり、茨木童子の卒塔婆が外れて・・・と伏線のようなものが出てきてあっという間の回でした。

というわけで・・・原作を読まずに見ている私にとってはめまぐるしくて追いつけないというのが今回の感想。尺が足りなくなってきたのか詰め込みすぎじゃね？せめて首なし、毛倡妓VS茨木童子を先にやっちゃって、そのあと青田坊、秋房VSしょうけらとまとめてやってくれると見易かった気がしますが・・・時系列的に無理か。

京都妖怪たち・・・第２の封印相剋寺ではつららちゃんがとらわれていますがここでは鬼童丸と土蜘蛛。鬼童丸が縁側で酒をちびちびやっているのが渋い。ここでは４００年前いた鞍馬の天狗はどうしたという土蜘蛛にそんな妖怪は知らないという鬼童丸。そういえばリクオの修行のところに牛鬼と一緒にいたのは？！そもそも４００年前天狗も鬼童丸もいたよね、どういうことなのか。一方鏖地蔵も暗躍中。四国妖怪の夜雀から刀を受け取ってますがこの刀は！！なぜ夜雀がこんなところに？そしてあのアイテムを？

首なしと毛倡妓・・・この二人はどちらももと人間だったのですね。Cパートでは首なしがまだ人間だったときの描写が。義賊と称して悪い金持ちから盗みをしてはそのお金を恵まれない人に配っていた模様。通っていた遊郭で前回の回想で出てきた花魁が。そしてそこで働く幼い時の毛倡妓（紀乃）も登場。ちょっとまて、ロリじゃないですか？その後いろいろ会ったようで妖怪に斬殺され、それで妖怪を襲う殺し屋妖怪になったのか。美男、美女コンビでよろしおすな。・・・ロリだったのか。

そして２代目鯉半登場！！・・・鯉半の百鬼夜行に対峙する首なしに守るものがあったほうが、仲間がいた方が強いと諭します。片目をつぶって嘯く２代目は、初代やリクオ様にないかっこよさがありますね。本人は「粋」という言葉を使ってましたが。色気があるというか。仲間など邪魔だ、と否定し一人で奴良組に立ち向かおうとした首なしを助けてほしいとわって入ったのがやはり毛倡妓。そんな二人を見て「なんだい、お前も守られているじゃねぇか」と鯉半。毛倡妓が見せたのが本当の強さで、お前のは強がりだ、と諭し「何も背負わねぇで一人で闘うってのは誰でもできる。俺たちは大事なもんを守るために戦ってんだ。そっちのほうが粋だとおもわねえか?」となんとも痺れるお言葉。この一族みんなカッコいいセリフをすらすらと語れるよねぇ。

茨木童子の板（卒塔婆）がはがれて！！・・・首なしと毛倡妓コンビ技で茨木童子を追い詰めたと思いきや顔の板（卒塔婆です！）がはがれて鬼の面が！なんかパワーアップしてます。茨木童子の親分（かな？）の酒呑童子の卒塔婆らしく彼の亡骸を顔に埋めていたそうです。なんか黒い影が出てきましたね。大物っぽいですね。ちなみに彼の技、鬼太鼓は結構ビジュアル的にカッコいいのですが、尺が足りないのかかなり駆け足になってるので意外と見せ場が少ないです。生き胆がとどくのが遅いと駆けつけた鬼童丸が毛倡妓を後ろから刀で刺しあわや首なし・毛倡妓コンビ危機一髪！？

ゆら＆秀元（１３代目）の再封印・・・そこに現れたのが封印の柱！！まえは竜二に封印させてましたが今回はゆらちゃんに封印させてます。相変わらず飄々とした１３代目秀元。それに引き換え２７代目秀元は・・・

青田坊も過去は人間・・・しょうけらの部隊は花開院の屋敷を強襲！屋敷内では清十字団がその物音に恐れをなしていますが人間に化けて護衛していた青田坊、昼寝をしてましたがあまりの清十字団のあわてぶりにしょうけら退治に向かいます（心配する清十字団の面々を眠らせて）。青田坊の過去話も語られ、青もかっては人間で、破戒僧で殺人などをしていたそうです。とある聖に出会い、罪を犯したぶん人を救えば人間に戻れると諭され子供達の面倒を見ますがあと少しのところで子供達を山賊（？）を殺されまた暴れてしまい妖怪になってしまったという・・・いやもう今回の話は詰め込みすぎでしょ！陰陽師に義理はないが、といいつつも秋房と共闘！

しょうけらは虫！青田坊と花開院秋房のコンビ対しょうけら。しょうけらの本性、虫の姿を現わします。光あれ！とかキリスト教の神の概念を変な形で取り込んだ彼。神の名を語るキャラってロクなやついないな。目がウルトラマンみたいだよ。棘のようなもので体を突き刺された青田坊は力がでずに・・・引きずり出されたのは２７代目秀元。もうおじいちゃんなのか弱すぎる！！しょうけらの真の目的は「破軍」を使った人物。しかしその正体について口を閉ざす２７代目秀元をあっさり槍で斬りさきます。さらに清十字団の面々もつれてこられますが、それを見た時に青田坊、怒りのパワーを炸裂・・・ここのバトルも次回に持ち越しか。それにしても１３代目の存在感がありすぎて、２７代目もうちょっと抵抗してよ、とか思ってしまう。

リクオは相変わらず人間の姿で修行中。確かに２組のバトルを見ていると今のリクオでは役不足かも。牛鬼とともにリクオを責め続ける天狗ですが、「この程度で京にくるとは、あほなところは祖父とかわらんらしい」と言ってるところを見るとやはり４００年前羽衣狐と一緒にいた天狗のようですが、なぜリクオの修行に付き合っているのか・・・といってると倒れたリクオに刃を振りかざして・・・次回に続くって！この天狗の真意はどこに？

というわけで少し詰め込みすぎている感がぬぐえない今回でしたが、次回「百鬼纏う御業」やっと夜のお姿のリクオ様の登場かな。

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