「天璋院篤姫」登場人物覚書 その2「入輿」
あおいちゃんが出てなかったら大河ドラマも見てなかったし、この小説も一生読まなかったでしょう。薩摩の島津から始まったお話も江戸に移ってきて登場人物の名前も幕閣や公家など聞いたことのある名前がよく出てくるようになりました。
竹姫 第五代将軍綱吉の娘。島津第二十二代藩主継豊に入輿。実は清閑寺大納言煕定の娘で綱吉の寵妾大典侍の姪にあたる為綱吉の養女となった。薩摩の三田の公邸はこの時建てられた。
小の島 薩摩藩江戸三田公邸の奥総取締の御年寄役の老女。
寧姫 斉彬の娘。
唐橋 大奥の御台所付き女中の総帥。姉小路の妹。
姉小路 徳川家慶の信頼を受け大奥で権勢を誇った上臈年寄。橋本大納言実久の妹で唐橋の姉。
島津豊後 供奉代表国家老。
信姫 近衛忠煕の七女。斉彬の子虎寿丸と婚約。
三条実万(さねつむ) 斉彬が虎寿丸と近衛家の信姫との縁談で京滞在中に臨席。
中山忠能 斉彬が虎寿丸と近衛家の信姫との縁談で京滞在中に臨席。
郁姫 幾島がかって仕えた。斉彬の姉とされているが真実は斉興の妹で斉彬の伯母にあたる。近衛忠煕の妻。
ジェームズ・スターリング 英艦四隻を率いて長崎に来航。
プチャーチン ロシア使節。大坂、下田に来航。
慎徳院 第十二代将軍家慶のこと。
滝山 大奥の総取締役。
久世広周(ひろちか) 老中。
大岡忠光 第九代将軍家重の少年時代の小姓で、言語不明瞭の家重の話すことを唯一理解できたため側用人に取り立てられる。
おしが 家定の側室。五百石旗本丸矢紀兵衛の娘。御三之間に取り立てられた際姉小路の計らいでお目見得に出、中﨟にあがる。
本寿院 家慶の側室で家定の生母。書院番跡部茂右衛門正賢の娘みつ。御中﨟格。
一橋慶喜(よしのぶ) 御三家水戸斉昭の第七子。幼名松平七郎麿。明致。御三卿の一橋家を相続。後の第十五代将軍徳川慶喜。
徳川慶福(よしとみ) 御三家紀州藩第十三代藩主。後の第十四代将軍徳川家茂(いえもち)。
関勇助 島津藩のお抱え儒学者。当時郡方書役の西郷吉兵衛を斉彬のお庭方役に推挙する。
赤山靫負(ゆきえ) 物頭。お由羅騒動の際切腹。青年西郷にに忠義の道を説く。
和子 第二代将軍秀忠の五女。後水尾天皇の女御として入内。
千代姫 第三代将軍家光の長女。尾州に嫁ぐ。どちらも輿入れの調度が豪華だった。
高木主水正 河内国丹南一万石の領主。斉彬は高輪、三田の公邸とは別に山手の別邸としてこの人物から渋谷村の邸を購入。震災の際篤姫らは三田藩邸からこちらに移る。
今大路民部少輔 近衛家の諸大夫。虎寿丸と信姫の結納の際の近衛家の使者。
三条中納言 島津家と近衛家との婚儀を朝廷に奏上する。
渡辺下総守 島津家の近衛家との婚儀の願書を閣僚に手渡す。
松平和泉守 島津家の近衛家との婚儀の願書を受け取る。
末川近江 島津家家老。近衛家との結納の使者。
田尻次兵衛 薩摩藩京都留守居役。
近衛忠房 近衛忠煕の子。
村岡 近衛家の老女。忠煕が正妻郁姫を失っているので、篤姫入輿の際のかりの母となる。
川上郷兵衛 御小納戸。虎寿丸の急死を近衛家に伝える。
お八重 斉彬の新しい側室。嫡子哲丸を生む。
有馬次郎右衛門 納戸奉行。天皇から下された宸翰と御製を拝受のため近衛家に遣わされる。
山内豊信(とよしげ) 斉彬が篤姫入輿を果たすため、水戸斉昭、伊達宗城、松平春嶽らとともに花見の宴に招かれる。
蜂須賀斉裕(なりひろ)同上。第十一代将軍家斉の二十二子で蜂須賀家を継ぐ。
水戸光圀 水戸家第二代藩主。大日本史を編纂。礼儀類典を著す。水戸斉昭は花見の宴で篤姫にこの礼儀類典を贈るという。
島津将曹 島津家三番家老。
亀岡 近衛家の老女。篤姫篤姫に公家の行儀作法を教育するため島津邸に入り、亀岡が篤姫に一生奉公することが決められる。
花乃井 近衛家の老女。篤姫篤姫に公家の行儀作法を教育するため島津邸に入る。
岩瀬 同上。
間部詮房(あきふさ) 第七代将軍家継を補佐。
新井白石 同上。
梅野井 将軍付の上臈年寄。
重野 幾島がおしがの方の監視を重野にさせる。表方近藤左近の娘。手裏剣の名手らしい。
慎徳院 家定の父、第十二代将軍家慶のこと。
その3「継嗣」に続く予定・・・
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