大河ドラマ 龍馬伝 第6回 「松蔭はどこだ?」
黒船を見て、剣の修行への意義が見出せない龍馬は、その答えを桂の師匠である松蔭先生に求めていくのだったが・・・
佐那(貫地谷しほり)さんがすごくかわいいです。龍馬(福山雅治)の下宿先まで説得に来たり、兄の重太郎(渡辺いっけい)に龍馬が道場に戻れるように父定吉(里見浩太郎)にとりなしてもらうように頼んだり。そのときそっと小声で「私が坂本さん好きな事知ってるくせに、お前の恋はわしが成就させてやるって言ったくせに」、「兄上のばか!」と兄をせめるのががわいいですね。恋しているっていいですね。そういわれて情けない表情をする重太郎もいい演技です。
龍馬は桂さん(谷原章介)の話していた、「松蔭先生はこのことをお見通しだった」というセリフを思い出し、桂さんのおうちに。そして相変わらずのやつれっぷりの桂さんの目の下の隈のメイクが今回も決まっています。黒船の模型作ってます。このドラマでは龍馬と桂さんはいいコンビです。
そうこうしているまにもう黒船の2回目の来航となりまして、阿部正弘(升毅)は開国を決意。桂のもとには松蔭先生から黒船に乗り込んでアメリカに行くという手紙が。ちょうどいいタイミングで桂さんのおうちを訪れた龍馬とともにその暴挙を止めにいきます。升さんと生瀬さんと絡んでほしいところですけど、阿部正弘と吉田松蔭じゃ無理か。
今回は吉田松蔭(生瀬勝久)がカッコいいですよ!アメリカを、異国の文明を見たいと熱く語る松蔭先生、たとえ失敗しようとも、何もしないよりましだと熱く語ります。そして行きたいのに、密航で捕まるとか、別れが辛いとかいうのは「いいわけ」だと桂さんを諭します。なかなかこういうことはいえませんよね。その松蔭先生をみて自分も行きたいと感化される問題児の龍馬に「黒船に乗ってアメリカに行くのは僕のやるべき事であって、君のではない」「君は何者じゃ、何のためにこの天のもとに居る」「君のやるべきことは何じゃ、考えるな、己の心を見よ」「そこにはもう答えがあるはずじゃ」と諭します。生瀬さんの熱い演技にはまったく持って感銘いたします。
「黒船に通用するかどうかは、剣ではなく、この坂本龍馬という人間の問題です。」やっとなんで剣の修行をするのかを悟った龍馬は道場に戻る事も許され、めでたいめでたいです。佐那さんも重太郎さんも嬉しそうです。
一年余りの江戸修行の期限が切れ、土佐に帰ることになった諸馬は佐那にまだ江戸で修行がしたいから国許に願い出ると語る。そんな龍馬に、「本当に、戻ってきてくださいね」「約束して、約束、」と指きりげんまんします「本当に飲ませますからね、嘘ついたら」って佐那さん可愛すぎます!龍馬って罪な男ですね。
土佐のほうでは弥太郎(香川照之)が江戸にいけるようになったようです。加尾さん(広末涼子)がどこぞやの商人に前回で藩にだして取り入れられなかった意見書を見せてその商人から江戸行きの資金を出してくれるようになったみたいです。しかし勢いあまって加尾にプロポーズ。こちらはどうなってしまうのか。武市半平太(大森南朋)は吉田東洋(田中泯)と邂逅するも半平太の攘夷思想を貶され、いよいよ東洋への敵意が練り上げられています。
次回「遥かなるヌーヨーカ」ヌーヨーカってなんだろ。龍馬パパが倒れていたのが気になりますが。そしてリリー・フランキーが登場。次回も面白そうです。
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松潤より4歳も年下である、
それがなんで生瀬勝久さんやねん?
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投稿: p | 2010年2月 8日 (月) 12時19分
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