大河ドラマ 龍馬伝 第41回 「さらば高杉晋作」
亀山社中あらため海援隊結成。広く脱藩の志士を募集し、土佐の後ろ盾も確保でき、岩崎与太郎(香川照之)も海援隊の経理を担当するようです。さっそく弥太郎に押し付けられる亀山社中でたまりにたまったツケ。さらに龍馬(福山雅治)に隊士の前で船を調達してくれる人じゃと宣伝されて、最近弥太郎に少し同情できるようになりました。
その弥太郎は大洲藩の重役を接待しこの藩が所有している船「いろは丸」を借用するために土下座までしての大立ち回り。相変わらずあくの強い彼ですが、龍馬というスーパースターに振り回されて損な役回りばかりしているので毛嫌いせずに見ることにします。
先週に日続き頑張っているな、と感じるのが後藤象二郎(青木崇高)。今回は長崎奉行所の龍馬に対する詮議に、龍馬は土佐藩の藩士だから詮議無用と、目をギョロつかせ奉行に掛け合います。進められたカステラを口から溢れさせんばかりにほおばり、吼える後藤さん。気合入っています。どんどん濃いくなるもみアゲも素敵です。
土佐藩の後ろ盾がついた龍馬ですが、お龍(真木よう子)は土佐藩の人間ではないので身辺が心配。そこでお龍を幕府の手のとどかない長州で匿ってもらう事に。おとづれた長州では京都での苦難を共に乗り越えた三吉慎蔵(筧利夫)と再会。龍馬に再会できた喜びの表情を滲ませる三吉慎蔵の押さえ気味の演技がまたいいです。筧さん演技が渋くなりましたね。
高杉(伊勢谷友介)の病状がかなり進んでいる事を聞かされる龍馬は彼に会いに行きます。そこには木戸(谷原章介)もいてます。龍馬は土佐藩を薩長に組み込む事で大政奉還が出来ると木戸を説得しますが、あくまでも武力討伐でないと幕府は倒せないと言い張る木戸。そんな木戸に高杉は遺言だと言って、龍馬の大政奉還に協力して欲しいと訴えます。薩長同盟を成し遂げ、幕府の長州征伐を払いのけるという奇跡を起した龍馬。今度もその大政奉還という奇跡に掛けて欲しいと。
僕の出番は終わりです、と日本が変えることを龍馬に託す高杉。真っ青な顔で浜辺を龍馬と共に散歩する高杉が見ていて痛々しかった。一人浜辺で自分の使命がここで終わる事へのくやしさに涙する高杉が健気でした。今まで高杉の死は、自分の死まで一つの芝居に見立てるような達観した、飄々とした感じで死を向かえるようなイメージを持っていましたが。本心はやっぱりくやしかったに違いないですよね。伊勢谷高杉は強烈に脳裏に残りました。
久しぶりに中岡慎太郎(上川隆也)が登場!急に出なくなったから忘れられたのかと思ったよ。海援隊を結成し、大政奉還を目指す龍馬に、自分は陸援隊を結成し武力討伐を目指すと宣言する中岡。龍馬ばかり活躍させずに、バイプレーヤー達の描きこみも忘れないでもらいたいものです。次回「いろは丸事件」海援隊って本当に船に運がないですよね。
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新たな脱藩浪士たちが加わり、小曽根乾堂(本田博太郎)が用意した離れで
土佐藩擁護の下、船を使って新たなビジネスを展開し、大政奉還を目指すという
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今回は、海援隊結成と高杉の死… をを、お久しぶりです、三好さん(筧利夫)。「寺田屋騒動」で、死線を共にしただけに、感慨深い深いものが…。
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無事、土佐藩と手を結び、亀山社中は海援隊と名前を改めて、再出発
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第41回の視聴率は、前回の14.3%より上がって、16.3%でした♪久々の16%台です♪(^^)高杉さんの最期を、有終の美で飾れて良かったです♪(^^)高杉さんの最期の海のシーン、... [続きを読む]
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今週は高杉晋作最後の出演でしたね{/sayonara/}
僕が思っていた高杉晋作像とは少しかけ離れた人物像
だったようですが、ドラマなので仕方ありません{/kuri_5/}
日本を託す人が出来たと晋作は言っていましたが、託
された龍馬も1年も経たずこの世から居なくなってしま
うとは晋作にとっても大誤算だったでしょうね{/cat_6/}
いくらドラマとはいえ末期の肺結核の患者が海の中で
足を浸かるシーンはいくらなんでも痛々し過ぎます。
演出とはいえかなり作り過ぎですよね{/cat_7/}
「おもし... [続きを読む]
» 大河ドラマ「龍馬伝」第41回『さらば高杉... [徒然”腐”日記]
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